予讃線海回り・普通913D(その②)

「予讃線海回り・普通913D(その①)」のつづきです・・・

停車中
松山を出て、伊予長浜回りで進むこと約2時間。
キハ185系3100番台充当の、一見すると特急にも見える「普通」913Dは八幡浜に到着しました。
ここでは実に24分の停車時間があるため、一旦降車して、トイレがてら(キハ185系3100番台は、種車の1000番台が「トイレなし車両」のため、見かけに反して全車にトイレがないのです・・・)駅構内をウロウロしてきました。

八幡浜
プレート。

味のあるホーム
松山以西の予讃線においては、間違いなくもっとも乗降客も多く、規模の大きな駅だと思いますが、駅構内の雰囲気は国鉄時代のそれを割とよく残していたりもします。

改札
改札口。
漁業で栄える街だけあって、吊り下げられた大漁旗が特徴的です。
また、7月以降土休日に予讃線を走る「伊予灘ものがたり」号のうち一往復は、この八幡浜で折り返すため、「伊予灘ものがたり」号の幟も用意されていました。

階段
1番乗り場は駅本屋に面していますが、2・3番乗り場に行くは跨線橋を渡らないといけません(この辺も、典型的な「国鉄時代の駅」の造りです)。
階段からしてこの存在感です。

跨線橋
なかなかにレトロな跨線橋です。
バリアフリーという概念は全くありませんけどね・・・。

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勾配を上る
26分の長時間停車を経て、列車は宇和島を目指してふたたび走り出しました。
八幡浜までは通学の高校生が割と乗っていましたが、彼らが一挙に降車すると、車内は松山を出た頃の閑散とした状態に逆戻りです(乗客が2両合わせて10人居るかどうかというレベル・・・)。
八幡浜を出ると山岳地帯に入り、連続上り勾配をのんびりと上っていきます。

段々畑
八幡浜市や宇和島市を中心とする、愛媛県南予地方は、柑橘類の一大産地としても知られています。
沿線にはところどころに段々畑が見受けられました。

平野部へ
勾配を上り終わると、ひとときの平坦部です。
宇和盆地にさしかかります。

卯之町到着
宇和盆地にはいくつかの駅が点在しますが、その中でも中心となる卯之町にさしかかりました(上り特急の「宇和海6号」と交換です)。

卯之町駅
9:01、列車は卯之町駅に到着しました。
先程交換した特急「宇和海6号」はさっさと発車していきましたが、今度は下り特急の「宇和海5号」を待避するため、13分の長時間停車です。
どうでもいいことですが、この913D、この卯之町(13分)を含めて、八幡浜(26分)、伊予大洲(7分)、伊予上灘(時刻表では読み取れませんが約9分)と、交換やら待避やらで長時間停車が続いており、松山→宇和島間の所要時間3時間41分のうち、停車時間を合計したら1時間を越えているのではないか・・・と、割と真剣に思ってしまいます。

構内
卯之町駅舎と構内。
西予市の中心駅ということもあってか、特急列車を含む全列車が停車します。

宇和海5号
わが913Dを追い越す特急「宇和海5号」がやって来ました。
アンパンマン列車が充当されていますが、この日は「ドキンちゃん号」仕様の2005号が先頭でした
(なお、913Dの先頭展望席が確保できなかった昨年は、八幡浜からこの「宇和海5号」のグリーン車に乗車しています)。

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宇和海
「宇和海5号」を先発させて、わが913Dも宇和島へ向けて発車です。
宇和盆地は標高だいたい200mくらいだそうですが、ここから最高33‰の連続勾配が続く法華津峠を下っていきます。
上り列車にとっては難所ですが、下り列車は淡々と下っていくだけです。

途中、一瞬だけ宇和海を眺めることができます(2000系と違って速度が遅いので、少しは余裕をもって眺めることができました・・・)。

ひたすら下り勾配
ひたすら下り勾配・・・。

立間駅
ほぼ勾配を下りきると、立間に到着です。

多い側線
現在では普通列車しか停車しない駅の割には、側線がたくさん残されています。

みかん列車の名残
種明かしはこちら。
このあたりは柑橘類の一大産地ですが、かつて(JR時代の初頭まで)は「みかん」の貨物輸送が、立間駅を拠点として実施されていました。
この駅からの貨物輸送が終焉を迎えて久しいのですが、貨物取扱設備の名残や側線は、今もなお残されている・・・というわけです
(子供の頃に、DE10が重連で牽引していた(予讃線としては)長編成の「みかん列車」をよく見にいっていたものです・・・)。

吉田湾
立間の次の伊予吉田を出ると、吉田湾が車窓を彩ります。

高速道路
松山自動車道の高架が見えてくると、高光に停車です。
この次が、予土線との合流点となる北宇和島となります。
できれば終点の宇和島まで乗り通したかったところですが、予土線への接続の関係上、北宇和島で降車して乗り換えです・・・。

「キハ185系3100番台」につづく・・・
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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