むろと1号
(「徳島の朝」のつづきです・・・)
さて、朝9時半を回った徳島駅に戻ってきました。
これから乗車するのは・・・

牟岐線を走る特急「むろと1号」です。
2日目は徳島を出発して四国を半周ちょっとして、室戸岬・高知・予土線を経由して地元である松山に戻ります。

発車の10分ほど前に、改札口直結の2番乗り場にキハ185系の2連が回送されてきました。

ヘッドマークは、室戸岬灯台をイメージしているようです。
ちなみに、この日は室戸岬で1時間ほどの”下車観光”を予定していました(・・・もっとも、雨にたたられて断念せざるを得ない羽目に陥るのですが、その辺については後述します)。

前日に乗車した「ホームエクスプレス阿南」号とは異なり、0番台(トイレ付)と1000番台(トイレなし)の正調2連です。

「むろと」号には、牟岐線の終点である海部駅まで直通する列車もあるのですが、この「1号」は牟岐止まりです・・・。
**********
1号車の車内に入ります。

白い手すりと、ちょっと違ったシート・・・。

本来はキハ185形にはないはずの、フットレストとセンターアームレストがありました。
前日の「ホームエクスプレス阿南」号に引き続き、1号車は8000系の普通車座席(リニューアル工事の発生品)を移植した、2両しか存在しない3000番台の原番号復元車に当たりました。

もっとも、前日の「キハ185-9」ではなく、今回は「キハ185-13」(3000番台時代は「キハ185-3013」)です。
何気に違う車両でした・・・
(これで原番号復元車を2両とも制覇です・・・何の意味があるのかはわかりませんが・・・)。

1号車は、毎度おなじみ“半室指定席”です。
前日の「ホームエクスプレス阿南」号と同様、先頭展望席こと、「15-A」席をおさえておきました
(もっとも、後述するようにこのときは大変残念なことになったのですが・・・)。

通路とか床。
この飾りっ気などさらさらない殺風景さが、国鉄くおりちーです。

1~2号車間のデッキを通り抜けて・・・(これは、1号車のデッキから1号車の客室を望んでいるアングルですが・・・)

2号車はR-55系列のシートです。
フットレストもセンターアームレストもありません。
だいぶくたびれています・・・。
ちなみに、2号車には「キハ185-1014」が入っていました。
**********
さて、前述のように、「バースデイきっぷ」の指定券類の発券を受ける段階で、先頭展望席こと「15-A」席は空いていましたので、この席をおさえておいたのですが・・・。

保線要員の方が全区間添乗されたため、前面展望という意味では大変残念なことに・・・
(もちろん、鉄路の安全を守るためには必要不可欠であることは理解できるのですが、何もこのタイミング・この列車でなくても・・・orz)。
ともあれ、安全の確保には勝てませんので、保線要員の方の合間から展望しながら、一路牟岐駅を目指します・・・。
定刻の9:51に徳島駅を発車。
前日の夕方に通った道のりをしばらく進みます。

「文化の森」駅を通過。
JR化後に新設された駅です。

徳島駅を出た段階では曇り模様だったのですが、いつしか外は雨に・・・。
こんなので室戸岬下車観光は大丈夫なのか・・・(結局は、「全然大丈夫ではなかった」となるのですが・・・orz)。

徳島駅から26分で、阿南駅に到着です。
ここから先は、前日には乗車していない区間となります。
ところで、この牟岐線。
地図上は太平洋に沿って進んでいるようにも見えるのですが、実際には・・・

田園地帯と、

うっそうと茂る木々が、入れ替わり立ち替わりだったりもします・・・。

数少ない例外が、臨時駅である「田井ノ浜」駅の周辺です。
ちなみに、夏休み期間中には、この「むろと1号」をはじめとして、何本かの列車が臨時停車しています。

・・・ということで、田井ノ浜駅に停車中。
確かに、
海水浴場に直結!!
・・・という、ステキロケーションですね。
もっとも、乗車日のように雨模様とあっては、降車していく客もいないというものです・・・。

しばらく走ると、車窓右手(西側)に、薬王寺が見えてきました。
最寄り駅となる日和佐駅に停車です。

ちなみに、この日和佐駅まで、指定席区画では外国人の家族連れがわいのわいの騒いでいて(ちなみに、私以外の指定席の住人はこの家族連れだけでした)、前面展望が絶望的な件と合わせて割とガックリきていたのですが、ここで降りていきました・・・。
徳島駅の段階でも3割程度の入りでしたが(自由席含む)、日和佐まで来ると閑散としたものです・・・
(牟岐線に特急列車の設定が少ないのも、当然といえば当然なのかもしれませんね・・・)。

もっとも、日和佐駅を出ると、次は終点の牟岐駅なのですが・・・orz。
木々の合間をラストスパートです・・・
(“スパート”というほど、速度なんて出ていませんでしたけれどもね・・・)。

かくして、定刻通り11時ちょうど(時刻表上は10:59着ですが、田井ノ浜駅臨時停車時には11時ちょうどの到着に変更となります)に、終点の牟岐駅に到着しました。
ここからは、隣の乗り場に待機している普通列車の海部行に乗り継ぎます。
(「牟岐線普通4537D~阿佐海岸鉄道普通5549D」につづく・・・)
さて、朝9時半を回った徳島駅に戻ってきました。
これから乗車するのは・・・

牟岐線を走る特急「むろと1号」です。
2日目は徳島を出発して四国を半周ちょっとして、室戸岬・高知・予土線を経由して地元である松山に戻ります。

発車の10分ほど前に、改札口直結の2番乗り場にキハ185系の2連が回送されてきました。

ヘッドマークは、室戸岬灯台をイメージしているようです。
ちなみに、この日は室戸岬で1時間ほどの”下車観光”を予定していました(・・・もっとも、雨にたたられて断念せざるを得ない羽目に陥るのですが、その辺については後述します)。

前日に乗車した「ホームエクスプレス阿南」号とは異なり、0番台(トイレ付)と1000番台(トイレなし)の正調2連です。

「むろと」号には、牟岐線の終点である海部駅まで直通する列車もあるのですが、この「1号」は牟岐止まりです・・・。
**********
1号車の車内に入ります。

白い手すりと、ちょっと違ったシート・・・。

本来はキハ185形にはないはずの、フットレストとセンターアームレストがありました。
前日の「ホームエクスプレス阿南」号に引き続き、1号車は8000系の普通車座席(リニューアル工事の発生品)を移植した、2両しか存在しない3000番台の原番号復元車に当たりました。

もっとも、前日の「キハ185-9」ではなく、今回は「キハ185-13」(3000番台時代は「キハ185-3013」)です。
何気に違う車両でした・・・
(これで原番号復元車を2両とも制覇です・・・何の意味があるのかはわかりませんが・・・)。

1号車は、毎度おなじみ“半室指定席”です。
前日の「ホームエクスプレス阿南」号と同様、先頭展望席こと、「15-A」席をおさえておきました
(もっとも、後述するようにこのときは大変残念なことになったのですが・・・)。

通路とか床。
この飾りっ気などさらさらない殺風景さが、国鉄くおりちーです。

1~2号車間のデッキを通り抜けて・・・(これは、1号車のデッキから1号車の客室を望んでいるアングルですが・・・)

2号車はR-55系列のシートです。
フットレストもセンターアームレストもありません。
だいぶくたびれています・・・。
ちなみに、2号車には「キハ185-1014」が入っていました。
**********
さて、前述のように、「バースデイきっぷ」の指定券類の発券を受ける段階で、先頭展望席こと「15-A」席は空いていましたので、この席をおさえておいたのですが・・・。

保線要員の方が全区間添乗されたため、前面展望という意味では大変残念なことに・・・
(もちろん、鉄路の安全を守るためには必要不可欠であることは理解できるのですが、何もこのタイミング・この列車でなくても・・・orz)。
ともあれ、安全の確保には勝てませんので、保線要員の方の合間から展望しながら、一路牟岐駅を目指します・・・。
定刻の9:51に徳島駅を発車。
前日の夕方に通った道のりをしばらく進みます。

「文化の森」駅を通過。
JR化後に新設された駅です。

徳島駅を出た段階では曇り模様だったのですが、いつしか外は雨に・・・。
こんなので室戸岬下車観光は大丈夫なのか・・・(結局は、「全然大丈夫ではなかった」となるのですが・・・orz)。

徳島駅から26分で、阿南駅に到着です。
ここから先は、前日には乗車していない区間となります。
ところで、この牟岐線。
地図上は太平洋に沿って進んでいるようにも見えるのですが、実際には・・・

田園地帯と、

うっそうと茂る木々が、入れ替わり立ち替わりだったりもします・・・。

数少ない例外が、臨時駅である「田井ノ浜」駅の周辺です。
ちなみに、夏休み期間中には、この「むろと1号」をはじめとして、何本かの列車が臨時停車しています。

・・・ということで、田井ノ浜駅に停車中。
確かに、
海水浴場に直結!!
・・・という、ステキロケーションですね。
もっとも、乗車日のように雨模様とあっては、降車していく客もいないというものです・・・。

しばらく走ると、車窓右手(西側)に、薬王寺が見えてきました。
最寄り駅となる日和佐駅に停車です。

ちなみに、この日和佐駅まで、指定席区画では外国人の家族連れがわいのわいの騒いでいて(ちなみに、私以外の指定席の住人はこの家族連れだけでした)、前面展望が絶望的な件と合わせて割とガックリきていたのですが、ここで降りていきました・・・。
徳島駅の段階でも3割程度の入りでしたが(自由席含む)、日和佐まで来ると閑散としたものです・・・
(牟岐線に特急列車の設定が少ないのも、当然といえば当然なのかもしれませんね・・・)。

もっとも、日和佐駅を出ると、次は終点の牟岐駅なのですが・・・orz。
木々の合間をラストスパートです・・・
(“スパート”というほど、速度なんて出ていませんでしたけれどもね・・・)。

かくして、定刻通り11時ちょうど(時刻表上は10:59着ですが、田井ノ浜駅臨時停車時には11時ちょうどの到着に変更となります)に、終点の牟岐駅に到着しました。
ここからは、隣の乗り場に待機している普通列車の海部行に乗り継ぎます。
(「牟岐線普通4537D~阿佐海岸鉄道普通5549D」につづく・・・)
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キハ185系
高徳線で何回も乗ったんですが、8000系の転用の座席の方が確実に快適だと思います。個人的に空いているときはセンターアームレフトがあると非常に楽なので。
展望が楽しめなかったのは非常に残念でしたね。もっとも、他社の車両は乗務員室との間に窓がないのが多いので、あるだけいいですね。
展望が楽しめなかったのは非常に残念でしたね。もっとも、他社の車両は乗務員室との間に窓がないのが多いので、あるだけいいですね。
Re: キハ185系
今回もご覧になっていただきありがとうございます。
キハ185系のR-55系列の座席も、決して「特急失格」・・・というわけではないのですが、四国では2000系や8000系の普通車座席が、普通車としてはかなりレベルの高い座席(適度な硬さと掛け心地)だと思いますので、それと比べられると・・・まあ分は悪いでしょうね
(ただし8000系のリニューアル指定席(全く普及していない愛称「S-Seat」)・・・体重を受け止める気もないスカスカの詰め物なオマエはダメだ)。
また、何だかんだ言ってもJR四国の特急車両は展望性に配慮された車両が多いのは、乗車していて楽しみなところです(最前列が確保できれば・・・ですけれども)。
今年は何度か京阪神と山陰地区を結ぶ特急列車に乗車しているのですが、国鉄世代の381系電車はもとより、JR世代の287系電車も、キハ189系気動車も、運転室と客室の間は「壁」でして、それから考えると四国は恵まれていると、思うことしきりでした(そうして「前面展望」を期待するからこそ、ガックリ度も高くなるのですけれどもね・・・)。
キハ185系のR-55系列の座席も、決して「特急失格」・・・というわけではないのですが、四国では2000系や8000系の普通車座席が、普通車としてはかなりレベルの高い座席(適度な硬さと掛け心地)だと思いますので、それと比べられると・・・まあ分は悪いでしょうね
(ただし8000系のリニューアル指定席(全く普及していない愛称「S-Seat」)・・・体重を受け止める気もないスカスカの詰め物なオマエはダメだ)。
また、何だかんだ言ってもJR四国の特急車両は展望性に配慮された車両が多いのは、乗車していて楽しみなところです(最前列が確保できれば・・・ですけれども)。
今年は何度か京阪神と山陰地区を結ぶ特急列車に乗車しているのですが、国鉄世代の381系電車はもとより、JR世代の287系電車も、キハ189系気動車も、運転室と客室の間は「壁」でして、それから考えると四国は恵まれていると、思うことしきりでした(そうして「前面展望」を期待するからこそ、ガックリ度も高くなるのですけれどもね・・・)。