交響組曲ドラゴンクエスト11

何だかんだ言っても国民的RPGと言われ、いい歳して延々とプレイしているのがドラゴンクエストシリーズです。
最新作の「11」(昨年7月発売)もひととおりプレイして、夏休みを潰しました(失笑)

考えてみれば、ファミコン時代から延々30年--途中、なかなか新作が出なくて断絶している時期もありますが・・・--プレイしているのですから、ようやるわというべきか何というべきか・・・。

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さて、ドラクエと言えばすぎやまこういち先生の手による珠玉の音楽の数々
・・・ということで、ほぼCDを買う習慣などない身なのですが--だいたい、聴くものが著しく偏ってるしな!--、ドラクエのオーケストラ版が出るとなると、無駄に買ってくる習性があります
(ただし、エンディングにたどり着かずに投げ出した「9」と、オンライン化されて食指の動かない「10」については手元にありません・・・)。

「11」の交響組曲版が先月の下旬(1月24日)に発売されましたので、Amazonに頼んで送ってもらいました。
何日か聴いたうえで、無駄にレビューしておきます。




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全体としては、近年のドラクエ交響組曲を担当する東京都交響楽団の円熟味のある安定した演奏・・・という印象です。
都響に移行した直後のドラクエ8あたりの交響組曲版では、演奏のぎこちなさだとか録音環境のアレっぷりということを感じないでもありませんでしたが、演奏と月日を重ねると・・・というところでしょうか。

あるいは、ハイレゾ音源だとかなんだとかと(一部で)うるさく言われるご時世につき、一頃に比べれば録音環境にも配慮されるようになったのでしょうかね・・・
(なお、このCDはただのCDにつき、ハイレゾ音源というわけではありません。そもそも、ハイレゾ環境に対応した機材持ってないしな!)。

何よりも、(私自身は3DS版のみのプレイなので、PS4版の内蔵音源でどの程度流れるのかわかりませんが・・・)ゲーム機内蔵音源とは比較にならないスケールと音の広がりは、クラシックの値打ちをほとんど理解できない私であっても「確かに違う」と思うことしきりです。

すぎやま先生がクラシックを意図してドラクエサウンドを作曲されているということは常々耳にしているところですが、実際に内蔵音源とオーケストラサウンドを聞き比べると、きっちりと「交響組曲」になっているのはさすがですね。

また、CD(円盤)も過去の遺物されかねないご時世ですが、圧縮音源とはやはり違う・・・ということも、実感しないではいられませんでした(2000円クラスのイヤホンしか持っていないくせに何言ったんだ?・・・という説もあり)。




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他方で、いくつか気になることも・・・。

まず、少しお高い
曲数が多めで2枚組になっていると言うことはあるにしても、定価4,320円はちとつらい・・・。
まあ、CDを聴いているうちにクオリティに感心はさせられたので、「いいものにはしかるべき対価を」という理屈も、わからないでもないのですが。

次に、これも曲数が多めであることの影響なのでしょうが、これまでの交響組曲版では「サイクルを2回繰り返す」ことが多いところ、「サイクル1回でおしまい」という曲がいくつか見受けられたことも気になるところです。
特に、肝心の(?)戦闘曲がサイクル1回なのでちと物足りない・・・。

戦闘曲と言えば、通常戦闘曲と中ボス戦闘曲の間に、ゲーム内ミニイベントであるウマレースのテーマが挟まれるという構成(Disc1のトラック07)も、個人的には引っかかったところです
(なお、並びというか組み合わせに引っかかっているだけであって、ウマレースのテーマそのものがダメというわけではありません・・・)。

あとは、この手のゲームサントラは、ゲーム本編と同時・・・とまではいかないにしても、エンディングの余韻が残っているうちに堪能したいものですが、それを考えると本編の発売から半年後・・・というのは、いかにも遅いですね。

レコーディングがゲーム本編の発売後・・・であったのならばまだしも、レコーディング時期が昨年3月と5月(=本編の発売前)となっていたことを思うと--「11」はオープニングムービーに都響版序曲が使われている関係で、発売前に録音したのでしょうが--編集だとかミキシングだとかに時間がかかることはあるにしても、ここまで遅くなることもないのではないか・・・と。




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本編の方は昨年の9月頃には--(初回)エンディング後の“さらなる物語”もひっくるめて--ほぼ終わってしまいまして、思いついた頃にフラフラと立ち上げる程度なのですが、交響組曲版は長く楽しめそうです。

・・・本編の“ぼうけんのしょ”をどれかひとつリセットして、また本編の世界に戻ってしまいそうな--そんな“きっかけ”になりそうな--・・・ということは、ともかくとして。
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キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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