浜坂から鳥取へ

先日、鳥取砂丘を訪れてきました
行きについては、昼間から夕方にかけてお仕事(苦笑)をしてから、本来は東へ向けて京都へと戻るところ、逆方向の西へ向けて鳥取を目指して普通列車を乗り継いでいく・・・という、常人からすると多分理解してもらえない変則行程をたどっております。

途中、浜坂駅で少し時間が空いたので、駅周辺をウロウロとしていたのですが、乗継列車の発車時間が近づいてきたので駅に戻ります。

鳥取行き快速
・・・ということで、浜坂駅の1番乗り場に到着したのは、当駅止まりとなる、鳥取からやって来た普通546D(キハ47の2連)です(補修の跡が割と痛々しいですね・・・)。
てっきり、夜8時台ということもあって単行のキハ121でもやってくるのかと思いきや、意外にもキハ47の2連がやって来ました(鳥取口での帰宅客や高校生に対する対応なのでしょうかね・・・)。

この列車の折り返しとなる、快速1547D(浜坂20:37発)に乗車して、鳥取を目指します。

快速
なお、方向幕でも「快速」であることをアピールしていますが、実際には途中の居組駅ただ一駅を通過するだけなので、普通列車として運転しても何ら問題のなさそうなレベルだったりもします(一駅とはいえ「通過駅がある」ことをアピールするための快速列車なのでしょう・・・)。

セミクロス
鳥取鉄道部のキハ47形の車内です。
ワンマン改造と冷房改造を受けて、体質改善工事も実施されているものの、113系電車や115系電車といったところの体質改善工事施工車と異なり、セミクロスシートの原形を割と残しています

ここでも、

The・国鉄

駅といい、車両といい、ノスタルジー満載です(そんなことをのたまっているのは鉄ヲタくらいのもので、一般利用者からすれば「はよ新車にせい」となるのかもしれませんが・・・)。

ステップ
国鉄形気動車といえば“ステップ”。
地方線区のホーム高さは低いままであることが多いための設備ですが、バリアフリーには完全に逆行しています。
整理券発行機が取り付けられているのは、ワンマン化のゆえですね・・・。

運賃表
ワンマン化といえば、運転室の後には運賃表。

トイレ
バリアフリーに逆行といえば、トイレも国鉄時代のままです(さすがに垂れ流しではなくなっているのでしょうが・・・)。

トイレ
トイレの傍らにはゴミ箱。
帰宅の高校生が何だかんだと捨てていったからか、割といっぱいでした。

貫通路
貫通路。
国鉄形の無骨っぽさがたまりません・・・(←ビョーキです)。

優先席
JR西日本らしく、優先席には専用のモケットが用いられています。

冷房装置
キハ47をはじめとして、キハ40系列が国鉄晩年に新製された際には非冷房車として新製されましたが、さすがに現在では、JR西日本に所属するキハ40系列の全車が冷房化されています(これは四国、九州、東海といったところでも同様です)。
冷房改造に際しては、機関直結式ではただでさえ走行性能が終わっているキハ40系列がさらに大変なことになるため、専用のサブエンジンを搭載しています。

また、大柄で重厚な車体の割には馬力がない・・・ということで、西日本では機関換装が進んでいるのも特徴です(他方、わが四国では原形機関で今日も鈍足走行しています(苦笑))。
もっとも、機関を換装してもやはり図体がでかくて重いがゆえに、大して走行性能が向上したような気もしないのですが・・・(苦笑)。

ボックスシート
乗車する列車では、浜坂から鳥取まではちょうど“45分”の行程となります。
割と長時間の乗車となるのでクロスシートを確保しなくてはね・・・などと意気込む必要もなく・・・

浜坂駅発車時点では堂々の“貸切”
(2両編成にいる乗客は、後方の2両目に居座っている私だけ・・・)

駅周辺をウロウロしていた時に、ホント人気がないよな・・・とは思っていましたが、まさかの貸切かよ・・・。
おかげで、どこでも座りたい放題です(ちなみに、同じような時間に出る豊岡行き普通列車(上りの最終列車)には、3人ほど乗り込んでいたようです・・・大丈夫か山陰本線??)。

人がいないのをいいことに・・・

網棚
座席に上って(もちろん靴は脱いでいますよ)網棚を撮ってみたり・・・

車内
無人の車内を見下ろしてみたり・・・

服かけ
服掛けを撮ってみたり・・・

無駄にキハ47の車内画像を集めることができました
(何しに乗っているのだろう?)。

もっとも、貸切だったのは途中の岩美駅までで、岩美駅からはえらく帰りの遅い高校生が3人ばかり乗ってきて、車内ではしゃいでいましたが、ワンマン列車のお約束として、無人駅(夜間のみ無人駅となる駅も含む)では先頭車両の扉しか開かないため、先頭車両に彼らがいるのであれば、

貫通路の仕切扉を閉めてくれば貸切状態を悠々維持することが可能

・・・と、なります。

それにしても、どう考えてもこの需要に対してキハ47の2連は過剰で、キハ121の単行運転が落としどころなのではないかとも思うのですが、車両性能の高いキハ121(と、キハ126)は、高速化対応工事を終えている鳥取以西に優先的にまわしているのでしょう・・・。

鳥取到着
結局、浜坂から乗ってきた私と、岩美から乗ってきた高校生グループを除いて乗客が増えることはなく、21:22、定刻に鳥取駅に到着しました。

鳥取
駅名標。

高架駅
これで3回目の訪問ですが(過去2回は乗継ぎのための通過点だったため、きちんと改札をくぐって降りるのは今回が初めてです・・・)、いつ見ても

都市の規模に見合わない大規模高架駅(←失礼)

と、思わずにはいられません。

堂々たるホームを見ていると、我が地元の松山駅なんて足もとに及ばないのもいいところですよ・・・(苦笑)。

ここは岡山駅か
到着したのは3番乗り場ですが、ホームの柱にはライトブルーの帯。
この帯色だけ見ると、岡山駅の瀬戸大橋線ホーム(5番、8番乗り場)や、JR四国の高架駅を思い起こさせるところですが、ここは鳥取駅です。

傘
エスカレーターを降りると、巨大な傘が鎮座していました。
祭りで使われる「しゃんしゃん傘」というらしいです。

ジオパーク
別のところには、臨時快速「ジオライナー」号のご案内。
鳥取砂丘に限らず、山陰地方には見るべき“地形”が多々点在していますが、それらを一括して「山陰海岸ジオパーク」として売り出しています。
そのジオパーク間の移動・アクセス用に、土日祝日に限って運行されているようですが、こういう直通列車がもっと増えると便利だと思うのが半分、(18きっぷシーズンでもない)平日の夜の閑散たる状況を目の当たりにさせられると、やっぱり増発は難しいと思うのが半分・・・複雑です。
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No title

以前は、181系3連による快速運用が多数ありましたね。
それを利用すれば八鹿から出雲市まで2回の乗り継ぎで済み、しかもほとんどの区間リクライニングシートの恩恵も受けられるものでした。
あえて難点挙げれば、停車時間が短いため飲食の供給が難しいことでしょうかw

キハ181系

ねるねるさん、コメントありがとうございます。
確かに、昭和末期~平成初期には、キハ181系の間合い運用の快速が、山陰本線ではチラホラと見受けられていたものでした。
時刻表や鉄道雑誌で眺めては、「うらやましい」と思っていたものです
(キハ181系のもうひとつの拠点であった四国では、キハ181系は“特急専用”で、間合いの快速やライナー列車に入ることがついぞなかったので、なおのこと)。

そういえば、「おき」号がキハ181系で運用されていた最晩年に、18きっぷで山陰地方をフラフラしていたときに、倉吉→鳥取間だけ、キハ181系に揺られたことがありました。
キハ180形のトイレが“垂れ流し”であった--すでに21世紀になろうかという時期にして--ことが、カルチャーショックとして未だに記憶に残っています(四国のグループは、リクライニングシートへのアコモ改善と軌を一にして循環式にすべて交換されていたので、なおのこと・・・)。
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キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
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