四国鉄道文化館探訪記・平成26年夏(その①)

8月の探訪記を今更・・・という説も多分にありますが、去る7月に“南館”がオープンし、四国の鉄道博物館の総本山的な位置づけ・・・というか、

四国にはここくらいしか鉄道博物館がない
(あとは、博物館とは異なりますが、“JR四国多度津工場”でしょうか・・・)

ともいいますが、ともかくもますます充実した“四国鉄道文化館”の探訪記をまとめておきます。

ちなみに、初訪問は昨年の年末(冗談でも何でもなく“年末”)でしたが、そのときには南館はありませんでした・・・。




伊予西条
“赤い青春18きっぷ”片手に、松山から京都まで普通列車と快速列車を延々と乗り継いで帰った8月のある日
降り立ったのは、“四国鉄道文化館”の最寄り駅となる伊予西条です。

北館
従来からある“北館”は、駅を出て右(東)に進むとすぐです。
このときは、“南館”→“北館”の順序で回っています。
なお、どちらの建物から回るのも自由、どちらか一方だけ見るのも自由です。

パンフレット
入館時に配布されるパンフレットはこちらです
(北館に隣接する“十河信二記念館”のパンフレットは、同館の入口で受け取ってきたものです)。

南館収蔵車両
前回の訪問時に受け取ったパンフレットからの最大の変更点は、南館の収蔵車両についての記述が増えて、充実したものになったことですね。

なお、入館料は、北・南館共通で“300円”
南館が開館しても値上げされることはなく、割と良心的な設定ではないかと思います。

跨線橋を渡って
駅構内を横断する跨線橋を渡って・・・

南館
留置線の広がる駅の南側に見えてきたのが、去る7月に開館したばかりの“南館”です。
こうして見ると、留置線と展示線がきちんとつながっていることがわかります
(展示車両のうち、キハ65とDE10は、この線路経由で多度津工場からここに移ってきました・・・)。

フリーゲージトレイン
また、屋外には先頃試験走行を終えた、フリーゲージトレイン試作車(第2次車)の先頭車が静態保存されています
(全3両編成でしたが、他2両は既に多度津工場で解体されています・・・)。

広場
跨線橋を降りた先は、広場として整備されています。
訪問日は天候が悪く、雨もポツポツ降っているような状況でしたが、晴れていれば石鎚山をはじめとして、四国山地の山々の偉容が拝めるのでしょう・・・。

ミニSLのレール
この広場、周囲にミニSL用のレールが張り巡らされています。運行日には子供たちの歓声が上がっているのでしょう
(なお、訪問日は平日につき、影も形もありませんでした・・・)。




フリーゲージトレイン
まずは、跨線橋を降りて(跨線橋の上からでも・・・)真っ先に目につく、フリーゲージトレインの試作車から眺めてみます。
新幹線区間を高速走行する必要もあることから、先頭は流線形になっています。

流線形
近づいてみました。
なかなかボリューム感のある形状です。

どこか愛嬌があります
最新鋭試験車(もっとも、すでに役目を終えており、だからこそこうして静態保存されることも可能になったのですが・・・)ですが、正面から見るとどこか愛嬌のある表情です。

台車は重厚です
台車。
新幹線と在来線双方の走行に対応すること、また、自動での軌間変更に対応するため複雑な機構を装備していることもあって、なかなかにメカメカしいです。

連結面
連結面は塞がれています・・・。

館内に続く
なお、運転席へ通じる階段が設置されていましたが、ふつうに施錠されており、車内は特定日のみの公開ということになっているものと思われます。

このフリーゲージトレインが乗っている線路は本線から切り離された独立の線路ですが、隣の引き込み線は伊予西条駅の留置線を介して、予讃線の本線にもつながっています。

引き込み線
逆方向を見たらこんな感じです。
南館の収蔵車両のうち、キハ65とDE10は、この引き込み線を通って、多度津工場からはるばる運ばれてきました
(もっとも、このフリーゲージトレイン試作車も、多度津工場からはるばる運ばれてきたことに変わりはないのですが・・・)。




さて、それでは南館の館内に入ることにします。

案内図
案内図です。
伊予西条駅の構内を挟んで、きれいに北と南に分かれています。
もともとは北館しかありませんでしたが、駅南側の再開発に合わせて、この南館が増設されたという事情です。

建物

建物
南館の建物。
北館と同様に、天然木をふんだんに使用した、暖かみのある建物です。
日本二大鉄道博物館(大宮の鉄道博物館と、名古屋のリニア・鉄道館・・・そのうち、京都にも鉄道博物館ができて“三大鉄道博物館”になる予定・・・)のような近代的な建物も、それはそれで悪くはありませんが、こうして木の温かみが感じられる建物も、それはそれで落ち着きます。

ただし、後述するように・・・

天井が極めて高いことが仇になって、空調がほとんどまともに効いていない

・・・という難点もありまして、訪問時は8月の蒸し暑い空気にやられて、事実汗だくになってしまいました・・・
(そして、昨年末に北館を訪れたときは“寒かった”・・・)。




チケット
建物入口の自動券売機で入館券を購入して、入口で入鋏を受けます。
前回の訪問時は、北館に隣接する「十河信二記念館」のカウンターで硬券状の入場券を購入する形でしたが、今回は自動券売機から出てくるペラペラの軟券・・・。
自動券売機を使うからにはしかたのないところもあるのかもしれませんが、この点は一歩後退です。

パネル展示
建物に入ると、四国の鉄道についてのパネル&模型の展示が迎えてくれます。

ジオラマ
反対側は四国の鉄道をモチーフにした(おそらくHOゲージによる)ジオラマです。

伊予西条駅
伊予西条駅。

北館
四国鉄道文化館・北館もご覧の通りの再現度です。

運転台
土日祝日等は、廃車になった車両から移設してきたと思われる運転台でこのジオラマの車両群を運転することもできるそうですが、訪問日は平日につき、自動運転オンリーでした。

有効利用
廃車になった車両から移設してきた・・・といえば、事務室(ジオラマの制御室?)の入口はご覧のありさまです。

象徴
また、入口のパンフレット置き場は、南館のC57と北館のDF50がモチーフになっていました。

体験コーナー
入口向かって左側の“キッズスペース”には、触って学べる仕掛け類もありました。

さて、パネル展示とジオラマを抜けると、車両展示場です。

「その②」へつづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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