究極の便利ズーム

去る7月下旬に、前々から“宿願”としていたズームレンズを導入しました。
(先日までズルズルと記録を整理していた)“四国グリーン紀行の旅”から、本格的にデビューさせまして、その後も旅に出るときは持ち出しています。
そして、威力を痛感しているところです。

・・・ということで、そんな機材について整理してみます。




現在、私はメイン機材としてニコンのD750(と、サードパーティー製レンズ群。純正レンズは・・・よう買わん・・・orz)を使用し、サブ機材としてオリンパスのE-M10(MarkII)とE-M1(初代)を併用しています。

特に、サブ機材のオリンパス機は、“5軸手ぶれ補正機能”による圧倒的な手ぶれ補正能力の高さと(それによる)歩留まりの高さに加えて、(フルサイズ機やAPS-C機と比べれば当然なのですが)機材を小型軽量に抑えられることもありまして、重宝しています。


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そんなオリンパス機・・・というか、マイクロフォーサーズ規格は、フルサイズ機には見られない意欲的なレンズが多々あるわけですが、そのなかでも異色中の異色といえるのが、

M. ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

で、ありましょう。

35mm判換算で24-200mmという広範囲をカバーする、いわゆる“便利ズーム”です。


もっとも、“便利ズーム”という括りでいうならば、どんなマウントでもだいたい存在しますし、より倍率の高い--望遠域までカバーする--レンズもありますし、もっとお安く売られているレンズもあります。

それなのに、なぜあえて--中古品とはいえ高い費用をかけて--これを導入したかといえば・・・




小三元スペックの標準レンズと望遠レンズを“1本”にまとめている
“便利ズーム”でありながら、画質に妥協がない


・・・という、特徴によります。

もともと、デジイチに移行した頃から“便利ズーム信者”--レンズを交換するのがめんどくさい。また、レンズの交換にともなってホコリや塵がイメージセンサーに入りこむことも悩ましい--ではありましたが、便利なのはいいのですが、写りについては“お察しください”というのが、便利ズームのお約束です(これは、最初に使ったソニーAマウントの18-135mm、次に使ったニコンの18-140mmいずれのレンズでも実感したことです)。


ところが、作例を見る限り、オリンパス12-100mmは、


写りが“便利ズーム”のそれではない!
(写りについては、紛うことなき小三元相当)


・・・ということで、マイクロフォーサーズ機を導入して以来、ずっと存在を気にしていました。
ここまで(例によって無駄に長い)前置き。




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・・・ということで、7月下旬某日。
(西日本豪雨災害による一部線区の不通にもめげずに)“四国グリーン紀行の旅”の決行を決めた段階で、某中古サイトにて注文しました、12-100mmです(画像左側は、もともと所持しているオリンパス12-40mm F2.8)。

なお、例によって手持ち資金は怪しいので、使用頻度がすっかり下がっていた以下の2本のレンズを下取に出して、購入資金の足しにしています。

・ニコン60mmマイクロレンズ
(写りは悪くないのですが、5軸手ぶれ補正のないFマウントでは、手持ちマクロ撮影なんて無理。通常の単焦点レンズという意味では、手持ちのシグマ50mmF1.4Artの方が性能が上)
・シグマ19mmF2.8Art
(マイクロフォーサーズ用。安価な割に写りは悪くないのですが、オリンパス12-40mmF2.8導入後はほぼドライボックスの留守居役)

もちろん、これらのレンズの下取分だけでは、お高い12-100mmの代金にはなりませんので、いわゆる追い銭をしています。
旅行前でゼニもないのに何をやっているんだか・・・orz。

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(テレ端どうしの比較。右が本レンズ、左が12-40mm)
標準域から望遠域までを1本でカバーするうえに、通しF4.0の小三元クオリティというだけあって、伸ばさなくても伸ばしてもマイクロフォーサーズのレンズとしては大きいです。

もっとも、1本で標準小三元+望遠小三元を兼ねると思えば、軽量コンパクトにも思えてきます。
また、フルサイズ機の標準小三元レンズ--私の手元にあるものでいえば、D750のキットレンズでもある24-120mmF4.0--と比べても、十分に小型軽量といえます(望遠小三元は持っていないのでわからない・・・)。




“四国グリーン紀行の旅”において、アスペクト比が4:3となっている画像は、すべてオリンパス12-100mmによるものです
(ちなみに、アスペクト比が3:2の画像については、D750+タムロンA007によります)。

この記事では、それ以外の試写・撮影記録から、何枚かご紹介してみます。

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これは到着直後の試写。
E-M10 MarkII に装着して、京都御所の北側にある今出川通の歩道を歩きながらのスナップ的な画像です。

こちらワイド側。

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かたやテレ側。
レンズ交換なしに瞬時に画角を切り替えることのできる便利ズームは、構図の自由度という点でもやはり圧倒的です。

また、解像力というか描写力も、さすがの“小三元”クオリティ。
キットズームと比べるのは失礼ですし、標準大三元である12-40mm F2.8と比べても、ほぼ遜色を感じません。

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さらに歩きまして、私にとっての定番試写地にしている鴨川沿いにやってきました。

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再びワイド端。

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そしてテレ端。

自分が移動せずに画角がこれだけ変わるというのは、やはり便利です。
解像力や発色という面でも、不満を感じません。

また、便利ズームとはいうもののテレ端が(35mm判換算)200mmとそこまで欲張っていないこともあってか、テレ端でも手ぶれ補正機能は十分に働いています。

なお、中上位機種ではボディの手ぶれ補正機能と本レンズの手ぶれ補正機能を協調させる“シンクロ手ぶれ補正機能”が使えますが、エントリー機であるE-M10 MarkIIでは、“シンクロ手ぶれ補正機能”が使えません

このようにして“格差”はつけられるのかという、この現実・・・

(まあ、シンクロ手ぶれ補正機能が使えないとしても、E-M10 MarkIIやMarkIIIは、(他社機と比べると、エントリー機どうしの比較では)一線を画する高機能機なのですが・・・)。


もっとも、“シンクロ”こそしませんが、E-M10 MarkIIでも、


ボディの手ぶれ補正機能とレンズの手ぶれ補正機能が“干渉して悪さをしない”ように自動的に調整される



・・・ので、あまり問題にならないのかも、しれません・・・。

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川沿いを歩いていると、サギがいました。

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換算200mmでは“鳥撮り”には追いつかないというのが実感ですが、デジタルズームで換算400mm相当にすると、この程度には写ります。
等倍で見るとガタガタなデジタルズームですが、縮小して見る分には、この程度に“見ることはできる”画像になります。




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“縮小画像ではピンとこない!”・・・というツッコミもあるでしょうから、合焦部分と周辺部分の等倍画像の切り出しも、参考用に掲載してみます。
こちらは、“四国グリーン紀行の旅”にて乗車した「しまんと1号」の、高松駅発車前の画像です。
撮影データは以下の通りです。

カメラ:OM-D E-M10 MarkII
レンズ:オリンパス12-100mm F4.0
焦点距離:57mm(35mm判換算114mm)
絞り:F5.6
ISO感度:200
シャッタースピード:1/20
露出補正:-1.0

central_2000.jpg
等倍切り抜き、合焦ポイント付近
(当然ながら、ヘッドマークに合うように撮影しています)。

outside_2000.jpg
等倍切り抜き、周辺部。

合焦ポイントでの解像度が高いのは当然としても、周辺の端っこでここまで解像するのであれば、“便利ズーム”の域を超えているといえるでしょう。


あと、撮影データを振り返ってみて地味に驚いたのが・・・


シャッタースピード1/20秒の、換算114mmでここまでピタリと止まるオリンパスの手ぶれ補正の恐ろしさ

(上中位機のような“シンクロ手ぶれ補正機能”もないのに・・・)

・・・だったりも、します。




また、このレンズの“万能ぶり”に磨きをかけるのは、最短撮影距離の短さです。

カタログスペック上は、

ワイド端のワーキングディスタンス:1.5cm(“15cm”ではない!)
テレ端のワーキングディスタンス:27cm


・・・という、およそ便利ズームらしくない接写能力。



論より証拠、ヘボい作例ですが・・・

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とんかつ定食の・・・

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輝く(?)衣・・・

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キーホルダーの接写例。

すでに、12-40mm F2.8でも(標準ズームレンズとしては)圧倒的な接写能力を示していたわけですが、なかなかどうして、このレンズも負けていません。

ちなみに、標準/便利ズームの接写能力が高いので、マイクロフォーサーズ用のマクロレンズ・・・結局買わずじまいです。
ガチガチの接写用途--昆虫撮影など?--であればまだしも、動かない物撮り--私の場合は、だいたい模型撮影--であれば、このレンズの接写能力で別に困りませんので・・・。




・・・ということで、“究極の便利ズーム”と勝手に名づけているオリンパス12-100mm F4.0の下手くそなレビューでした。

決してお安いレンズでもありませんし、(マイクロフォーサーズのレンズとしては)大きく重いことは事実です。

他方で、


標準小三元+望遠小三元を“この1本”にまとめた

・・・ことを考えると、大きさ、重さ、価格にも十分に納得がいくのが、不思議なところです。

実際、レンズを何本もバッグに潜ませるくらいならば、


この1本をつけて旅に出ればいい

・・・と思うと、かえって荷物の軽量化に貢献するという説もあります。
そのうえ、写りも妥協なしと来ていますからね・・・。

欲を言うと開放F2.8通しならば・・・というところですが、そんなレンズを便利ズームでつくろうとすると、いったいどんな大きさ・重さになるのやら・・・ということで、そこは実用上の妥協も必要なのかもしれません。

実際、夜間や室内では開放F4.0というところの“暗さ”を実感するところもあるのですが、そこは中上位機種の“シンクロ手ぶれ補正機能”を使うことで補えということなのでしょう。


そう、このレンズを手に入れると、



中上位機種を導入して、シンクロ手ぶれ補正機能を使ってみたくなる!


・・・というわけで、8月某日に(早速!)E-M1(初代)の中古品を導入していたりもします
金銭感覚おかしすぎだろ・・・orz。


E-M1とシンクロ手ぶれ補正機能の威力については、後日改めて整理してみたいと思います
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メガネを更新する(山手線メガネ/TYPE・クハ)

以前、“ツイていない”ことが続くときには続くものだ・・・と、ボヤいたことがありました

その一環として、15年ほどにわたって活躍してきた

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メガネの金属フレームが・・・

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“折れた!”

・・・ということがありました。

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最初は接着剤でつけようとしたのですが、どうもこれは“やってはいけないこと”のようで、却下。
溶接された部分が折れた・・・ということで、正道としては「溶接し直す」ということになるのでしょうが、なにせ長年にわたって酷使されてきたので、ごらんのとおりフレームはボロボロ・・・

しかも、レンズの度も--視力の悪化が着々と進行する中で--どうにも“合わなさ”を覚えている・・・ということで、これを機会に更新することにしました
(とはいえ、ああだこうだと支出ばかりかさむタイミングでは・・・“痛い”ことも事実・・・)。




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ちなみに、更新候補については、至極あっさりと決めました
一見すると何の変哲もない金属フレームですが・・・

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あまりにも目立ちすぎるケースが付属することからお察しいただけるように・・・

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近年勢いのあるメガネブランドであるJINSが、JR東日本、総合車両製作所とコラボして販売している

E235系×JINS made in SABAE(TYPE・クハ)


・・・で、ございます。

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・・・ということで、ケースとメガネ本体。

ケースには山手線の主力となっているE235系のモケットと同じ布が貼り付けられ、メガネのフレームはE235系の製造時に発生する端材を利用したもの・・・と来ています。

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無骨で素材感丸出しのステンレスフレーム・・・だが、それがいい

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E235系を連想させるグラデーション。

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フレームの内側には、

クハE235
JR東日本
J-TREC 総合車両製作所 平成29年新津


・・・の刻印がなされていて、思わずニヤリ。
さすがに、このメガネを手に取る人間がどんな人たちであるのかを、“よくわかって”います。

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反対側には、JINSのブランドロゴと、使用されているステンレス材の材質が細かく記載されています。

そして燦然と輝く“MADE IN JAPAN”

なかなかに“所有感”を満たしてくれます。
なお、日本でもメガネの産地として夙に知られた、福井県鯖江市にて製造されているそうです
(細かいことをいうと、総合車両製作所の新津工場から端材が鯖江市に運ばれて・・・なのでしょうが・・・)。

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また、フレームにはシリアルナンバーも刻印されています。
私の手元にやってきたのは、

クハE235-2195

とでも、いうところになりましょうか
(同じメガネを持っている人がほかに2000人・・・多いのか少ないのか・・・。もちろん、シリーズ化されているTYPE・モハと、TYPE・サハを含めると、もっと多くの人が持っているのでしょうが・・・)。

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メガネ拭きも、ごらんのとおり特製品です。
・・・さすがによくわかっていらっしゃる・・・(そして、もったいなくて使えないので、結局店頭でもらってきた「汎用品」を使っているという、この現実)。

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モケットの拡大。
手触りが癖になりそう・・・。

これもまた、もったいなくて使えないのでお蔵入りにして、100均で売られているメガネケースに入れています・・・(苦笑)。

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フレームを展開してみました。
一見すると何の変哲もないメガネですが、このフレームと同じ素材の電車が山手線を走っている・・・と思うと、ロマンを感じることはできないでしょうか・・・(少なくとも私は感じます)。

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・・・ということで、メガネを更新してみました。
新たに度数を測定して調整してもらいましたので、ずいぶん見えやすくなりました
(店頭に配送してもらって、店頭で測定しましたが、測定に10分程度、レンズのはめ込みに30分程度と、ずいぶんシンプルにできあがりました・・・)。

そして、フレームは鉄道車両と同じステンレス・・・ということで、耐久性もあるものと思います。
これでしばらくメガネを更新することもないでしょうから、大切に愛用していきたいものです。

新型ポメラを導入する(DM30の開封レビュー)

立場上、パソコンの前に座っている時間は長い方だと思いますし--そういや、今もパソコンの前に座っている!(業務ではなくてどうでもいいヘボブログを書いているだけですが・・・)--、文字入力をする機会も多い方だと思います。

その割にはタイピングの速度が速くならないのはどうしてか・・・という気もしますが・・・。

そんな「文字入力ばかりしている人」の一部が注目しているデバイスとして、キングジム社が製造販売している

ポメラ(pomera)

が、あります。

要は、


テキスト入力“しか”できないデバイス

・・・でして、どうでもいい人にとっては徹底的にどうでもいいものの、手放せない一部の人にとっては手放せなくなっているとか・・・。
なにせ、テキスト入力しかできないということは、ネットサーフで時間を奪われることもないわけで、

“専念できる”という意味では、十分な強みがあるのかもしれません。




さて、かくいう私も、初代のDM10が出てしばらくしてから導入し(平成23(2011)年頃だったかと・・・)、機能が強化されたDM100の価格がこなれてきたのを見計らって平成25(2013)年頃に乗り換えて、今に至ります。

もっとも、私の手元にあるDM100、使い込んだあげくなのか、管理が悪かったのか・・・

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液晶が割れて見にくい・・・orz。

・・・ということで、ここしばらく更新のタイミングを見計らってはおりました
(DM100はすでに生産が中止されてまともな価格で購入することはできず、さりとて修理に回すと数万円単位になることは必定・・・ということで、それならば後継機を・・・という発想)。

ところが、DM100の後継機となるDM200は“バッテリー駆動”。

もちろん、性能が上がっていることは事実ですし--DM100までの性能が“足りなさすぎ”という説もありますが・・・--、バッテリーといっても満充電で20時間近く保てば十分ではないか・・・という見方もできるのですが、乾電池式の簡便さと安心感に慣らされていると、バッテリー駆動のポメラにはどうも食指が動かなかったわけですよ・・・

そんななか、先月になって唐突に発表された

DM30・乾電池式駆動・折りたたみ式復活



・・・ということで。




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普段であれば発売からある程度時間が経って、値段がこなれてくるまで待つところなのですが、某サイトでアウトレット扱いの品が売られていましたので、思わずポチってしまった・・・。

それにしても、かつてのDM100や、(爆死した)ポータブックとは違って、ずいぶんと安っぽいシンプルな箱になりました。
まあ、箱に金をかけてもしかたないといえばそれまでですので、それはいいのですが・・・。

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箱を開けると、説明書が入っています。

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説明書には、ディスプレイとして搭載されている電子ペーパーについての注意書き。

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説明書を取り出すと、いよいよ本体とご対面です・・・。

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本体。
DM100の頃の“漆黒”とは打って変わって、グレー系統の天板になりました。
折りたたみ式だけあって、表面積は狭めです。

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代わりに・・・すごく・・・・・・分厚いです
(堂々の3cmオーバー)。

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裏面。
左側の○は、バックアップ用のボタン電池のスロットです。
DM100の頃には、所定のCR2025を挿入するとスキマだらけになり、バックアップ電池がバックアップ用に機能しなかった・・・というアレな過去がありましたが、さすがに今回はそういうことはない模様・・・
(ちなみに、DM100時代には、厚みのあるCR2032を“わざと”挿入することで、バックアップ機能を果たさせていました)。

また、上には単三電池用の電池蓋があります。
画像には写っていませんが、SDカードスロットとUSB端子は、本体の背面に設置されています。
そういえば、USBケーブルは付属品から外されています。どうせ手持ちのケーブルを使うので、問題ないといえばないのですが・・・。

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それでは、単三電池を挿入しまして・・・
(DM100と同様に、eneloopを使用します)

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天板を開けば勝手に電源が入ってスタンバイ状態となるDM100に対して、DM30ではキーボードの展開に、やや時間を要します。
なお、天板を開くと電源が入る仕様自体は、DM30でも継承されています。

ちなみに、中央に写っている、キーボードの“裏側”にのみ、金属パーツが使われています。
おそらく強度的な意味でのことなのでしょうが、他の天板、カバー類はすべてプラスチックなので、お値段の割に“質感”には乏しいことは否定できません。
もっとも、何でもかんでも金属にすると“重さ”に跳ね返りますので、落としどころは必要なのでしょうが・・・。

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なお、電子ペーパーディスプレイの初期化--点滅して何事かと思った!--などもありまして、立ち上がりの時間としてはDM30の方がDM100よりも“遅い”です。

まあ、立ち上がりが遅いとしても、どのみちキーボードを展開する時間と手間はかかりますので、実用上の問題はないと思われます。

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キーボードを展開してみました。
折りたたみ式とはいえ、DM100のキーボードとサイズ、キーピッチ、質感等に大きな差はないと思われます。
普通に文字入力する分には、特にストレスの溜まらないキーボードといえるでしょうか・・・
(若干、打鍵感がスカスカなような気もしましたが、機構を考えると“ダメ”とまではいえませんかね・・・)。

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キーボードを展開すると、自動で“脚”が展開します
(写ってないけど・・・orz)。

私にとって、折りたたみ式のポメラは初代のDM10以来となるのですが、机の上での安定感という意味では、DM10の時代とは比較になりません。よく安定しているといえます。

他方で、この“脚”、膝の上のような不安定なところで入力する際にはかえって障害になります。
平面だったDM100では、膝の上での入力もそこそこできていたことを思うと、この点は一歩後退でしょうか・・・。

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また、全体としては過去のポメラのキーボードを“継承”しているのですが、一つだけ解せなかったのが電源ボタンの位置です。

ごらんのとおり、右上の隅にあるのですが、他のキーと“同じ列”にあるので、これが地味に押し間違いを誘発するのです。
しかも、使用頻度の高いDeleteキーやBackspaceキーに隣接しているので、なおのこと・・・。

DM100と違い“折りたたみ式”であるがゆえのキー配置の制約が大きかったことは否定できませんが、ならば本体に設置するなど、「押し間違いのリスクを根絶できる」ような配置になっていた方が、個人的には望ましかったと思うところです。

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使用インプレッションを入力しつつ、画面を眺めてみます。
DM30最大のウリは、間違いなく「電子ペーパーディスプレイ」の採用です。

そして、「見やすさ」という意味で、電子ペーパーディスプレイが圧倒的であることも、一目瞭然です。
DM100に対する最大の不満は、液晶ディスプレイの質が“残念なことになっていた”ところですが、この弱点を的確に潰してきました。
本来縦で使用する液晶を無理矢理横にした・・・という話をDM100の発売直後に聞きましたが、それが原因なのか、他の原因なのか、ともかくも

色味がおかしい
バックライトがムラだらけ
長時間見ていると目が疲れてくる


・・・といった、DM100の画面に感じていた不満を、電子ペーパーディスプレイはきれいに拭い去ってくれました。
見やすさもさることながら、見ていて疲れにくいというのは、さすがに電子ブックで採用されているだけのことはあります。

また、ハードウェアというよりはソフトウェアの問題なのでしょうが、DM200に引き続いて

アウトライン機能が搭載された


ことも、高く評価できることです。

長いテキストデータ(数千字以上のレベル)を入力していると、往々にして「どこに何書いてたっけ」となりまして、結局はテキストデータをPCに流し込んで、PC上で編集する必要があったのですが、アウトライン機能があることで“見出し”を立てることができることで、この弱点をかなりの部分カバーできることになりました。


他方で、電子ペーパーディスプレイには“重大な弱点”があることも事実です。

要するに、

表示遅れ
残像


です(添付文書でも断られていましたが・・・)。

残像については、F12キーでリフレッシュすることができますので、それほど問題ではないという見方もできるでしょう
(もっとも、リフレッシュしているときには画面が点滅して数秒とはいえ入力できなくなるので、それがストレスであるという向きもあることでしょう)。

他方で、表示遅れは、人によっては深刻な問題かもしれません。
私自身のタイピング速度は、e-typingでの簡易的な測定の結果、350-400WPM--某巨大掲示板の基準だと、“タイパー初級者”らしい--と、大して速くないので深刻な問題にならないのかもしれませんが、真の上級者からすると、おそらくは入力に表示が追いつかなくなることでしょう。

あるいは、入力が大して速くない私でも気になるのが、DeleteキーやBackspaceキー、あるいはTabキーなどを押す際に、カーソルが意図したとおりに動かないことです(消さなさすぎor消しすぎ)。
電子ペーパーディスプレイの「特性」として、しかたないところもあるのかもしれませんが、文字入力デバイスに採用するのであれば、もう少し何とかならなかったのか・・・と、思わないでもありません。




“何とかならなかったのか”という意味では、搭載されているAtok(Atok for pomera)の“バカッぷり”も、大概だと思われます。

キングジム自身が、DM200が出たときに(変換効率を自賛して)「さくらのはながさきました」という文章が正確に変換できることを誇っていたことがありました。
ところが、DM30の紹介ページでは、変換効率についてのサンプルはありません。

それもそのはず、DM100の場合と同様に、DM30でも、

さくらのはながさきました→桜のは長崎真下
(先祖返りかよ!)

・・・に、なるのですから(他にやってみた人もいるようですが、私もやってみたら実際にそう変換されました・・・。なお、パソコン上のAtok(Atok2017)では、「桜の花が咲きました」と、正しく変換されました)。

DM100と同様に、PC版のAtokからユーザー辞書を移動させることができますので、それをすると少しはマシになるのでしょうが、ユーザー辞書が活用できるためには、そもそも連文節変換が使い物にならないと話にならないわけで・・・
(言いかえると、文節の区切りが自動で適切に行われなければ、辞書だけ移行させても大して意味がない)。

ともあれ、公式HPでは、Atok for pomeraを搭載したDM30も「かしこい日本語」を名乗り、「的確でスムーズな漢字変換を実現」すると謳っているようですが・・・



どこが“かしこい”のか、小一時間問い詰めたい!

(連文節変換に最初から期待せずに、細かく変換することで弱点をカバーする人もいるようです。もっとも、スマホやケータイならばまだしも、「テキスト入力に特化したマシン」でユーザーがそんな“配慮”をしなければならないことが、そもそもの間違いというわけで・・・)


DM10やDM100の時代ならばまだしも、DM100の発売(平成23(2011)年)から7年も後に出た新機種のレベルとしては、お寒いこときわまりないと、言わざるを得ません・・・
(電池駆動では、PC版のAtok並の変換ができるハードを実現できない(それが、DM200でバッテリー駆動に移行した理由)ことは理解しますが、それにしてももうちょっと“手の入れよう”はあるでしょうに・・・)。

なお、変換効率に加えて、処理速度という面でも、DM100とほとんど印象が変わりませんでした
(ベンチマークテストのように、明確に数字で表現できるわけではないので、あくまでも“体感”ですが・・・)。



電池駆動である以上、DM200並を求めはしませんが、

DM100からの明確な進歩・改善


を、ディスプレイとアウトライン機能“以外”でもう少し示せなかったのか・・・とは、切に思います
(まして、DM100と比べてお値段が格段に上がっているわけですし・・・)。

「進歩・改善がない」という意味では、処理速度や性能がDM100並で、液晶よりも消費電力が小さい電子ペーパーディスプレイを搭載しているにもかかわらず、DM100よりも稼働時間が短くなっているのは、一体どうしてなのだろう?

そして、DM100にはあったbluetooth機能が削除され、DM200にはあった無線LAN機能も搭載されず・・・
(・・・って、私はどっちもポメラには求めていないので(データの転送はSDカードを抜き差しするだけなので)、いいといえばいいのですが、気になる人もいるかもしれません・・・)。




・・・ということで、早速買ってきたいいけれども、

手放しの賛美

・・・とは、いきませんでした。

スペックが公開されたときには、これでDM100に感じた不満--主に画面回り--が解消されたと思ったものですが、“あちらを立てればこちらが立たず”ですね。

まあ、どっちにしても購入はするつもりだったのですが、最低でも数ヶ月は様子を見て、ある程度価格がこなれてからにするつもりでした。
その意味では、思ったよりも早く、たまたまアウトレットで--誰かが「こんなん使ってられるか!」と返品でもしたのか?--、(発売直後としては)お安い価格で導入できましたので、まあ使い倒していこうと思います。

もっとも、発売直後のご祝儀相場--(これを書いている平成30年6月下旬の時点で)DM200よりもわずかに安いだけ--のもとで、DM200との価格差が無きに等しいことを考えると、電池駆動と電子ペーパーディスプレイに魅力を感じなければ、DM200を選んだ方が幸せになれるような気はします
(さて、これからどこまで下がるのでしょうか・・・。DM10やDM100の頃の“熱気”もだいぶ薄れて、それほどたくさんの台数が売れるものでもないでしょうから(メーカーは年間の販売目標を“1万台”に設定しているそうですし)、DM10や100のときほどには、(メーカーの設定価格と比べて)値段は下がってこないかもしれませんね・・・)。

“出目金レンズ”(タムロン15-30mm)を導入してみる

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先日、手元にある二本のカメラレンズを下取に出しました。

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タムロン製90mmマクロ、俗称“タムキュー”の先代モデルこと、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004) 。
メイン機であるニコンD750(フルサイズ機)に対応させるべく導入したマクロレンズであり、マクロレンズらしい接写能力と、きれいな“ぼけ”は今もなお評価できるものなのですが、

肝心の手ぶれ補正機構(VC)がマクロ域で役に立たないという、この現実
(なお、F004の名誉のために補足しておくと、被写体との距離さえ離れれば、このレンズの手ぶれ補正機構、有効にはたらきます。タムキュー最新型のF017は加速度センサーの搭載によりマクロ域の手ぶれ補正能力を大幅に強化しているようですが、まだお高い・・・)


いや、マクロ域で“手持ち”で撮っている方がアホだろ(三脚使えよ!)といわれれば、まあそれまでなのですが、サブ機のオリンパスE-M10 Mark2の優秀な手ぶれ補正能力(5軸補正)と、後付けで追加した12-40mmレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO)の、全域で最短撮影距離0.2mという能力を使えば、これで簡易マクロ撮影もたいてい片づけられることに思い至りまして、銘玉タムキュー・・・しばらく「ドライボックスの留守居役」状態になっていました。




これはもったいない・・・

・・・ということで、下取に出すことにしました。




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もう1本、あわせて下取対象にしたのが、トキナー製AT-X 17-35 F4 PRO FX 17-35mm F4。
F4通しのいわゆる“小三元”仕様の超広角ズームながら、(中古品が)お安かったというだけの、購入理由でした。

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さすがにフィルター径は82mmと大きいとはいえ、超広角ズームでは「フィルターをつけることができる」ことが、そもそも大きなメリット。

そして、寸胴さんの小三元(仕様)でありながら、(仕様の割には)小型軽量コンパクト・・・(だいたい600g)。

超広角ズームであれば手ぶれ補正機構がないことも大してマイナスにはならず・・・と思っていたのですが、


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とんでもなく逆光に弱いことと・・・

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周辺の描写がいくら何でも甘すぎるのではないか・・・と。

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こちら、上記画像(絞りF9.5)の中央部・等倍切り出し画像ですが、(陰で黒つぶれ気味なのはアレとして)まあわからないでもない描写。

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他方、上記画像(絞りF9.5)の周辺部・等倍切り出し画像ですが、いくら何でも甘過ぎというか流れすぎ
(開放ならば周辺が甘いのも当然なのですが、絞ってコレかよ・・・というか、メーカーに調整に出せよという説もあるのですが、(中古購入品に)ゼニをはたいてそこまでする気力もなく・・・)

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・・・ということで、箱に梱包されて、某ネットショップにドナドナされていったのが、先週の話です
((昨年秋の時点での、約4万円強という)購入価格を考えれば、十分に役割は果たしていると、いえなくもないのですが・・・)。




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・・・ということで、レンズ二本分の下取代金にいくらか不足額を継ぎ足しまして導入されたのは、“出目金レンズ”こと、タムロン製 SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)でございます。

ごらんのとおりの“出目金”状態につき、フィルターを装着することはできません。

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画像ではそれほどでもないようにみえるかもしれませんが--実際、メーカーサイトやレビューサイトの“レンズ画像”を見ていてもそれほどとは思わなかったのですが--、いざ現物を目の当たりにすると・・・




すごく・・・ふとましいです・・・
(まるで私の樽形ボディのようだ(失笑))

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レンズキャップと並べてみる。
なお、フードが固定式であるため、一応はレンズ保護の役割も果たすのでしょうが、移動中などに誤って前玉をぶつけでもした日には立ち直れなくなりそうですので、面倒でも移動中にはキャップ使用・・・ということを徹底しないと・・・。

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ちなみに、私がメインで使っている標準ズームもタムロン製品でございまして--かけられる費用的な意味で--、標準ズームの前世代こと、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)です。

何かと物議を醸している“金帯”仕様の前世代製品ですが、かけたコストに対して得られる写りという意味では、評価に値すると思われます
(なにせ、純正大三元標準ズームの現行版は・・・手が届かない・・・(D750の本体よりも高いのですよ・・・orz))。

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その、A007(フィルター径82mm)のキャップと並べてみると、こうなります。
いかに、出目金レンズ・A012のレンズ径が“ふとましい”のかは、お察しいただけるかと・・・。


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では、D750にA012を取り付けてみます。
A012は重量1.1kgという、超広角ズームとは思えない“重量級”なこともあってか、軽めのボディであるD750につけると、ややフロントヘビーという気も、しないでもありません・・・。

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レンズ自体の“ふとましさ”、枚数といった問題もあるのでしょうが、手ぶれ補正機構(VC機構)が搭載されていることも、重量に与える影響という面では、大きいかと思われます。

なお、ズームにより前玉が前後しますが、固定式のフィルターからはみ出ることはないように設計されています。

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標準ズームであるA007の装着状態と比べても、全く劣らない存在感というか、むしろA012の装着状態の方が堂々としているような気が・・・。




今週某日、下取に旅立ったトキナー17-35mmの--下取に出すか否かを決めるために行った--試写と同じ場所、同じようなアングルで、タムロン15-30mmの試写を実施してみました。

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(こちら、京都御苑の一角)
最新世代のコーティングにより大幅に軽減されているとはいえ、やはり斜めから光が入るとゴーストが出るのは、出目金レンズの宿命でしょうか。

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(こちら、鴨川周辺)
他方、肝心の周辺領域の描写は・・・と。

f11中心
上記画像の中心部・等倍切り出し(本来はF9.5どうしで比較しないとアンフェアなのですが、そこまで気が回らなかったのか、データを確認したところF11)

f11周辺
上記画像の周辺部・等倍切り出し。


・・・ということで、


タムロン大三元の一角(広角担当)を占めるだけのことはある



と、勝手にご満悦です。
メーカー自身が、周辺部の描写にまでこだわった・・・というだけのことはありますね。

もちろん、ニコン純正大三元の広角域を担う“神レンズ”こと、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDと比べないとアンフェアなのかもしれませんが、純正大三元への道は・・・。




ともあれ、これで広角ズームも通しF2.8の大三元仕様に一新されました

望遠ズームについては、旧式化しているきらいもあり、後継品の近々の登場が噂されているシグマ製 APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを使っていますので、一応は「通しF2.8の大三元(仕様)レンズで揃えたことになる」・・・のか???

タムロンの大三元望遠域を担う、SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A025)も、設計が新しいこともあってか評価は高いようですので、これを導入すればタムロン大三元のツモ・・・なのですが、そう頻繁には・・・いきませんね。

持ち運び用ノートパソコンを買い足してみる

先日、思い立つところがありまして、持ち運び用ノートパソコンを“買い足して”みましたので、無駄に記録を整理してみます。

過去、15インチ級フルサイズ(?)ノートパソコンを“気合い”(?)で持ち運んでいた時代もありましたが、老化とか何とかにより重いものを持ち運ぶとしんどいので--その割には、デジイチはフルサイズ機と交換レンズ2~3本を抱えてウロウロしますけどね・・・--、


ネットブック(一世を風靡したEee PCの第二世代機(ASUS製、EeePC 901-X))
~(フルサイズ機を持ち運んでいた時期を挟んで)
~某タブレットPC(付属のキーボードが半年せずに認識しなくなるというハズレ品)
ポータブックキーボードをたたまずにカバンに入れたら液晶が割れた(苦笑)
~ASUS製 R209H(そういえば、まだここでレビューしてなかったので、そのうち実施する予定)


・・・と、無駄に代替わりというか、遍歴を積み重ねています

ラインナップを眺めていただけると一目瞭然かと思われますが、


安物ばかり使っている
(主に、“プア的な意味で”)

・・・のが現状で、いろいろとストレスを溜まらせていた次第。

とくに、CPUまわりが非力だとか、液晶がしょぼいだとかいったも問題点もさることながら、


ストレージの容量が足りない

(具体的には、ストレージ32GBでは、Windowsのアップデートの段階で、容量不足でストップするというアレな現状)


・・・ことが、結構な悩みのタネでした。



そんなこんなで、持ち運びができてそれなりのストレージの容量があって、かつストレスの溜まらなさそうなPCが、どこかに安く転がっていないものか・・・と、ネットサーフに励んでいたのですが(←いや、仕事しろよ!)・・・

以上、無駄な前置き。




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・・・ということで、ネコさんの宅急便で送られた刺客・・・もとい、段ボール箱。

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左側に本体、右側にACアダプターとコードが収納されています。

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・・・ということで、新たに買い足されたのは、HP製“envy13”(楽天市場店限定モデルの、シルバーカラー)の、ベーシックモデル(13-ad009TU)で、ございます。

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付属品は、ACアダプター、簡易マニュアルと・・・

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マイナビ謹製のオリジナル冊子(『HPパソコンナビ』)で、ございます。
なるほど、分厚くてわけわからんだけのマニュアルをつけられるよりは、この手のオリジナル冊子の方が“わかりやすい”という説も、ごもっとも。

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ACアダプター自体は比較的コンパクトですが、コードが太いのも、HP製パソコンのお約束
(なお、私が導入するHP製パソコンは、これが2台目です)。

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ちなみに、envyシリーズに特に思い入れがあるわけでもありませんが、求めているスペックがそこそこのお値段で売られていたから・・・というだけの、選択理由です。

そのスペック、主要項目だけを列挙いたしますと・・・

ディスプレイ:13.3インチ(IPSディスプレイ(フルHD1920×1080/最大1677万色))
OS:Windows 10 Home (64bit)
プロセッサー:Core i3-7100U (2.40GHz, キャッシュ 3MB)
メモリ:4GB
ストレージ: 256GB SSD (PCIe NVMe M.2)
質量:約 1.24 kg
バッテリ駆動時間:約14時間


まあ、“モバイルPC”としては、“こんなもの”なのでしょうが、これまで私が使ってきたレベルの“安物”と比較すると、いろいろと“チビってきそう”なハイスペックです(苦笑)。

なお、この手のPCのお約束として、販売価格がコロコロと変わるということがあるのですが、私がポチったときには結構なセール中のようで、実に7万円台後半(送料込)で買えました
(なお、今(平成29年11月5日)見たら“87,500円”となっていたので、実は結構いいタイミングで買ったのかも・・・)。

筐体が金属製であり、質感は圧倒的です
(何せ、これまでは“筐体がプラ製”のパソコンやタブレットしか使ったことがないので、新鮮なこと極まりない)。

個人的には、ボディの一部がマグネシウム合金製のデジイチを初めて持ったときのような感慨を、勝手に抱いているところです
(おお、触ってみると“ひんやり!”・・・的な意味で)。

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ディスプレイを開いてみました。
アイソレーションタイプのキーボードで、キーピッチ、キータッチとも、特に不満はありません。

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不満があるとすれば、これもHP製パソコンのお約束である、

エンターキーの右側にさらに一列キーが配置されている
(打ち間違いや予期せぬカーソルの移動が頻発する)

ことと、

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タッチパッドのボタンがペコペコと安っぽすぎること

・・・くらいでしょうか。

「ベーシックモデル」とはいうものの、HPとしては“プレミアムライン”に位置づけているそうなので--HPのロゴがスラッシュ状になっているのは、その証らしい--、特に、タッチパッドはもうちょっと何とかしてほしかったところです。

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なお、キーボードは光ります
(ライトのオンオフについても、キーボードで簡単に切り替え可能)。

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まあ、光るからどうなんだ・・・といわれても困るところですが、暗いところでも安心?
(そもそも、キーボードライトがないと困るような暗いところでパソコン使うなよという説もあり・・・)

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他方で、モバイルPCらしく、薄いです
(厚さ14mmを謳います)。

なお、薄型化の代償か、SDカードスロットについては、マイクロSDカードのみの対応となります。
そこは少し頑張って、フルサイズのSDカードスロットもあると、なおよかったのですが・・・。

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とはいえ、モバイルPCでは何かと“削られがち”であるUSBポートを“4つ”備えるのは、ポイントの高いところです
(ただし、ポートのうち2つは新式の“USB Type-C”ポートにつき、旧式のUSB機器との互換性がありません。また、HDMIポートも装備しないため、画像出力をする際には、Type-Cポートから出力することになります(さっそく、アダプターを買ってくる羽目になった・・・orz))。

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また、スピーカーは北欧のオーディオメーカー(らしい)Bang&Olufsenブランドのものを搭載しているらしいです。
正直、オーディオについてはよくわかりませんし、某社のコンデジがZeissブランドのライセンスを受けてシールを貼っているようなものなのでしょうが、


安物のノーパソとは音が違う

・・・ことは、素人の私にもよくわかりました
(スピーカーを4つ(上面+底面)装備していることも、大きい模様)。

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こちら底面。
アルミニウム削り出しの天板と違って、こちらはマグネシウム合金製だとか。
確かに、プラとは違います。プラとは・・・。

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起動してみました。

とりあえず、

「10秒でOS起動」という触れ込みはウソではない
(速すぎだろ)

アプリの立ち上げや切り替え時のモッサリ待たされ感がほとんどない

・・・ということで、


Corei3とSSD(新規格のPCIe)の威力、半端ない


・・・という、カタログスペックどおりの結論に落ち着きます。

なお、液晶は残念ながらグレアタイプで写りこみもそれなりにありますが、IPS液晶につき、発色は良好です。





ちなみに、購入後にWindows10がさっそく“余計なお節介”を発動して、勝手に更新プログラムを放り込むのですが、これが最初のうちはトラブルを起こしてくれて、非常に焦りました

具体的には、ログインした後、

起動しても真っ黒(カーソルだけが不気味に浮き上がっている)→数分するとデスクトップ画面が表示される

・・・という症状でして、何も知らなければ「早速不良品を掴まされたのかよ!」と思うところですが、このパソコンの責任でも、HP社の責任でもありません。


Windows Updateが“アレ”なだけです・・・!!

同じような症状と対処法をネット上で調べまして、Updateの不具合を解きほぐしてからは、今のところすこぶる快適に動いております。
ホント、余計なことしいというか、“お節介”ですよね・・・。




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さて、手元のHP製パソコン・・・ということで、普段自室でメイン機として使っている、HP製14-b100(型番どおり、14インチディスプレイを装備)の上に置いてみました。
当然のことながら、envy13の方が、一回り小型です。

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14-b100、思えば3年前(平成26(2014)年)に、モデル末期ということもあってか、4万円そこそこという破格値で購入したものですが、今もなおバリバリ(←死語)現役です。
ただ、プラプラしい外観は・・・値段相応というべきか・・・。

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エンターキーの右側にさらに一列キーが並んでいるのも、この頃から変わりないんですね。

余談ながら、このパソコンで文字入力していて、どうして頻繁にカーソルが“あらぬところへ吹っ飛んでいくのだろう”と、長年謎だったのですが、envy13のキー配置と同様であることに気がついて、

エンターキーやバックスペースキーを押しているつもりで、ホームキーやPgUp/Downキーを押していただけ


・・・ということに、3年の時を経て今更のように気がつきました
(ホント、なんでこんなキー配置になっているのやら・・・)。




(おまけ)
手元の主なパソコンのストレージの速度を、無駄にベンチマークしてみました。

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本機・envy13。
とりあえず、いろいろと“圧倒的”です

sshd.jpg
こちら、14-b100(いわゆるSSHD(HDDに大容量キャッシュとしてSSDも搭載))。

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かたや、シリアルATA接続によるSSD
(共同研究室に鎮座しているマウス製MB-B500E)。

一口に“SSD”といっても、規格によってだいぶ変わるもので・・・。
プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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