うずしお19号

「マリンライナー41号」のつづきです・・・

高松
児島から約30分。
快速「マリンライナー41号」の2階グリーン席に揺られながら、高松に戻ってきました。
初日以来久しぶりの高松です。

櫛形ホーム
ここからは、特急「うずしお19号」に乗り換えて徳島を目指します。
高徳線の列車は、基本的には南側の1~3番乗り場から発着することが多いです。
短編成の列車が圧倒的多数を占めることもあって、1・2番乗り場はご覧の通り櫛形のレイアウトになっています。

ここ移動できたら便利なのですが・・・
高松駅は頭端式のホームとなっており、ホームには階段が一切ないのが特徴です。
もっとも、それゆえに通路は端(駅舎側)にしか存在せず、乗車する号車によっては大回りして歩かなければならない・・・ともいいます。
正直なところ、この規模の駅であればホームの西側(駅舎の反対側)に地下通路か跨線橋があってもよさそうなものですが、ありません・・・。

ならば、乗り上げ防止用に敷かれているこの砂利の山を通路代わりに使わせてもらえると便利なのですが・・・みんなして踏んでいくと崩れそうなので、「通行禁止」もやむなしでしょうか・・・。

うずしお号
ここから乗車する「うずしお19号」は、3番乗り場からの発車です。
平成10(1998)年の高徳線高速化工事を受けて大量に投入された2000系気動車の増備車こと、“N2000系”の2両編成です

徳島到着
德島方の1号車は幌つきです。
幌の有無で、だいぶ印象が変わりますね・・・。

N2000系
“N2000”の表記(だいぶかすれていますが・・・)。
今でこそ、「N○○○系」という系列表記は、東海道・山陽新幹線の“N700系”の専売特許であるかのように思われていますが、われらが四国の“N2000系”の方が登場は先になります
(N700系の運転開始は平成19(2007)年、試作車の登場が平成17(2005)年です)。

N2000系
基本的には高徳線特急「うずしお」号に充当されるため、うずしおのシンボルマークも掲出されています
(もっとも、運用の都合で土讃線や予讃線をウロウロしていることもありますが・・・)。

**********

車内
(画像は徳島到着後のもの)
さて、乗り換え時間もあまりありませんので、外観の観察もそこそこにして、車内に入ります。
2両モノクラス編成のため、普通車指定席(1号車の前4列)への乗車となります。
1号車は四国名物の“半室指定席”。
枕カバーが青色の席が指定席、白色の席は自由席です。

よく乗ってます
2両モノクラス編成の「うずしお」号の場合、指定席は1番席から4番席までの“16席”のみです。
わずか16席しかない指定席とあって、わりと乗っています。
もっとも、16席で辛うじて埋まる程度の指定席の需要しかない(自由席を含めた全体の需要としても、2両編成で間に合う)・・・というのが、高徳線特急の割と厳しい現状を示しているのかもしれません。
もっとも、短編成であることと引き換えに、1時間に1本程度運転されており、本数という意味での利便性は確保されているかと・・・。

16:12、定刻に高松を発車しました。
指定席は1番列を除いて満席(1番列が空いているのならば1番列を指定したところですが、あるいは「バースデイきっぱー」のドタキャンでしょうか・・・)、自由席も8割方埋まっています。
短編成であるがゆえに乗車率が高くなっているという側面もありそうですが・・・。

屋島
屋島に停車中。
『平家物語』で有名な屋島ですが、現在は陸続きになっているそうです。

乗車した「うずしお19号」は、うずしお号の中では比較的停車駅が少なく、高松~徳島間を1時間4分で走破する、どちらかといえば速い方の列車ですが、それでも途中停車駅は“7駅”を数えます(栗林、屋島、志度、三本松、引田、板野、勝瑞)。
高松→徳島間の営業距離が74.5kmですから、単純計算して9kmちょっとごとに停車していることになり、特急列車なのか快速列車なのかよくわからない・・・という状況です。
もっとも、予讃線や土讃線でも状況は似たようなものですので、

それが四国くおりちー

と言われれば、それまでですが・・・
(自由席特急料金が割安で、特急定期券も存在する四国においては、こまめに乗降客を拾う方が有利という経営判断なのでしょう。それはそれで一理あることは否定しません・・・)。

ちなみに、乗車していた1号車の後方(自由席区画)に家族連れがいたのですが、

そのマナーが極悪 (怒)!!


何がどう極悪かというと、子どもが走りまわること自体はしかたないにしても“ロクに止めない”
子どもが奇声を上げていても“ロクに止めない”

挙げ句の果てに、勝手に前方の指定席区画にやって来て、勝手に座っていやがる

(しかも奇声を上げている・・・人の席の近くで奇声あげるなやクソガキが!!!)

・・・まあ、検札にやって来た車掌氏につまみ出されていましたけどね・・・(笑)

変な客といえば、指定席区画にいた老人がごねていたのも印象的でした。
老人らしく(?)ジパング倶楽部(JRグループが提供する高齢者向け会員制割引サービス)の会員資格による「乗車券購入証」(年間上限20枚)を利用していたようですが、変更だか何だかで、購入証をもう1枚出せといわれたのが気に入らなかったようです(無駄に購入証を使いたくないというのもわからないでもありませんが・・・)。
気に入らないのは勝手ですが、そういうのは現場の車掌氏ではなく、旅客営業規則をきちんと備えた駅の窓口で確認してもらった方が、お互いにとって幸せだと思うんですけどね・・・
結局、人の席の前で5分以上押し問答していましたが、車掌氏も大変なことです(もっとも、この場合は変更に対応した駅の窓口の対応がまずかった可能性も排除はできません・・・)。

まあ、いろんな乗客がいます罠・・・
(自分自身が、クレーマーというか、めんどい乗客には“ならない”ようにありたいものです・・・)。

三本松
高松からちょうど30分(16:42)。
高松~徳島間のほぼ中間点に位置する三本松に到着しました。

よくわからないが植木
ホームには植木?
どうせなら三本の松でも植えていると、それっぽいのでは・・・などと適当なことを考えているうちに、発車です。

県境を越えて
三本松の次の停車駅となる引田を出ると、香川と徳島の県境にさしかかります。
全体としては平坦な高徳線ですが、この県境付近だけは大坂峠を越えるため山岳線の様相を呈します。
数字上は25‰勾配なのだそうですが、N2000系は大出力を生かして軽快に上っていき、難所という気はあまりしません・・・(原形機関のキハ40系あたりだと、全然事情が違ってくるのでしょうが・・・)。

板野
徳島県に入ると、最初の停車駅は板野です。
上りの「うずしお22号」(1日2往復しかない「岡山行きうずしお号」の1本)と交換です。

吉野川
吉野川を一気に渡ると・・・

徳島線合流
佐古の手前で徳島線が合流してきて・・・
17:16、定刻に徳島に到着しました。

「剣山9号」につづく・・・
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高徳線

私は高徳線沿線に住んでいるのですが、通学で特急券を買えば普通列車がないときでも帰れるというのはすごく便利です。
また、キハ40系の315Dで徳島まで乗ったことがありますが、讃岐相生を越えたあたりで徐行しているのかと思うほどスローな走りでしたよ。四国はエンジンを替えませんからね(笑)
あと、N⚪︎⚪︎系ってやつでは、N1500形っていうのもマイナーですが、ありますね。1500形とあまり違いがないんですけどね。

Re: 高徳線

断続的に垂れ流している「バースデイきっぷの旅」の記録ですが、この記事で高徳線関連はおしまいです(苦笑)。
四国では致し方ないところもあるとは思うのですが、「特急を使わないと通学や通勤がまともにできない」(普通列車の本数や所要時間という点で)線区が多いのは、個人的にはどうかと思わずにはいられません(都市部での有料特急での帰宅は、基本的には「快適に座って帰る」ことが目的であって、ただ帰るだけならば料金不要の列車で帰ること自体はできますので・・・)。もちろん、料金収入でもあげないと、規模の小さな四国においてJR線が成り立たない・・・という現実的な問題があることは理解できるのですが・・・。

また、私も昔、キハ40系充当の普通列車で大坂峠を越えたことがありますが、“あえぐような走り”という形容がピッタリくるような鈍足ぶりでした。仮に並行する道路があれば(大坂峠を越える高徳線には確かなかったとは思いますが)、自転車にさえ抜かれかねないのではないか・・・と。
スペック上は原形機関のキハ40の上り25‰勾配における均衡速度は「29km/h」と、昔何かの本で読んだことがありますが、TSEが登場した際のスペック表では同じ条件で均衡速度「95km/h」というのを読んで、“隔世の感”を感じたことはありました。
余談ついでですが、去る9月に播但線の生野越えをキハ41(キハ47の魔改造車、機関は確か換装されていたはず)で乗車してきたことがありましたが、機関を換装しても“あえぐような走り”に大して変わりはありませんでした(苦笑)。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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