奈半利駅~ごめん・なはり線快速5837D

「高知東部交通バス」のつづきです・・・

奈半利駅到着
甲浦駅から高知東部交通バスに揺られること約2時間。
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の終点となる奈半利駅に到着しました。

バス停は地上ですが・・・

階段上がって
割と長い階段を上がって
(もちろん、エレベーターもあるのですが・・・)、

改札口
改札口は高架の上です。
ここからは、ごめん・なはり線の快速5837Dに乗車して、高知駅を目指します。
ちなみに、この奈半利駅、何気に有人駅です(昼間のみの有人駅かもしれませんが、そのあたりは確認していません・・・)。
もっとも、土佐くろしお鉄道線についても全線有効の「バースデイきっぷ」さまさま。
サッと提示すれば、そのまま改札を通過です。

ちなみに、本来は室戸岬で下車観光を予定していたため、予定では約1時間後の快速5839Dに乗車することになっていたのですが、奈半利駅で長時間待つよりは、高知駅の方が時間の過ごしようはあるだろう・・・ということで、ここは予定よりも1本早い列車に乗車することにします。

奈半利駅
駅名標。
終着駅です。
駅名標の下には、かの“やなせたかし”氏がデザインした駅キャラクター「なはりこ」ちゃんが描かれていますが、切れてしまいました・・・orz。

途切れた線路
途切れた線路。
かつての計画(阿佐線。ちなみに、「ごめん・なはり線」は愛称で、正式名称としては今もなお「阿佐線」だったりもします・・・正式名称、全然使われていませんけれどもね・・・(苦笑))ではさらに南へ延び、室戸を通って甲浦につながるはずだったのですが、沿線人口の少なさと、高知東部バスの現状を見るにつけ、鉄道線がこれ以上延びることはやはりなさそうです。
もっとも、東側の阿佐海岸鉄道に比べれば、人口密度の高い地域を通るだけあって、昼間でも割と(あくまでも、東側と比べれば“割と”ですが・・・)乗客はいました。

**********

1000形
さて、そうこうするうちに高知からJR土讃線~土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線を走破してきた、普通5870Dがやってきました。
なぜかJR四国の1000形気動車です
まあ、西側の中村・宿毛線と異なり、ごめん・なはり線には普通・快速列車についてもJR車両の乗り入れがあること自体は把握していましたが、ここで当たりましたか・・・。
身も蓋もないですけれども、土佐くろしお鉄道の9640形の方が転換クロスシート主体のセミクロス車でで車両レベルが高いだけあって(昨年当たった「手のひらを太陽に号」であるオールロングシート車は別)、微妙にハズレ気分です・・・。

・・・ともあれ、この1000形がそのまま折り返して、快速5837Dとなります。
ちなみに、土佐くろしお鉄道線にこうしてJR車両が乗り入れてくるのは、ひとえに「車両使用料の調整」という事情によります(土佐くろしお鉄道の9640形はJR土讃線にどんどん乗り入れるため、JR四国の1000形も土佐くろしお鉄道線を走らせることで、車両使用料を相殺する・・・というわけですね)。

運転士氏が移動して、折り返し準備が整うと、ドアが開きます。
いざ車内へ。

変則セミクロス
クロスシート(ボックスシート)とロングシートの千鳥配置です。
まあ、四国ではおなじみの光景です。

ボックス

クロス
ボックスシート。
德島エリアの1200形改番車は、シートカバーが取り付けられていましたが、こちら高知の未改番の1000形は、登場時以来そのままにシートカバーはありません。同じ会社ですが、ところ変われば何とやら・・・ですね。

それはともかくとしても、やはり割と長時間の乗車(奈半利から高知まで乗り通すと1時間18分の旅となります)であれば、ボックスシートであっても前を向いて座ることのできるクロスシートの方がありがたいですね・・・

ロング
ロングシートは長いです。
バケットタイプではなく、着席の目安は表示されていますが、どこまで守られているのやら・・・。

トイレ
1000形は登場時にはトイレがありませんでしたが、現在では(1200形に改番されたグループを含めて)おそらく全車がトイレ付に改造されていたはずです。
最初からトイレを装備して新製された1500形ほどではありませんが、それなりに広いトイレです(一応バリアフリーにも対応)。

トイレ
後付けで改造されたことを示すのが、トイレに相当する部分の“塞がれた窓”ですね。
ちなみに、トイレはボックスシートを撤去して設置されているため、それを補うため・・・ではもちろんなく、トイレに入る乗客と目線が合わないように、トイレ横のロングシートは1人掛けのクロスシートに改造され、ちょっとした展望席になっています。

せっかくなので、この展望席に居座って、高知に向かうことにします。

展望
前面展望は割と良好です。

**********

14:01、定刻に奈半利駅を発車です。
この段階では、車内は10人ほどの乗客です。

鉄橋
奈半利駅を発車すると、早速鉄橋で奈半利川を渡ります。
JR車両ですが、当然土佐くろしお鉄道の運転士氏が運転しています。
えらくラフな恰好(青いポロシャツ)・・・と思ったら、昨年に中村線がJR四国から土佐くろしお鉄道に移管されて25周年に当たることを記念して制作された記念ポロシャツを着用されていたようです。
夏らしくてよろしいのではないでしょうか・・・って、外は未だ雨模様。湿度はアホみたいに高いのですけれどもね・・・。

線形は良い
21世紀になって開業した路線(ごめん・なはり線は平成14(2002)年の開業)ですので、踏切は基本的になく、全線に渡って線形は良好です。
一直線に伸びている線路というのも壮観なものです。
大して飛ばしてはいませんが・・・。

「快速列車」とはいうものの、列車密度が比較的低い途中の安芸駅までは、各駅に停まります。

安芸
車両基地が見えてくると、安芸駅です。

安芸駅
駅名標。
ごめん・なはり線では、“全駅”に、やなせたかし氏の手によるキャラクターが設定されていますが(1駅2駅ならばともかく、「全駅」というのは徹底しています)、このように駅名標の下にはキャラクターのプレートが設置されています(全駅に!)。

拠点となる駅だけあって、この駅での乗降はやはり多いです。
特に、乗車は多く、ほぼ座席が埋まる程度の混雑になりました。
建前上はワンマン列車ですが、乗客が増えることもあって、乗客対応に当たるため、安芸駅から後免駅までは女性の客室乗務員が乗務していました
(これは昨年乗車した別時間帯の快速列車でも同様でしたので、時間帯にもよるかとは思いますが、快速列車のお約束なのだと思われます・・・)。

高架一直線
安芸駅を発車しても、列車は線形のよい高架や築堤上を疾走です。
安芸~後免間は快速運転となりますが、単行の気動車が駅を通過していくというのは痛快なものですね・・・。

太平洋
昨年の乗車時にはオールロングシート車両で、太平洋に背中を向けて乗車していたのでほぼ気づかなかったのですが、こうして見ると安芸以北も割と太平洋に沿って走るのですね。
基本的に高架線であるだけあって、高いところから太平洋のパノラマを眺めつつ、高速で疾走していくというのもそれはそれでいいものです
これで雨模様でなければもっとよかったのですが・・・
(ぜひ、晴れた日にオープンデッキカーこと「しんたろう」「やたろう」号で乗車したい区間です・・・)。

オープンデッキ車両
和食駅にて、そのオープンデッキカーが充当されている「やたろう2号」と交換です。
もっとも、この雨模様ではあまりオープンデッキにはいたくないところですが・・・。

鉄橋
(たぶん)夜須川を渡り、夜須駅に進入していきます。
基本的には、交換可能な駅に停車し、交換不可能なホーム1面1線の駅は華麗に通過していく・・・のが、ごめん・なはり線における快速列車です(球場前駅や後免町駅のように、1面1線でも快速列車が停車する駅もありますが・・・)。

交換
のいち駅では快速5838Dと交換。
ここまで来ると、後免駅はわりとすぐそこです(途中、後免町駅にも停車しますが・・・)。

後免駅
高架を降りると、後免駅に進入していきます。
ここから先は、JR四国の運転士氏に交替して、JR土讃線に乗り入れて高知駅を目指します。

土讃線
高知平野を突っ走るだけあって、このあたりの土讃線は線形には割と恵まれています。
・・・が、土讃線に入ると各駅停車に戻るため、せっかくの1000形も性能をややもてあまし気味です
(駅間も割と短いので、ねぇ・・・。2000系のような胸の空くような走りっぷり・・・は、期待する方が間違いでしょう・・・)。

高知運転所
高知駅高架化にともない移設された高知運転所の傍らを通過。

雨模様
高知駅の1駅手前の薊野(あぞうの)駅にて、少し長い停車。
外は相変わらずの雨模様です。

南風号と交換
前日お世話になった特急「南風20号」が、猛スピードで駆け抜けていきました・・・。

薊野駅を出ると、高知駅はすぐそこです・・・。

運賃表
運賃表もすべて埋まりました。

高知到着
かくして、奈半利駅から1時間18分。
定刻の15:19に高知駅に到着しました。

到着したのはいいのですが、次に乗り継ぐのは特急「南風13号」です。
そりゃ、本来は室戸岬で下車観光して、ごめん・なはり線の1本遅い快速列車に乗車する予定だったのですから、下車観光しなければ予定よりも早く着いてしまうのも当然のことです・・・。
高知15:43発の特急「あしずり5号」にも時間的には乗車可能でしたが、すでに「南風13号」のグリーン券を所持していますし、あしずり5号はモノクラスです・・・。

ということで、高知で時間調整して、ここから予定通り「南風13号」に乗車することにします。
南風号の発車まで1時間半ほど時間が空きますので、一旦途中下車して、少し遅いですが昼食でもとりにいくことにしました

「高知市内--がっかり橋リターンズ&土電1001号--」につづく・・・
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

初めまして

初めまして。今年バースデイきっぷで四国に行こうと思っておりますので、参考にしたいと思い拝見いたしました。
一点気になる点があるのですが、当日旅行されたときの天気が雨模様とのことですが、写真では雨が降っているように思われます。雨模様とは、今にも雨が降りそうな天気(=未だ雨が降っていない状態)という意味の言葉ですが、実際はどちらだったのでしょうか。

「雨模様」の使い方

きゃのんさん、コメントありがとうございます。
“バースデイきっぷの旅”を検討されているようで、しかもこんな駄ブログをご参考にしていただけるとは、恐縮するばかりです。

なお、ご覧くださいましたページは、2年前に室戸岬に出かけようとして、あえなく断念した際のものですが、天候としては、室戸岬の前後では「土砂降り」でした(時間雨量30mmですから、そう形容しておいてよいでしょう)。
他方で、甲浦駅や奈半利駅では、小雨模様といったところでした。

また、「雨模様」の使い方についてですが、私としては何も考えずに「雨天」の意味で使っていました。
改めて手元の電子辞書(『デジタル大辞泉』)を調べてみたところ、ご指摘の通り「雨の降りそうな空の様子(=今の段階では降っていない)」が“原義”のようですね。
そこから意味が拡大されて、「雨が降っているらしい様子」→「現に雨が降っている」といった意味でも、近年では使われるとなっていました。私は無意識のうちに、近年的な意味(本来は誤用であったものが、いつの間にか定着した)で使っていたようです。ご指摘に御礼申し上げます。

なお、室戸岬は基本的に雨を遮るところがありませんので(国道のそばに、「休憩所」はありますが、コインロッカーはないため、荷物を長時間放置することも躊躇されます・・・)、傘をさすことができるような状態でなければ、雨天での下車観光は難しいと思われます(私のように無駄に荷物が多い場合は、轟沈か・・・)。
最近は岬の北6kmほどのところに、「室戸世界ジオパークセンター」という博物館ができましたので、雨天時は博物館を眺めるのも、ひとつの考え方かもしれません(路線バスも乗り入れますので、公共交通機関でも一応アクセスはできます(本数はあまりありませんが・・・))。
プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ