エピローグ②--赤い18きっぷの旅は続く

「エピローグ①」のつづきです・・・

DSC_3937_R.jpg
松山駅から3本の普通列車を乗り継いで、多度津駅に着きました。
この段階で、松山駅から4時間経過。
特急列車~山陽新幹線利用であれば、とっくに京都に戻っているような時間ですが、まだ四国の中というのが、“18きっぷの旅”であるゆえんです。
基本的に単線で、交換待ちや追い越し待ちが多いことに加えて、その際の停車時間が長めと来ていますので、四国内の都市間を普通列車の乗り継ぎで移動しようというのは、少数派ですね・・・
(“18きっぷ”か“四国再発見きっぷ”の利用者くらいのものか・・・)。

観音寺発の普通列車は、割と高松方面に直通することが多いのですが、このときは多度津止まりのため、強制乗り換えです・・・orz。

DSC_3910_R.jpg
乗り換え列車の発車まで21分の待ち時間がありましたので、駅構内をウロウロ・・・。

DSC09235_R.jpg
ずっと“トイレなし”の列車が続きましたので(7000系・121系(+7200系)の全車は、トイレなしです・・・)、トイレがてら地下通路を渡って、駅のトイレに・・・。

・・・って、この看板はJR四国の関連会社である“四国鉄道機械”のものですが、

なぜに683系が登場している???
(ここはJR四国多度津駅。この会社の所在地も多度津町。そして683系はJR西日本の特急車・・・)
(・・・なお、後でネット上で調べてみたら、この会社、ジェイアール西日本テクノスの出資も仰いでいるんですね・・・それならまあ、理解できなくはないか・・・)

トイレを終えて、ふたたび地下通路を通って、ホームに戻ります。

DSC09240_R.jpg
17:23、下り特急「しおかぜ・いしづち19号」の8000系が到着しました。

DSC09245_R.jpg
あら、トップナンバー車
“平成28年・バースデイきっぷの旅”の締めでお世話になった車両・・・)。

DSC_3916_R.jpg
17:25、上り特急「しおかぜ・いしづち24号」がやってきました。
多度津駅で上下特急の交換です。

DSC_3938_R.jpg
17:28、特急列車の去って行った3番乗り場に到着したのは、将来が懸念されている113系電車。
観音寺行きの普通139Mです。
この139Mの発車を見送ると・・・

DSC09250_R.jpg
琴平駅始発の上り普通1250Mがやってきました。
この列車に乗り込んで、坂出駅まで移動です。
なお、車内の座席はすでに埋まっており、あえなく立席となりました・・・。




DSC09254_R.jpg
坂出駅では、わずか“1分”の乗り換え時間で、快速「マリンライナー52号」に接続します。

もっとも、同一ホームの乗り換えとなるため、これはこれで“究極の合理的な乗り換え”というものなのかも、しれません。
時刻表上では乗り換え時間“1分”となっていたので、当初は次の「マリンライナー54号」の乗車を想定していたのですが、普通に間に合ったため、「52号」で先へ進みます。

DSC09255_R.jpg
クモハ223-5002。
坂出→岡山間の所要時間は38分でしかありませんので、前面展望がてら、立席でいくことにしました
(当然のことながら、自由席の座席は補助席を含めてほぼ埋まっているのが、昼間の「マリンライナー」くおりちーです)。

DSC09260_R.jpg
先程来た道を戻り・・・

DSC09264_R_20160910153700cc7.jpg
宇多津駅からかけ離れているのに“宇多津駅構内”の扱いとなっているデルタ線を通過
(それゆえに、マリンライナー号には、“宇多津駅の通過時刻”が設定されています(時刻表でも通過マークが宇多津駅の欄に付されています))。

DSC09267_R.jpg
正真正銘の宇多津駅(?)から伸びてきた線路と合流して・・・

DSC09269_R.jpg
貫通扉越しに、これから走る瀬戸大橋の偉容が見えてきましたよ・・・。

DSC09281_R.jpg
瀬戸大橋(まずは、“南備讃瀬戸大橋”)に入ります。
“横から見る”のと“前から見る”のでは大違いですね・・・。

DSC09289_R.jpg
巨大橋梁に列車という“重量物(クルマとは比較にならない)”が乗り入れるため、橋梁の“たわみ”も大変なことになるとか。
それを吸収するための伸縮軌道も、前面展望しているとよく見えます(“よく写る”とは限りませんが・・・)。
こんな景色も“前面展望”の特権ですね・・・。

DSC09293_R.jpg
瀬戸大橋は吊り橋が主力となっていますが、途中の櫃石島橋と岩黒島橋は斜張橋となっています。
橋梁の構造が違うためか、この二橋については、線路間の鉄棒が見当たりませんでした・・・
(少し“スッキリ”している?)。

DSC09295_R.jpg
最後に下津井瀬戸大橋を駆け抜け、トンネルをくぐると・・・

DSC09299_R.jpg
18:09、児島駅に着きました。
手短に乗務員交代を終えて、線路規格の高い本四備讃線(の北側地上区間)を駆け抜けます。

DSC09304_R.jpg
ほぼ間違いなく、「マリンライナー」号がもっともすっ飛ばす区間でしょうね・・・。
全線高架とトンネルで、踏切もありませんし・・・。

他方で、茶屋町駅から先の宇野線は、昔ながらの線路。

DSC09310_R.jpg
早島駅と妹尾駅の構内が“部分複線化”されたことによって、かつての全線単線の時代よりはマシになりましたが・・・
(こうして、交換待ちすることなく上下列車がすれ違えるし・・・どちらかが遅れると“信号待ち”ですけどね・・・)。

DSC09316_R.jpg
それでも、単線区間と複線区間が交互になっているような状態につき、本四備讃線の快調な走りと比べれば、もどかしいところもチラホラと・・・。

DSC09326_R.jpg
そうこうするうちに、列車は終点の岡山駅にさしかかりました。

DSC09332_R.jpg
18:32、岡山駅に到着です。
自由席車の乗客が降りると、待ち構えていた乗客が大挙して乗り込み、車内の座席はあっという間に埋まるのも、「マリンライナー」号の自由席車のお約束です
(グリーン車/普通車指定席については、車内整備の完了まで乗車できません・・・)。

DSC09337_R.jpg
隣には、「しおかぜ23号」となる8600系電車。
先程多度津駅で見送った編成の折り返しですね・・・。




さて、ホームを移動して、3番乗り場にて山陽本線の乗り継ぎ列車を待ちます。

DSC09349_R.jpg
山陽本線の下り列車には“こんなの”がいました。
ラッピング電車も、ずいぶん増えたものですね・・・。

さて18きっぱーにとっての“難所”と言われるところは全国にいくつかありますが、

“西の難所”として名高いのが、山陽本線の岡山~姫路間

です。

四国はおろか、中国地方、九州地方へと/から18きっぱーが移動するときに利用者が集中する区間でありながら

1時間に1本しか(直通の)普通列車が走らない
(片道につき・・・)

・・・という、難儀な区間です
(“中の難所”こと米原~大垣間は片道につき1時間に2本走りますし、“東の難所”こと静岡エリアは、本数だけは多いですからね(ロングシート車しかいないけど・・・orz))。

まあ、赤穂線経由というテクニックもありますが、所要時間が延びるのが難点です。
・・・ということで、岡山19:17発の普通1332Mの発車まで、3番乗り場にて待つことにします。

こういう“乗り換え待ち”も、“18きっぷの旅”の所要時間を延ばす原因ですね・・・。
もっとも、接続時間が短い“タイトな乗り継ぎ”を実行すると座席にありつけなくなる可能性も生じるのが、もどかしいところです・・・。

DSC09358_R_20160910153919e58.jpg
その1332Mの前に3番乗り場にやってきたのが、山陽本線から赤穂線に向かう普通1932M。
岡山駅で実に15分も停まっているのですが、この日は何気に115系原色車が入っていました。
車内は当然、原形のセミクロスシート(ボックスシート主体)。

原形・原色の115系も風前の灯火状態につき、これに乗り換えようかとも考えたのですが、赤穂線を回ると京都に戻るのがかなり遅くなるため、今回は見送りました・・・。

DSC09373_R.jpg
1932Mの発車後、1332Mの編成がやってきました。
夕方の帰宅ラッシュ時ということもあってか、2編成併結の6連になっていました
(ちなみに、昼間は“3連”が基本。この編成の短さも“西の難所”といわれる所以です・・・)。

その後方・・・何気にラッピング電車でしたね・・・
(私が乗っていたのは前方だったので、降りるときに初めて気付いた・・・)。

帰宅する社会人や学生に加えて、荷物抱えた“18きっぱー”も混じり、車内は立席の出る盛況です。
そして、帰宅客は当然少しずつ降りていくのですが、座席に居座って全く動かないのが、“18きっぱー”の“18きっぱー”たる所以。
結局、岡山/兵庫の県境を越えても、車内の座席がほぼ埋まる程度の混雑を堅持していました(これも、18きっぷのシーズンにはおなじみの光景ですか・・・)。




DSC09377_R.jpg
さて、列車の終点は姫路駅ですが、私はあえて、手前の網干駅で降りました。
それもこれも、(車庫に隣接する)網干駅始発の新快速に乗車して、優雅に帰るため・・・。

DSC09383_R.jpg
ところが、電光掲示板の表示がおかしい・・・

上り・姫路行き新快速って何???
(下り新快速であれば、メジャーな行先ですが・・・)

しかも、

20:35に表示される“20:23発新快速”って何???
(タイムスリップ?)

どうやら、この日は東海道本線内で昼間にダイヤが乱れていて、夜になってもそれを引きずっていた模様・・・。
本来なら20:23に網干駅を出る、播州赤穂駅始発の新快速3536Mの編成が、遅れて到着するようです。
そして、ダイヤがダダ乱れのため、姫路駅で運転を打ち切って、強制乗り換え・・・というところでしょう。

当初乗継ぎを予定していたのは、網干駅始発の新快速3538Mでしたが、この分では3538Mが網干から出発するかどうかもあやしい・・・(というよりは、電光掲示板に表示がなかったので、たぶん運休・・・)ということで、

DSC09387_R.jpg
やってきた3536M(約15分遅れ)に乗り込みました。
播州赤穂駅の始発とはいえ、夜だからか、それほど混んでいることもなく、優雅に座席を確保することができて、やれやれ・・・。
何せ、ここから京都までは2時間近い長丁場ですからね・・・。

そうしてしばらく乗っていると、アナウンスが・・・

「この列車は、新快速“米原行き”として運転します。」









え???



網干駅の電光掲示:姫路行き
網干駅乗車時の車両電光掲示:野洲行き
(3536Mの本来の行先)
乗ってみたら:米原行き(3538Mの行先)


これは新手のミステリー列車か???

どうやら、15分遅れて走っている3536Mの編成を、そのまま15分後の3538Mに化けさせれば、

定刻に3538Mが走っていることになるんじゃね?
(3536Mは「本日運休」の扱いにでもなったのでしょうか・・・)

・・・と、“中の人”が考えたのかどうかはわかりませんが、いつの間にやら姫路駅で強制下車にならずに済んだようで、その意味ではヤレヤレ・・・

他方で、夜ラッシュ時の新快速が1本飛んでいるのですから、姫路駅を初めとして、途中駅からの乗客は普段よりも多め。
まあ、さっさと座っておけばこちらのものなんですけどね・・・。

かくして、ダイヤ乱れの影響か、京都駅到着直前に信号待ちがあって、5分ほど遅れたというオチもつきましたが、

DSC09410_R.jpg
22:35頃、京都駅に着きました。

松山駅から延々“9時間半”の旅でしたとさ・・・
(18きっぷでなかったら、まあやらない罠・・・)。

(おわり)
スポンサーサイト

エピローグ①--ふたたび“赤い18きっぷ”の旅

「平成28年・バースデイきっぷの旅/最終ランナー・しおかぜ27号」のつづきです・・・いまさら・・・orz)


さて、7月末から8月初旬にかけて“バースデイきっぷの旅”を敢行し、終着地を地元である松山にしました。
そのまま松山市内の実家に引きこもること約20日・・・(いや、授業のない期間のバイト講師だし・・・と、そこはかとなく言い訳・・・(苦笑))。

結局京都だけでなく松山も・・・というか、

どこにいてもクソ暑かった8月上旬~中旬を乗り越えて・・・

一部の学校の授業が再開されるということで、しぶしぶ(?)京都に戻ります。
今年の夏も“赤い18きっぷ”を入手して“バースデイきっぷの旅”の四国入りにおいても活用していますので、松山から京都への帰りも18きっぷの旅ですよ(乗り換え時間を含めて延々“9時間”の旅です・・・)

DSC_3824_R.jpg
(画像は伊予北条駅で停車中のもの)
・・・ということで、やってきたのは昼下がりの松山駅。
乗車したのは、松山13:06発の普通4530Mです。

何のかんのとあって、駅に着いたのが発車の5分ほど前だったのですが、7000形単行の車内は立席も出る盛況でした。
私も当然立席で、後方デッキに居座ります。
定刻通り松山駅を発車。
ちょうど特急列車の“エアポケット”のような時間帯のためか、駅本屋側の1番乗り場から発車してくれたのはラクでした(重い荷物を抱えて上り下りしなくてもよい的な意味で・・・)。

途中、旧・松山市内の駅(三津浜~堀江間)では、乗客が乗ったり降りたり・・・だったのですが、旧・北条市に入って、粟井駅と伊予北条駅でまとまった降車がありまして、伊予北条駅からは、どうにかこうにか座席(海側のボックスシート)にありつくことができました。

DSC_3825_R_201609051825333c2.jpg
その伊予北条駅では、特急列車の通過待ち等のため、16分停車しています。
運転士氏に18きっぷを提示して断って、いったん車外に出てみました。

DSC_3827_R_20160905182537df3.jpg
特急「しおかぜ・いしづち20号」の8000系電車が、猛スピードで通過していきました。
データイムの特急列車は、基本的に伊予北条駅を通過していきます。

特急列車を見送り、下りの普通列車と行き違うと、4530Mも発車です。

DSC09069_R.jpg
伊予北条駅の隣の大浦駅に停車中。
眼下には瀬戸内海のおだやかな姿・・・。

DSC09085_R.jpg
大浦駅~菊間駅間では、瀬戸内海に沿って走ります
(ほかにも瀬戸内海に沿っては知る区間はありますが、地図からイメージできるほどには、予讃線は瀬戸内海に沿っているわけではありません・・・)。

予讃線でも屈指の風光明媚な区間を、のんびりと走る(・・・というか、海岸線に沿った曲線連続区間につき飛ばせない・・・)普通列車のボックスシートから眺めるのもいいものですね・・・
(振子式特急車で車体を傾けながらすっ飛ばしていくのも悪くないですが・・・)。

DSC09095_R.jpg
波止浜駅の前後では、来島海峡大橋の偉容を遠望することができます。

DSC09101_R_20160905182714c6f.jpg
高架線を駆け上がると、今治駅に着きます。
伊予北条駅以来ゆとりのあった車内も、一気に混雑モードに。

余談ながら、この今治駅から私の向かいに座ってきたクソ爺・・・

靴を脱いで胡座かいて悪臭を撒き散らしてんじゃねぇよ!!
(足もとから靴の発する悪臭、眼前からは裸足が発する悪臭というダブルパンチ・・・。身の程も弁えずに混雑した列車内でくつろぐなよ!(怒))


ああ、ついてない・・・orz
(私の足や靴もいい匂いだとはいいませんけれども、少なくともこの混雑状況で靴を脱ぐような真似はしませんよ・・・)。

なお、多度津駅でも見かけましたので、ずっと同じパターンで乗り継いでいた模様・・・(次の列車からは離れてよかったよというのが半分・・・被害者が出ていたのかというのが半分・・・)。

DSC09102_R.jpg
乗車したのは7021号でしたが、運賃表モニターが液晶ディスプレイになっていました。

DSC09108_R.jpg
そして、道前平野の田園地帯を駆け抜けると・・・


DSC_3830_R.jpg
15:06、松山駅からちょうど“2時間”で、終点の伊予西条駅に着きました。

DSC_3851_R.jpg
いつもであれば、駅前の“四国鉄道文化館”に訪れるところですが、今回は下車している時間がなさそうなので、あえなく見送りました
(次の列車への乗り継ぎ時間が24分ありましたが、その時間では鉄道文化館の訪問は厳しいですね・・・)。

DSC_3844_R_20160905182548f8a.jpg
跨線橋を渡って3番乗り場にやってきました。
次に乗り継ぐ観音寺行きの普通4532Mも、7000形の単行です(7022号が充当されていました)。

偶然の一致なのか・・・

7021号→7022号への乗り継ぎ

・・・と、なりました。

DSC_3902_R_201609051826052e8.jpg
伊予西条駅の2・3番乗り場には、西条名物の“打ち抜き水”の水飲み場があります。

DSC_3864_R.jpg
ひっそりと私も一杯・・・。

もうちょっと冷たいかと思ったら、猛暑なのでそうでもなかった・・・というオチもつきます・・・
(きちんとした井戸から汲み上げたての水であれば、また違うのでしょうが・・・)。

DSC_3841_R.jpg
四国はおろか、西日本でも最高峰となる石鎚山への最寄り駅です。

DSC_3842_R.jpg
3番乗り場には、観音寺行きの上り4532Mと、松山行きの下り549Mが縦列停車状態。

同じ形式で向かう方向が逆

・・・なので、よく行先を調べてから乗らないと誤乗しそう(そして、エラいことになりそう・・・)
(限られた乗り場を有効活用せざるを得ない、また、普通列車は短編成ばかりの四国だからこそ・・・なのでしょうが)。

駅の案内放送でも、車内放送でも、それぞれの列車の行先について何度かアナウンスはありましたが、慣れていないと・・・(あと、アナウンスも聞かずに行先も確認せずに“思い込み”だけで乗り込むと・・・)。

DSC_3889_R.jpg
こんなことになっているのも、1番乗り場と2番乗り場を特急列車が優先的に使うためです。
2番乗り場には、伊予西条15:18発の特急「しおかぜ・いしづち13号」がやってきて、客扱いしていきました。

DSC_3909_R.jpg
その直後、伊予西条15:26発の特急「しおかぜ・いしづち22号」が1番乗り場にやってきます。
それにしても、

相変わらず“アンパンマン列車”のインパクトは“おかしなこと”になっとる・・・





さて、「しおかぜ・いしづち22号」の後を追うように、わが4532Mも伊予西条駅を発車します。

DSC_3838_R.jpg
海側のボックスシートは埋まっていたので、山側のボックスシートに居座ります。

DSC09123_R.jpg
車窓には石鎚山を筆頭とする四国山地の高峰・・・といいたいところですが、うーん曇り模様・・・。

DSC09132_R.jpg
15:43、新居浜駅に着きました。
四国内では有数の貨物拠点としての側面も有していまして、JR貨物の主力直流機であるEF210形も入線します
(余談ながら、松山駅にも1往復だけ貨物列車が発着しますが、こちらは頑なにEF65形しか入りませんね・・・)。

DSC09150_R.jpg
山並みと、その麓を走る松山自動車道を眺めながら、東へ向かいます・・・。

DSC09175_R.jpg
16:37、終点の観音寺駅に着きました。
また乗り換えです・・・




DSC09177_R.jpg
ここまでは単行の7000形に揺られてきましたが、次に乗り継ぐ普通1602Mは、121系電車の2両編成です。
あと数年で7200系に改造されて消滅する原形の121系電車・・・ある意味で“貴重になっていく”のかも、しれませんね・・・。

DSC09176_R.jpg
なんとか海側のボックスシートを確保。

DSC09201_R.jpg
16:47、観音寺駅を発車します。
海側のボックスシートとはいうものの、しばらくは内陸を走ります。

DSC09206_R.jpg
海側席が本領を発揮するのは、臨時駅である津島ノ宮駅の手前からですね・・・。

DSC09209_R.jpg
“1年に2日しか開設されない駅”こと、津島ノ宮駅を華麗に通過して・・・

DSC09213_R.jpg
夕暮れ時の瀬戸内海の傍を進むこの区間(詫間~(津島ノ宮)~海岸寺間)もまた、予讃線屈指の風光明媚な区間といえましょう(海の傍を走る距離は短いけど・・・)。

DSC09222_R.jpg
17:18、終点の多度津駅に着きました。
観音寺駅からの普通列車(一部快速「サンポート」号)は、高松駅まで直通することが多いのですが、時間帯によってはこうして多度津止まりになっています・・・(乗り換えめんどくせ・・・orz)。

「エピローグ②」につづく・・・

平成28年度・バースデイきっぷの旅 目次のページ

“平成28年度・バースデイきっぷの旅”の目次ページとなります。

多くの方のように、“簡潔にして要領を得た旅行記”を書くことができないので、こうでもしないと自分で見直すときにも不便・・・。

ともあれ、“「バースデイきっぷ」を使って旅に出るよ!”という方の、何かのご参考になれば割と幸いです
(しっかし、改めて一覧表にすると、「ホント無駄に長いわ・・・orz」)。

【プロローグ】
「今年は出かけます」(“バースデイきっぷ”購入記)
「“日常”と“非日常”の境目」(出発前日日記)
「プロローグ・四国への道①」(京都→姫路→作用)
「プロローグ・四国への道②」(作用→津山)
「プロローグ・四国への道③」(津山→岡山→高松)

【第一日】
「しまんと1号(その①)」
「しまんと1号(その②)」(高松→中村)
「宿毛線下り613D~宿毛駅」(中村→宿毛)
「宿毛線上り618D~あしずり6号」(宿毛→中村→窪川)
「しまんトロッコ1号・行程編」(窪川→宇和島)
「しまんトロッコ1号 外観・車内編」
「宇和島駅~宇和海24号」(宇和島→松山)
「しおかぜ30号(8600系グリーン車①)」(松山→宇多津)
「いしづち30号(8600系普通車)」(宇多津→高松)
「うずしお29号~徳島駅」(高松→徳島)
「徳島なう」(第1日終了時の駄文)


【第二日】
「徳島の朝~むろと1号(外観・車内編)」
「むろと1号(行程編)」(徳島→牟岐)
「牟岐線普通4537D~阿佐海岸鉄道普通5549D」(牟岐→海部→甲浦)
「甲浦駅~室戸岬へバスは行く」(甲浦駅前→(高知東部交通バス)→室戸岬)
「室戸岬」
「奈半利へバスは行く~ごめん・なはり線快速5839D」(室戸岬→(高知東部交通バス)→奈半利→高知)
「南風24号・土讃線アンパンマン列車」(高知→多度津)
「多度津駅」
「しおかぜ23号(8600系グリーン車②)」(多度津→松山)


【第三日】
「予讃線海回り・普通913D」(松山→八幡浜)
「八幡浜駅~宇和海5号」(八幡浜→宇和島)
「予土線普通4816D(海洋堂ホビートレイン)」(宇和島→窪川)
「あしずり4号~南風16号」(窪川→高知→児島)
「児島駅~マリンライナー41号」(児島→高松)
「うずしお19号」(高松→徳島)
「徳島駅~剣山9号」(徳島→阿波池田)
「阿波池田駅~南風26号」(阿波池田→宇多津)
「宇多津駅~しおかぜ27号」
「最終ランナー・しおかぜ27号」(宇多津→松山)


【エピローグ】(後日作成予定)
エピローグ①「エピローグ①--ふたたび“赤い18きっぷ”の旅」
エピローグ②「エピローグ②--“赤い18きっぷ”の旅はつづく・・・」


【まとめ】
「まとめ」
「きっぷ編」

【番外編】
「番外編①:津山まなびの鉄道館探訪記①」
「番外編②:津山まなびの鉄道館探訪記②」

平成28年度・バースデイきっぷの旅 きっぷ編

「最終ランナー・しおかぜ27号」のつづきです・・・

今回の“バースデイきっぷの旅”で使用したきっぷ類について、今更のようにまとめておきます。

DSC08972_R_201608161032242be.jpg
まずは“バースデイきっぷ”本券(ご本人様用)

今回は使用開始時に高松駅の“自動改札機”を通ったため、入鋏スタンプはありません。
車内改札のたびに積み重ねられたスタンプが、乗り鉄の遍歴を伝えます
(なお、車内改札を受けた全列車でスタンプが押印されているわけではありません。車掌氏の裁量次第の模様・・・)。




“バースデイきっぷ”が最も偉大なところは、

特急グリーン車・普通車指定席“乗り放題”
(まあ、モノクラス特急がわらわら走っているのが四国くおりちーですけどね・・・)
グリーン券・指定券発券枚数“無制限”

というところです。
このへんは、他社のフリーきっぷ類よりも格段に優れているところです
(3日間10,280円でこの効力は、かえすがえすも偉大です・・・)。

そんな“御利益”を存分に活用すると・・・

DSC08975_R.jpg
こうなります(笑)

もっとも、あまりに短区間の場合は指定券の発券を受けていない場合もありますので(例:第1日の宇多津→高松間で乗車した「いしづち30号」)、存分に活用・・・でもなかった???

DSC08981_R.jpg
グリーン車の座席指定を受けると、「指定券(グリーン)」と印字されます。

DSC08980_R.jpg
普通車指定席の座席指定を受けると、「指定券」と印字されます。

DSC08979_R.jpg
「アンパンマン列車」に乗車すると、車内検札スタンプが“アンパンマン”仕様のものになります。

DSC08982_R_20160816103236647.jpg
チケット袋。

最初に、チケットに記載されているキャンペーンの期間を眺めたときに、

4.1~6.30という日付だけ眺めて

キャンペーンで作りすぎたチケット袋の有効利用?・・・と思った私がアホでした

このチケット袋、“来年の4月1日から6月30日まで”、JRグループが総力を挙げて(?)展開する四国デスティネーションキャンペーンを告知するもの。

来年のキャンペーンを今からチケット袋に印刷して宣伝している

・・・ということで、JR四国の気合いの入れようがうかがえるのでありました・・・。

DSC08983_R.jpg
チケット袋の裏側にある構内案内図・・・JR四国の駅ではなくて

JR西日本・岡山駅

・・・となっているところに、四国の鉄道需要の“現実”を垣間見た思いです
(事実、予讃線/土讃線特急では、特に特急利用者の7~8割方は岡山経由で乗り換えていくのではないかという印象です・・・。多客期には併結特急が併結を取りやめて、全編成が岡山発着になるというのも、もはや恒例行事ですしね・・・)。

平成28年度・バースデイきっぷの旅 まとめ

「最終ランナー・しおかぜ27号」のつづきです・・・

DSC08972_R_201608161032242be.jpg
7月末から8月初旬にかけて出かけてきた、本年度「バースデイきっぷの旅」の記録を、延々と今に至るまで垂れ流してきました
最後の締めに、“赤い18きっぷで京都まで戻る旅”が残されていますが、それは追い追いとして・・・(だいたい、まだ帰ってないし・・・)。

・・・というか、旅行終了2週間でさっさと記録を書き終えているのですから、











どんだけ猛ペースで書いてんだよ・・・orz。

また、いつも書くことですが、

3日間10,280円でJR四国と土佐くろしお鉄道全線の特急“グリーン車”乗り放題という“バースデイきっぷのコストパフォーマンス”

は、いつ利用しても“讃えるしかない”ものです
(“誕生月に利用開始が限定される”ことはありますが・・・。余談ながら、JR四国と土佐くろしお鉄道の“取り分”はどんな割合になっているのだろう・・・それこそ、“アンケート”頼み? 現実問題としては、営業キロ数で按分といったところでしょうが・・・)。




それでは、今回たどってきた行程(四国内のみ)を、改めて振り返っておきます。

(1日目)
高松→中村→宿毛
宿毛→中村→窪川
窪川→宇和島
宇和島→松山→高松
高松→徳島

乗っていた時間:13時間17分(乗り換え待ち時間除く。時刻表ベース。以下同様)
移動した距離:812.6km

(2日目)
德島→海部→甲浦
甲浦→(高知東部交通バス)→奈半利
奈半利→高知→多度津
多度津→松山

乗っていた時間:6時間41分(+高知東部交通バス1時間50分くらい)
移動した距離:429.2km(+高知東部交通バス55~60kmくらい)
※2日目は全般に“待ち時間”が長かったことと、スタートが朝10時前と遅いことから、乗っていた時間も移動した距離も伸びていません・・・。

(3日目)
松山→(伊予長浜経由)→八幡浜→宇和島
宇和島→窪川→高知
高知→児島→高松
高松→徳島→阿波池田
阿波池田→宇多津→松山

乗っていた時間:13時間54分
移動した距離:820.7km
(重複もあるとはいえ、牟岐線、鳴門線、内子線、予讃線の一部(向井原~内子)を除くJR四国線に“1日で”乗車していた・・・(苦笑))


・・・と、なりました。




改めて振り返ってみて、

今回は鳴門線に乗っていない

ことに、(最初の計画の段階から悩んだところですが)少しケチがつくところでしょうか・・・
(鳴門線に乗車していれば、「四国内のJR線と三セク線の全線走破」を達成していたところ)

ゆかいな(?)乗り鉄において、盲腸線を行程に組み込むことの難しさを、改めて感じた次第
(・・・って、2日目に朝っぱらからチェックアウトしていれば鳴門線往復くらい十分こなせていたわけで、ただたんに“寄る年波には勝てない”だけだろ・・・orz)。

また、毎度のことながら

よく乗っているよな我ながら・・・

・・・ということで、寄る年波には勝てないとか何とか言いながらも、やっていることが若い頃から変わっていない(朝から夜まで乗り回している・・・)ところに、“大きなお子様”の“大きなお子様”たるゆえん・・・を、感じずにはいられませんでした・・・(苦笑)。




相も変わらずというか毎度毎度のことというか、

沿線観光何それおいしいの?
腰を落ち着けて食事?そんな時間もったいねぇよ!


DSC08429_R.jpg
(代わりに、今回は駅弁に割とお世話になりました。特に、高知駅の「かつおたたき弁当」は大いに讃えられるべきものでした・・・)

DSC_2548_R.jpg
まあ、2年前に豪雨で轟沈した室戸岬に、(天候にも恵まれて)ようやく降り立ったことが、“観光”といえば観光だったのでしょう。




それにしても、改めて思うに、バースデイきっぷのコストパフォーマンスもさることながら、

DSC08975_R.jpg
グリーン車指定券や指定券の発券枚数にケチ臭い制限が“ない”

ことも、異色ですね。

今回、ワーププラザ梅田で発券を受けて、申込用紙の指定券希望欄の枠の多さに圧倒されながら、改めて思いました。

DSC09021_R.jpg
(JR四国の主要駅で配布されている“バースデイきっぷ”のチラシ)
“グリーン車/指定席を自由に利用できるフリーきっぷが壊滅状態”の現代にあって、少しでも長く発売され続けてほしい企画きっぷ・・・それが“バースデイきっぷ”です
(“四国グリーン紀行”も、ですね・・・)。

そのためには、どんどん利用しないとな・・・
(もちろん、カラ発券のようなマナー違反は“アウト”です)

他方で、せっかくの「特急グリーン車乗り放題」にもかかわらず、

肝心のグリーン車連結特急が少ないため、看板倒れの観も呈している
(ほぼ全列車が連結する予讃線松山以東は別として、土讃線では7割程度しか、グリーン車を連結する特急列車はありません。予讃線松山以西、高徳線・徳島線・牟岐線特急に至っては「完全モノクラス」ですし・・・)

のもまた、一面の事実です。




また、前回(2年前)から今回にかけて、JR四国にはあまり大きな変化はありませんでしたが、その中でも数少ない大きな変化が

DSC_3504_R.jpg
“8600系電車量産車”のデビューでした。

DSC_2923_R.jpg

DSC07446_R_20160816204725af5.jpg
8600系グリーン車は、四国という範囲ではおろか、全国的にも在来線グリーン車としてはかなり上位にくるものでしょう。
8600系の“走り”や“乗り心地”については何かと物議を醸していますが(個人的には、センタリングシリンダの追加と制御プログラムの改善で、相当程度“改善している”という評価なのですが・・・)、

アコモデーションについては、JR四国のレベルを一段引き上げた

・・・と、評価できるでしょう
(同僚の8000系リニューアル車がダメすぎるので、余計に8600系が際立つという説もあり・・・)。

DSC07556_R.jpg
もちろん、8600系のアコモデーションは、普通車も優秀です。


さて、現在川崎重工で製造中と噂される新型気動車(2600系?)は、いかに・・・

DSC_3007_R.jpg
(そして、運用が激減したTSE編成の運命は・・・)。




・・・ということで、

どれだけ3日間の記録を引き延ばせるのだ!
(このヒマ人が!!)

・・・という非難石つぶてもどこからか飛んでくるのかもしれませんが、私自身の“平成28年・バースデイきっぷの旅”の記録はこれで終わりです。
誕生月しか使えないという制約はありますが、四国を旅する予定があるのであれば間違いなく使い出のあるきっぷですので、旅するご予定があれば検討してみるのも、よろしいのではないでしょうか。

・・・それにしても、旅の記録を書いていると無性に旅に出てみたくなるのはビョーキでしょうかね・・・orz

※ヘボい旅行記の「目次」ページはこちら
(ご参考までに・・・)。




余談。

DSC09013_R.jpg
“バースデイきっぷ”のチラシの横に、“青春18きっぷ”のチラシが置かれていましたので、あわせて捕獲してきました。

何気に裏側もチラシになっておりまして・・・(白紙じゃないんだ・・・)

DSC09016_R.jpg
“四国再発見早トクきっぷ”の宣伝の方が目立っている・・・(笑)。
まあ、いくばくかは三島会社に有利な配分になっている(らしい)とはいえ、微々たる配分しか受けられない“18きっぷ”よりも、全額がJR四国の収入となる“四国再発見早トクきっぷ”を売りたいというJR側の事情は、わからないでもありませんが・・・
(このきっぷ、先代の「四国再発見きっぷ」の時代にはなんと1回分につき1100円(5回分で5500円)という恐るべきコストパフォーマンスだったのですが(それでも“18きっぷ”よりは実入りがよかったのでしょうが・・・)、いつの間にやら1日分のみをバラ売りする代わりに値上げされました・・・(それでも、用途によっては十分におトクでしょうが・・・))。

あとは、“バースデイきっぷ”のチラシの裏側は、JR四国の誇る“特急列車に乗車可能なフリーきっぷ”の紹介になっているのですが、1日あたりのお値段に直すと

・四国グリーン紀行:約5143円/日
(20570円で4日間有効;グリーン車乗り放題)
・四国フリーきっぷ:5380円/日
(16480円で3日間有効;自由席のみ乗り放題)
・週末乗り放題きっぷ:10280円/日
(週末の1日のみ有効;自由席のみ乗り放題)


(参考)
バースデイきっぷ:約3427円/日
(誕生月の利用開始のみ有効;グリーン車乗り放題)

・・・と、

けっこうな逆転現象が生じている

・・・のが、面白いところです(少なくとも、“週末乗り放題きっぷ”を使おうという発想には・・・私はなりませんね。何せ、バースデイきっぷと同じ価格で効力が違いすぎます(“バースデイきっぷ”が偉大すぎるという説もあり・・・))。
プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ