須磨浦山上遊園探訪記(その②)

「その①」のつづきです・・・

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ロープウェイで山上に一気に上り、しばらく(東部)展望台から神戸市街と播磨灘のパノラマを堪能して、5分ほど山道を登ると「展望閣」に到着です。

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これがまた、“昭和の娯楽施設”ときておりまして、この山の上だけ、半世紀くらいタイムスリップしたような気になってしまいます
(実際に、公園ができたのが昭和34(1959)年だそうですから、半世紀+αというところですか・・・。
歴史のある公園でも改装やリニューアルされるところが多いなか、ここは開業当初の雰囲気を色濃く残しているということなのでしょう・・・)。

展望閣の1階は休憩スペースとなっており、自由に立ち入ることができます。

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他方で、2階はゲームセンター。
さすがに、開業当初のゲーム機ばかり・・・とはいきませんが、レトロなゲーム機が並んでいるのも乙なものです。

そんななか・・・

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“こんなの”が堂々現役でした!

電車でGO! 3(通勤編)・・・、前世紀最後の年になる2000(平成12)年に登場したハードがまだ現役とは・・・。
おそらくは、どこかのゲームセンターから流れてきたのでしょうが、見かけたからにはスルーするわけにも行くまい(苦笑)

なお、レトロハードだけあって、100円でプレイ可能です。
それでは、100円玉を投入して座席に座りますよ。
もちろん、ここで運転するのは山陽本線でなければいかんでしょ・・・ということで、眼下のスマシオカーブも走っているであろう221系快速を選択。








あえなく轟沈しました
(時間制限、無茶じゃね?)

まあ、“アーケード版”なので、いくらでも走らせ放題のコンシューマー版よりも難易度を高くして「ゼニを稼ぐ」必要はあるのでしょうが、それにしても難しかった・・・orz。




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そんなこともありましたが、本題は展望閣の屋上にある展望台です
三階から屋上に上がる際に、入館料100円を支払うための箱が設置されていますので、そこに100円入れて屋上に上がります
(なお、チケット購入の際に、フルセット(Aセット)かロープウェイ+カーレータ―セット(Bセット)を購入しておけば、展望台への入館料を支払う必要はありません(料金に含まれるため)。私はロープウェイ往復券しか買っていないもので・・・)。

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さすが“山頂”ですね。先程立ち寄ってきた東部展望台(ロープウェイ降り場そば)よりも、景色はいいです。

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その、東部展望台を見下ろしてみる
(画面中央右上の構造物が、先程までいた東部展望台)。

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神戸市街地(東方を望む)。

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須磨海岸。

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明石海峡大橋と淡路島(西方を望む)。

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正面には大阪湾と神戸港のパノラマ。

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そして、眼下のスマシオカーブをゆく221系快速。

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山頂だけあって、山に囲まれた北方にも、それなりに視界が開けています。
北西を望むと、第二神明道路の大カーブ。
京阪神~松山間の高速バスでは、よくお世話になるルートです。

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神戸空港の全容。
こうしてみると、割とコンパクトな海上空港であることがよくわかります。

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見上げれば、その神戸空港に着陸するのでしょうか。
スカイマークのボーイング737が去って行きました。

超望遠レンズがないので記録としては追いかけることができませんでしたが、神戸空港の周りをふわりと3/4周ほど回って、滑走路の東側から着陸していくのを、遠目に望見することができました
(望遠レンズとデジタルズームを組み合わせて望遠鏡代わりに覗くのがかなりの“変則的な使い方”であるのはともかくとして・・・)。

時間帯によっては、関西国際空港に着陸する航空機も・・・。

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海に目を向ければ、船舶が多いのも大阪湾~神戸港の特徴といえましょうか。




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ちなみに、須磨浦山上遊園では、西側に遊園地的なエリアもありまして、展望閣のふもとからはリフトが出ています
(もちろん、別途料金を必要とします)。

ただし、このときは時間のゆとりがなく、そもそもリフト券も購入していませんでしたので、あえなくお見送り・・・。
なお、リフトを使わなくとも、“歩いて回り込む”こともできるのですが、それをするとなおさら時間がかかってしまいます・・・。

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遊具・・・はともかくとして、西部展望台からは、明石海峡大橋も違った見え方をするでしょうから、その景色を眺めてみたかったところではありますが、時間が・・・
(なお、須磨浦山上遊園の開園は、この時期であれば18時まで。ここにいる時点ですでに閉園まで1時間強でしたので・・・時間が・・・)。

“時間”といえば、この展望塔の3階は、回転床を装備した喫茶スペースだそうでして、だいたい1時間で床が360度回転するとか・・・。
それはそれで、個人的には興味を惹かれるギミックではあったのですが、10分20分の滞在では、どこまで実感できるのやら・・・ですので、こちらもあえなくお見送り・・・。

結局、展望閣の屋上で、30分ばかりはウロウロしていたでしょうか。
なにせ、普段は見ることのできない景色ですので、それはそれで飽きないものなのですよ。
たとえ一人でボーッと眺めているのでも。




・・・とかなんとかとしているうちに、すでに時刻は17時半にさしかかろうとしています。

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ロープウェイ乗り場に帰らないといけないのですが、距離的には十分に歩いて降りることのできる距離です
(何せ、歩いて登ってきているのですから、登ることができて降りることができない了見もない)。

とはいうものの、せっかくここまで来ましたので、物は試し・・・ということで、帰りはカーレータ―で降りることにしました
(乗り場で別途乗車券を購入。ちなみに、ここ須磨浦山上遊園では、「入園料」という設定はなく、遊具や乗りものの利用料がかかるという設定です)。

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ごらんのとおり、平たく言うと“ゴンドラ”なのですが、



とりあえず揺れまくる


だが、それがいい

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・・・ということで、荷物になった気分で東部展望台の下(ロープウェイ乗り場のとなり)に戻ってきました。
なお、さすがは“文明の利器”でして、歩くよりは早かったです。
“200円”というコストに見合うかどうかはともかくとして・・・
(そういう“コスパ”への配慮もあるのでしょうか、カーレーターのみは、往復で利用すると所定運賃よりも100円引きの設定になっています)。

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さて、ロープウェイ乗り場にやってきました。
最終が18時ちょうど発ですが、最終便にはそれなりに人が集まるでしょうから、あえて“1本前”の17:45発の便に乗車しています。
それでも、来るときはわずか2人だったのが、なんだかんだと10人近く乗ってくるのですから、これが時間帯のなせる技か・・・。

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時間になるとゆるゆると動き出しまして、交換。
さすがに閉園直前ということもあって、登ってくるロープウェイは無人でした。

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麓に着きました。
麓を出たのが15:45発の便でしたから、約2時間ですか・・・。

もうちょっと時間的なゆとりがほしいところでしたが、用務を終えた後の“寄り道”という(個人的な)制約から、致し方ないところで・・・
(むしろ、帰り道にこんなにフラフラしていることを知られたら、「オマエは何しに来てるんだ」と苦言を呈されそう・・・。いや、用務が終わって解放された後で、自腹で何をやっていようと私の勝手ですがな・・・)。

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駅前広場に戻ってきました。
山陽電鉄の駅よりも、ロープウェイ乗り場の方が“存在感”がありますね・・・。

そういえば、前回の記事で、

須磨浦“公園”駅なのに、須磨浦山上“遊園”とはこれいかに

・・・と、無駄なツッコミをしましたが、よくよく考えてみたらこの駅の周辺に広がる公園が“須磨浦公園”でした

つまり、名は体を表わしていた・・・ということのようで。




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もちろん、帰りは須磨浦公園駅から山陽電鉄~神戸高速鉄道~阪神電鉄と直通する“特急”列車で帰りました。
なにせ、はるばる姫路からやってくる“直通特急”と違って、“特急”であればここ須磨浦公園駅が始発で、どこでも座りたい放題ですからね
(もっとも、実は直近の阪神8000系はオールロングシート編成で、セミクロスシート編成がやってくるまで1本待った・・・という、アホなオチがつくのですが・・・)。




・・・ということで、存在は前から知っていたのですが、なかなか行く機会のなかった須磨浦山上遊園を訪ねてきた記録でした。

一言で言うと、

The・昭和の遊園地
(遊具の並ぶ西側エリアに行っていたら、その印象は更に強くなっていたことでしょう・・・)

・・・ということで、オッサンホイホイというか、懐かしい思い出に目から何か汁が出てきそうで・・・orz
(ああ、昔の楽しかった頃から、どこをどうひっくり返すと、どうしてこんなに人生オワっとるのか・・・)。



逆に、若い世代や外国人にとっては、これはこれで“新鮮”なのかもしれませんね。

入場料を要しないとはいえ、ロープウェイ、カーレーター、リフト・・・と、乗りものをフルに利用すると、それはそれなりに費用がかかりますが、維持管理も大変そうでしょうから、そんなものでしょうか
(なお、遊具を利用する場合も別途費用を要したはずです)。

なにせ、地上の遊園地ならばまだしも「山の上」ですから、メンテナンスひとつとってみても地上よりもコストはかかるでしょうからね・・・。

もっとも、「山の上」だからこそ、神戸市街、大阪湾・神戸港、明石海峡大橋・淡路島・・・と、眼下に広がる景色が“大したもの”であることも確かです。
これは地上からでは無理な景色というものであって、ロープウェイで登ってきた甲斐もあるものだ・・・というところでした。

(おわり)
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須磨浦山上遊園探訪記(その①)

5月某日、神戸の西の方にある“須磨浦山上遊園”に出かけてきましたので、そのときの記録を整理しておきます。

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・・・ということで、ある晴れた昼下がり・・・降り立ちましたのは山陽電鉄の「須磨浦公園」駅です。

目的地は

須磨浦山上“遊園”

駅名は

須磨浦“公園”

・・・と、微妙に食い違っているのが面白いところ(?)
(追記:駅の周辺の“地上”に広がっている公園は須磨浦“公園”です。だから、駅名はこれでいいのでしょう・・・)


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なお、駅の真上には何やら巨大な構造物が・・・

この構造物は、須磨浦山上遊園の“ロープウェイの駅”となります。
まさに“直結”ですね。

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改札を出ると、となりは須磨浦山上遊園のチケット売り場となっています。
まさに“直結”。

では、荷物を抱えていくのもかったるいので、駅のコインロッカーに荷物を預けて、デジカメだけに荷物を減らした上で--って、それでも十分重いのですが・・・orz--、

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“近畿の駅100選”に選ばれたことを、廃車から流用したであろう乗務員扉を使って掲示しているのが、妙に印象に残りました・・・。




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さて、ロープウェイ乗り場で入場券を購入して、中に入ります。
なお、須磨浦山上遊園の入場券には三パターンがありますが、

ロープウェイ往復(大人900円)

を、選択しました。
なにせ、着いた段階でもう15時を回っており、「十分に堪能」とはいかないでしょうからね・・・
(他のプランとしては、ロープウェイ+リフト+回転展望閣+カーレータ―のフルセット、左のセットからリフトを除いたセットがあります・・・)。

それにしても、入口からロープウェイ乗り場までの通路にあるイラスト、

“昭和やな・・・”

・・・と、腐れ中年は感じることしきり・・・。




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ロープウェイ乗り場にやってきました。
繁忙期には頻発運転になるそうですが、普段は15分ごとの運行です。
平日の午後ということもあってか、先客が1人乗っているだけでした。

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何気に、地元の川﨑重工製です。

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(画像は復路乗車時のもの)
乗車時間数分のロープウェイにつき、アコモデーションは簡素です。
まあ、立ったまま乗っている方が景色がいいという説もありますし・・・。

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眼下には須磨浦公園駅が広がっています。
引き上げ線には、この駅で折り返す「特急」となる阪神8000系が停車していました。

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そうこうするうちに発車時間になったようで、ゆるゆると動き始めました。

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そういえば、前回ロープウェイに乗ったのはいつだろう・・・というレベルでしたので、ふわふわした乗り心地が妙に新鮮でした。

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ぐんぐんと高度を上げて、眼下に須磨浦と播磨灘のパノラマを堪能していると、山上に着きました。

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折り返しの発車まで一休みです。

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ロープウェイは“索道”の一種とされますが、わかるような気が・・・。




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・・・ということで、ロープウェイを降りたわけですが、実はこの段階でも“山の頂上”とはいえません。
さらに道は続くのですが・・・

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せっかく“高いところに登ってきた”のであれば、まずは“展望台”ですよね・・・ということで
(それにしても、これまた“昭和”な展望台で・・・)。

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展望台に上ってみました。
平日の真っ昼間だからか、他に人がいなくてしばらく“貸切”で堪能できました
(ロープウェイの次の便でグループ客やカップル客が登ってきたので、撤退したけどな!)

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さすがの“高さ”だけあって、須磨海岸の様子が手に取るように俯瞰できます

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三ノ宮方面を望む。
こうしてみると、さすがは“大都会神戸”・・・と、思うことしきりです
(あとは、高層ビルがそれなりにある・・・というか、高層ビル建築に制限がかかる京都市内と比べる方が間違いか・・・)。

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こんな形の砂浜になっているんですね・・・。

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正面の眼下には海釣り公園。

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西に目を向けると、もちろん明石海峡大橋と淡路島のパノラマが広がっています。

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時間帯が夕方前だったので、西にカメラを向けるともろに逆光だったのはともかくとして・・・。




高いところから俯瞰・・・となると、無駄に望遠レンズで圧縮してみたくなるという今日この頃(?)

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ポートアイランドの人工島。

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JR須磨駅。

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中央で急カーブしている道路は、阪神高速3号神戸線です。

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東の方向に見える長い橋は、ポートアイランドと神戸空港を結ぶ連絡橋ですね。

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空港といえば、南東にカメラを向けると、関西国際空港も望むことができます(大気のゆらぎだとか何とかでボケボケにはなりますが・・・)。

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かたや、明石海峡大橋を拡大。




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“俯瞰”といえば、ここは“スマシオカーブ”の真上です。
眼下をひっきりなしに新快速・快速・普通(緩行線電車)、ときどき貨物列車や特急列車が行き交うのを眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいそうです。
なお、山陽電鉄線は木々に隠されてしまうのか、山上からではほとんど見ることができません・・・。

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望遠レンズで圧縮してみるのもいいのですが、超広角レンズで開放的に切り取るのもまた一興
(そうしてレンズを何本も持ち歩いているから、荷物が増えるのだ・・・(失笑))。




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さて、そうこうするうちに次のロープウェイ便が着いたようで、降りたったグループ客やカップル客が展望台に上ってきて賑やかになりました。
貸切も崩れたので、エリートぼっち撤退す。

次は、少し高いところにある回転展望閣を目指しますが、そもそも「カーレータ―」の乗車券を持っていませんので(画像で屋根が続いているのが、カーレーターの設備)--その場で買うこともできるのですが--、大した高さでもありませんし・・・

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歩いて登りますよ。

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展望台を振り返りつつ、歩くこと5分少々・・・。

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回転展望閣に到着です。

「その②」につづく・・・

須磨寺を散策す

毎年度、年度の前半には神戸市内某所に定期的に出かける機会があります。
“普通の人”ならば、出かけて用事を終えてさっさと帰る・・・のでしょうが、


この私がそんな“普通”のことをするはずがなかろう
(←誰に言ってるんだよ!)

・・・ということで、用事が終わったあと、だいたいどこかをフラフラしています。

先日は、前々から関心はあったのですがなかなか出かける機会のなかった“須磨寺”を散策してきましたので、記録を整理しておきます。




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JR山陽本線の各駅停車(緩行線電車)に揺られることしばし、昼下がりの須磨駅に着きました。

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駅のすぐそばは、夏になると海水浴客で賑わう須磨海岸ですが、春先では人の姿も少ないですね・・・。
海水浴シーズンになる前に須磨海岸の散策と“おひとりさま撮影ツアー”もやってみたいところですが、それは追い追い・・・。

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海水浴に加えてサーフィンでも有名だからか、駅の床は“ごらんのありさま”でした・・・。




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駅を出て国道2号線を東に少し進むと、案内看板がありました。
最も近い“最寄り駅”という意味では山陽電鉄の須磨寺駅なのですが、須磨駅--JRの駅と山陽電鉄の駅がほぼ隣接--からでも、十分に歩いていくことはできます。

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坂--大してきつくはない--を登ること数分・・・

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須磨寺の入口に着きました。
ここまで来ると、すでに山門は見えています。

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橋を渡って、

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仁王門をくぐると、境内です。

まっすぐと本堂に至る参道が続いているのですが・・・、少し目についたので・・・

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“源平の庭”を眺めます。
そういえば、このあたりは“一の谷の戦い”の舞台でしたね・・・。

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平敦盛と

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熊谷直実の像が

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向かい合って、『平家物語』の名場面を再現しています。

なお、“源平の庭”に隣接して「宝物館」もありまして、貴重な収蔵物を、なんと“無料”にて公開しています。
もちろん、規模がそれほど大きくないということはあるでしょうが、源平ゆかりの資料を“無料”で見せてくれるのですから、そこは太っ腹と言うべきでしょうか・・・
(宝物館の館内画像については差し控えました・・・)。

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参道に戻りまして、先へ進みますと・・・

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歴史を感じさせる本堂が参拝者を迎えてくれます。

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せっかくここまで来ましたので、本堂でお参りすることにします。

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“お寺”なのですが、手水舎があるんですね・・・。
神社流の作法でいいのかよくないのかはわかりませんが、とりあえず“煩悩まみれで不浄極まりない”(失笑)腐れ中年の身を清めまして、お参りさせていただきました・・・。




せっかくですので、境内を散策して帰ります。

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境内のいたるところに“お地蔵様”が鎮座しているのが、お寺らしいところでしょうか・・・。

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ひときわ目立っていたのが、朱塗りの“三重塔”でした。
こちらは昭和になってから再建されたものだそうですが、再建だろうと“存在感”が抜群であることも確か。

なお、塔の周りには四国八十八箇所の各札所の“砂”と“ご本尊となる仏様の像”が鎮座しており、八十八箇所参りの“気分”--いや、“気分”だけでなくて“御利益”もあるのかもしれませんが・・・--を味わうこともできます。

なお、お参りといえば、須磨寺には山の中に「奥の院」がありまして、奥の院へとお参りする参道もせっかくなので・・・と思ったのですが、山の中なので少し時間を要すること、専用のお札の購入が必要とされること--入口にその旨明記されています。お供えもお賽銭も、奥の院への参道と奥の院については不可です--もありまして、今回は見送りました・・・。

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・・・ということで、やや駆け足にして中途半端なところも無きにしも非ずですが、須磨寺を散策してきた記録でした。
比較的神戸市内からアクセスが悪くない割には、少し標高が高く、背後が山--地図を見ると、その山の背後には第二神明道路が走っていて、よく高速バスで行き来しているルートだったりもしたのですが・・・--ということもあって、境内の雰囲気はやはり街中とは“別物”でした。

私自身はあまりお寺にお参りすることがなく、どちらかというと神社にお参りしている方が多いような気もしないでもないのですが、お寺にしても神社にしても、

お参りして散策すると、汚れちまった魂(か何か)が、少しはマシになる・・・ような気が、しないでもない・・・

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・・・と、そんなことを思いながら、見上げれば飛行機雲。
・・・再び坂を下りて須磨駅へと戻ったのでありました
(須磨駅に戻った私は、思いついたように山陽本線に沿って国道2号線の歩道を進みまして・・・)。

松山城に登城す(その③)

「その②」のつづきです・・・

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さて、天守最上層からのパノラマも堪能しまして、天守の外に出ました。
さきほどまで“城主気分”で偉そうにしていた大天守を見上げてみます。

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ふたたび“一の門”をくぐって・・・

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本丸広場に戻ってきました。
なにせ“現存天守”・・・バリアフリーなんて概念ありませんので、階段を上り下り・・・ですから、それなりの運動になります

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・・・ということで、本丸広場の売店に隣接する自動販売機でジュース一本を調達して、一休み・・・。
ソフトクリームも販売されていましたが、さっき食べたばかり・・・ということもあり、今回はジュースです。

なお、“観光地価格”なのか(標高的な意味で)“高いところ価格”なのか・・・

地上の一般的な自販機よりも50円ほど高かった

・・・のは、致し方ないところでしょうか。

確かに、登城道を介してこの高さまで“運んで”くる必要はありますからね・・・。

もっとも、最も整備された“東雲口登城道”は全面的に舗装されていて、軽トラック程度であれば普通に登ることができます
(実際、整備用の自動車が本丸広場まで登ってきていましたし・・・)。

まあ、それにしてもトラックに積んでここまで運んでくるのは手間も費用もかかる・・・と言われれば、それまでですか・・・。

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さて、一休みして本丸広場を出発し、下山です。
もっとも距離が短いのは、もっとも整備が進んだ--なにせ、クルマが登ってくるくらいですから・・・--東雲口登城道であることに間違いありません。

他方で、

行きと帰りで同じルートというのは、いかにも芸がない


・・・ということで、帰りは・・・

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“黒門口登城道”を下ることにします。
ごらんのとおり、完全に“歩く”ことに特化して整備された登城道です。

思い返せば、小学生の遠足で歩いて登らされ、高校生の頃に走って登らされた・・・のも、この登城道(・・・だったはず。記憶あいまいだけどな!)。

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林立する木々を眺めながら、どんどん標高を下げていきますよ。

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スイッチバック(?)しながら、夕暮れ時とはいえ薄暗い登城路をひたすら下ります。

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10分ほど下ると、開けたエリアに着きました。

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眼下には、やたらと整備された庭園。
「二の丸史跡庭園」として、20年ほど前に整備された(・・・という事情のはず)ものです。

なお、「二の丸」というくらいですから、大昔は城の設備の一環--藩主の居住地だったとか--だったのは当然ですが、戦後しばらくのあいだはここに「城東中学校」という市立中学校があったとか・・・。
城の敷地にある中学校・・・なかなかに贅沢な環境だったのだろうと、往時を偲ぶことしきりです・・・。

どうでもいい話ですが、この「二の丸史跡庭園」を、“恋人の聖地”として松山市は売り出しています
(中学校のあった時代には、中学生たちの“ロマンス”(←古い・・・世代が窺える・・・orz)が展開されていたことでしょう。・・・そうか! だから、私にとっては縁のない場所なんですね・・・(失笑))。

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庭園と同じ高さ(庭園の裏側)にやってきました。

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それぞれの登城道についての説明があります。

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見事な石垣が、往時の姿を今に伝えます。

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分岐路。
二の丸史跡庭園の入口、さらには、愛媛県庁の裏側(県庁裏登城道への分岐点)にも進むことはできますが・・・

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重要文化財や国宝スポットによくある“例の看板”を横目に・・・

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黒門口登城道の入口にやってきました。

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城のふもとを周る一般道に接続しています。

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登城口から視線を南に向けると、一面の広場・・・

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今でこそ、ただの“だだっ広い広場”ですが、昔は競輪場(陸上競技場を兼ねる)、市営球場、県民館・・・といった施設がひしめいていたものでした
(ただし、ある程度以上の世代でないと、たぶんわからないでしょう・・・。これらの施設のうち、競輪場と球場は15年ほど前に市坪に移転して、今に至ります・・・)。

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かつて松山市営球場があった方向をのぞむ。
ナイター設備もなければ(私が物心ついた段階で)すでにたいがい老朽化していた球場でもありましたが、ある程度以上の世代にとっては、「堀之内の市営球場こそが松山の球場」・・・と、なるのかもしれません
(そういえば、市坪に移転してからの「坊っちゃんスタジアム」・・・まだ一度も行ったことがなかった・・・)。

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この“だだっ広い広場”を見ているだけでは、かつて競輪場や野球場があった・・・ことをイメージすることはなかなか難しいのかも・・・しれません。

“強者どもが夢の跡”とは、よく言ったもので・・・
(そういえば、戦前の堀之内一帯は「陸軍の施設」だったそうで、その意味でも“強者どもの跡”なのでしょうね・・・)。

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背後を振り返ると、先程駆け下りてきた城山の偉容。




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他方で、移転して広場になっているところもあれば、昔からの施設が残っているところもあり・・・。

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松山市民会館・・・。
コンサートホールになったり、演劇が上映されたり、何かの大会が開かれたり・・・と、半世紀以上にわたって(昭和40(1965)年の落成)、堀之内の地にあり続けています。

他に、愛媛県美術館や県立図書館についても、昔と変わらずその姿をとどめています。

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かくして、最後はお堀--城の南にあるので、「南堀端」とこの一帯を総称します(電停・バス停も「南堀端」)--を渡って、帰っていったのでありました・・・。

(おわり)

松山城に登城す(その②)

「その①」のつづきです・・・

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さて、本丸広場を先に進みますと、入場料売り場があります。
天守をはじめとして、本壇に進むためには、入場料を支払う必要があります(平成30年2月現在、大人510円)。


さて、(今更のように)生まれてはじめて、松山城の本壇に入りますよ・・・

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順路を進みますと、(パンフレットなどで)“おなじみ”の天守閣(三重三階地下一階の大天守)です

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全国各地に林立する“復元天守”ではなく、江戸時代からの姿を今に伝える“現存天守”です
(ただし、築城当時のものではなく、安政元(1854)年に再建されたもの。再建にしても、“江戸時代からの姿を伝える”ことに変わりはありません)。

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コンパクトながらも、整った城郭建築。
さすが、“松山のシンボル”と謳われるだけのことはあります(←この歳になるまで登城したこともない癖によく言うよ・・・)

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一の門(重要文化財)を抜けて・・・

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先へ進みます。

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城の中でももっとも枢要なエリアだからか、壁には鉄砲でも射かけるためでしょうか、あるいは、索敵のためでしょうか・・・

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穴があいていました。


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大天守のふもとにきましたが、天守の中に入るにはぐるりと回り込む必要があります・・・。

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三の門を抜けて・・・

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天守の南を進みます・・・

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広場(?)に出ました。
大天守と小天守を結ぶかのように、回廊が形成されています。

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広場から小天守をのぞむ・・・。

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それでは、いよいよ天守に入ることにしますよ

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大天守の下の石垣から入っていくことになります
(天守内は土足厳禁のため、スリッパに履き替えです。なお、脱いだ靴については鍵付きのロッカー(無料)に入れることになります)。




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天守・・・というか、天守を囲む建造物は、プチ・博物館の様相を呈しております。

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松山城の歴史をたどることのできる展示物が、説明書きとともにコンパクトに展示されています。

どうでもいいのですが、

甲冑が展示されていると“登城した感”が高まってくるのは・・・気のせいでしょうか・・・。


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また、展示スペースの一角には、実際に手に持つことのできる刀がありました。
私も無駄に持ってみましたが、結構な重みがあるのは・・・材質を考えると当然ですね。
なお、私のような体力ナッシングが装備して、どの程度の攻撃力になるかは不明・・・(苦笑)。

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そして、さすがは江戸時代の姿を今に伝える“現存天守”。
手すりの設置くらいはしかたないのかもしれませんが、木の内装と急な階段も、これまた“登城感”を高めてくれます・・・

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“日本の城”たるもの、こうでなければいけません
(コンクリート製でエレベーター設置の城・・・? アホ抜かせ!)。

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「北隅櫓」(ただし、復元建造物)に登ってみました。
消火栓・・・はやむなしとしても、江戸時代からの建築物と一体化した造りは、さすがというべきでしょう。

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広場を見下ろしてみる・・・。

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建物から外を眺めてみると、エラくなった気がするのは・・・気のせいでしょうか・・・(←きっと気のせいです)。

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筋金門をのぞむ・・・。
この門は、小天守と大天守を結ぶ位置にあります。

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・・・ということで、展示を眺めながら回廊を3/4周すると、小天守です。
なお、大天守と異なり復元建造物ですが、雰囲気はきっちりしています。

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せっかくですので、階段を登りまして・・・

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小天守から下界をのぞむ(苦笑)。
先程通ってきた一の門から二の門にかけての通路。

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そして、視線を南に向ければ本丸広場です。




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さて、小天守から筋金門の上を抜けますと、いよいよ大天守です。
江戸時代末期・・・というか、黒船襲来の頃の城郭建築を、今に伝えます

なお、流れていた映像は、大天守のもの・・・というよりは、なぜか小天守復元の際の映像記録というのが、面白いチョイスと言うべきか何と言うべきか・・・
(しかも、映像がかなり古い!(昭和43(1968)年の、小天守をはじめとして、火災や戦災で焼失した建造物を復元した際の記録映像のようで・・・))。

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そう考えると、150年以上も前の建造物が(火災や戦災を免れて)今にその姿を伝えているのですから、感慨深いものですね・・・()もちろん、解体修理は何度か経ているのでしょうが・・・)。

やはり、日本の城は木造に限ります
(コンクリートでエレベーター・・・(以下略))。

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階段を登ることしばし、大天守の最上層(三階)に着きました。
幕末の城だからというべきか、幕末で藩の財政事情がアレだったのか、あるいは幕府への遠慮なのか・・・いろいろと理由はあるのでしょうが、思ったよりはコンパクトでした
(・・・というか、私が前回登った城が、現存天守で最大の規模を誇る姫路城だったということも、この印象につながっているのでしょうか
なお、天守の規模としては、姫路城と松山城を比べる方が間違いです・・・(ただし、城の規模という点では、勝山の広さと高さもひっくるめれば、松山城の方が上))。

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望遠鏡が設置されているのは・・・正直現存天守にはそぐわないような気もしますが、その点を除けば・・・


気分は松山藩主


・・・です
(いや、藩主が天守に居住していたわけではないのですが・・・)。

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大半は木の床でしたが、1枚だけ畳が敷かれていました。
天守に詰める際には、ここに城主が座っていたのでしょうか・・・あるいは・・・。

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そして、松山城は市内の各所からその偉容を眺めることができるのですが、これは裏を返せば、

城からであれば松山の市街地を360度眺めることができる


・・・ともなるわけでして、望遠鏡を設置したくなるのも、わかるような気はします
(“ミスマッチ”だという感想に変わりはありませんが・・・)。




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城から北西方向をのぞむと、市街地とその先に瀬戸内海が広がっています。
海から攻めてくる敵を早期に発見する・・・という意図もあったとか。

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瀬戸内海でひときわ目立つ島が、興居島(ごごしま)です。
松山港のランドマークにもなっています。

なお、島の小高い山を「小富士山」といいますが、この山には昨年の2月に無駄に登ってきました
改めて考えると、“よう登ったわ・・・”と、なります(標高282mというのは、山慣れしている人にとっては何と言うこともないのでしょうが、私のような運動不足で体力ナッシングの腐れ中年には、一大チャレンジ・・・orz)。

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いっぽう、こちらは南西方向。
やはり市街地と瀬戸内海なのですが、島影があまりありません。
なお、この先には松山空港もあります。

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南方向。
伊予鉄高島屋名物の観覧車「くるりん」が見えます
(そういえば、この観覧車も乗りに行ったことがないですね・・・)。

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お堀と市内電車。
とくにデジカメでエフェクト的なものはつけていないのですが、あたかも模型のようでした・・・。

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そしてシャチホコ。
瓦に三つ葉葵の紋が刻まれている--御三家か親藩のみの特権--というのは、現存天守では唯一だそうです・・・。

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こちらは東方向を眺めたものです。

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はるか彼方には、四国山地の高峰が・・・。
雪化粧してしまっているのは、冬ならではでしょう・・・。


余談ながら、鉄道関係のわかりやすい施設は見下ろせないものか・・・と、だいたいの目星をつけてカメラを向けてみました

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こちら、JR四国松山運転所(城から西方向)。

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こちら、伊予鉄道古町車庫(これも西方向)。

案外、きっちりと見えるものですね
(ただし、望遠レンズは必須です。このときは、サブカメラのE-M10 MarkIIに、キットの40-150mmレンズ(35mm判換算80-300mm)を装備して、かつ、2倍デジタルズームも併用しています。さすがに、フルサイズ用のタムロン150-600mmをかついで・・・階段を上り下りはしたくない・・・orz)。


しばらく大天守からのパノラマを堪能して、帰ることにします・・・。

「その③」につづく・・・
プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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