剣山10号・行程編

「剣山10号・ゆうゆうアンパンマンカー」のつづきです・・・

充実のシートピッチ
車内外の観察を終えて、「ゆうゆうアンパンマンカー」の車内に戻りました。
定刻の16:37に、「剣山10号」は阿波池田駅を発車しました。
これから1時間ちょっと、かつてのキロハ186のグリーン室を偲ばせる、ゆうゆうアンパンマンカーの座席に身をゆだねて、徳島を目指すことにします(「偲ばせる」・・・というか、座席はモケットこそ変われどグリーン車時代のものであることもまた、確かなんですけどね・・・)。

客室へ
それにしても、デッキと座席ルームを仕切る自動扉からして、これだよ・・・
(そういうコンセプトの車両だといわれれば、それまでですが・・・)。

ちなみに、プレイルームは言うに及ばず、座席ルームも独り身のオッサンが居座るにはそれなりのプレッシャーを感じさせる「ゆうゆうアンパンマンカー」ですが、画像にはあらわれない精神攻撃(?)もありまして・・・

車内のスピーカーから車両全体に大音響で流されるアンパンマンソング
(しかもエンドレス!!・・・さすがに車内放送があるときだけは中断ですが・・・)

・・・お子様は大喜びかもしれませんが、私のような中年が乗っている場合、洗脳か何かをされてしまいそうです・・・(笑)。

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田園地帯
さて、徳島線は基本的に吉野川に沿って進む、平坦な路線です。
徳島線自体の延長としては「67.5km」(佃~佐古間)となりますが、この距離にして、“トンネルがわずか1つしかない”ことが、平坦な線形を典型的に物語っています。

吉野川
途中、北側の車窓には、吉野川がつかず離れず・・・といった形で寄り添っています。

夕日に照らされて
時刻は17時台。
夕陽に照らされた吉野川というのも、美しいものです。

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並走
また、並行道路という意味では、徳島線はほぼ国道192号に沿っています。
腐っても(?)特急列車。基本的には国道の車に対しては追い抜いていることの方が多いです。
もっとも、通過駅の一線スルー化が不十分で、お世辞にも車両性能が高いとはいえないキハ185系しか充当されない「剣山」号では、吉野川を挟んで北側を走る徳島自動車道の車とは勝負にならないと思います。
もっとも、徳島線と直接のライバルとなる高速バスは存在しないため、それほど脅威になっていないという説もあります
(阿波池田~徳島では少々距離が短いこと、また、「剣山」は割と途中駅からの需要をこまめに拾うタイプの特急ですが、これは高速バスには割と苦手な分野であること・・・といった事情に、よるのでしょうか・・・)。

貞光停車
・・・ということで、「剣山」号は途中停車駅が多いです。
もっとも、これは四国特急全般に言えることでもありますが・・・。

これは貞光に停車中の状況ですが、阿波池田~徳島間(営業キロベースで74kmちょうど)の途中停車駅は、実に6駅を数えます。
約10km走れば停車する・・・という計算になるのですが、これ「特急料金を必要とする特急列車」であって、断じて「快速列車ではない」のですけれどもね・・・
(かつての急行「よしの川」時代の方が、間違いなく停車駅は少なかったと思います。ちなみに、この「10号」は、これでもまだ「停車駅が少ない方」の列車だというのですから驚きです・・・)。

支流を渡って
徳島線は吉野川を渡ることは一度もなく、ただひたすらに吉野川の南を進むのですが、吉野川に流れ込む支流を渡ることならあります(これ何川だろ?)。

斜張橋
何といっても四国最大の川である吉野川。
道路橋のスケールも大きいです。
斜張橋ですよ斜張橋。

交換
徳島線は全線単線ですが、特に穴吹以東においては比較的列車密度が高く、普通列車との交換は割と頻繁にあります。
徳島線の普通列車は基本的にはこの1500型と1200型(1000型を1500型と併結できるように改造したもの。緑帯が特徴)です(ラッシュ時に時折キハ40系列も入るといいますが・・・)。
何気にグレードが高いです。

田園地帯
吉野川からしばし離れて、水田地帯を突っ切るところもあります。
線形は割といいと思われる徳島線ですが、1線スルーになっていない通過駅が少なくないこと、振子機構をもたず、今となっては完全に「前世代」の性能しか持ちあわせていないキハ185系充当ということもあって、やはり2000系とは走りが違いすぎます。
まあ、古き良き時代の国鉄ローカル特急(むしろ「ローカル急行」?)の残党というところでしょうか・・・。

市街地
そうこうするうちに、徳島の市街地にさしかかってきました。

蔵本到着
最後の停車駅、蔵本に到着です。
すでに徳島市内に入っています。

徳島駅
・・・かくして、阿波池田から1時間9分。
定刻通り17:46に徳島に到着しました。

ちなみに、乗客を降ろした「剣山10号」の編成は、さっさと駅に隣接する徳島運転所に引き上げていきました。
徳島駅は高徳線・徳島線・牟岐線と三つの線区が集まっていることもあり、発着本数が割と多いため、到着した列車にホームを長いことふさがれていたら困る(ましてや、18時頃の帰宅ラッシュ時であればなおのこと)、ということでしょう・・・。

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さて、ふつうの旅行者ならば、18時前ともなればその日の移動を終えて、ホテルなり旅館なりでゆっくりと旅の疲れを癒やすか、ご当地の名物料理を食しに行く・・・というところだと思いますが、

この私がそんなふつうのことをするわけないだろ、乗り鉄舐めんな!!
(どうせいくら乗ってもかかるゼニは変わらんのです・・・って、誰に逆ギレしているのやら・・・)

・・・ということで、さらに特急列車を乗り継ぎます

「ホームエクスプレス阿南1号」へつづく・・・
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Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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