オリンパス75-300mmレンズ導入記録

“値上げの秋”・・・という感もある今日この頃ですが、値上げラッシュによる可処分所得の減少にもめげずに(?)、こんなものを導入してみました(実際に導入したのは9月ですが、ようやっと本格的なテスト撮影の機会を得たので、いまさら記録を整理・・・)。

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オリンパスの誇る“廉価版超望遠ズーム”こと、M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで、ございます。

マイクロフォーサーズ規格であれば、35mm判に換算した際の焦点距離は“2倍”となりますので、

35mm判換算150-600mm相当

・・・ということで、“まさに超望遠”です。





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さて、頻繁に使用するわけではないのですが、“特定の場面”--航空機、鉄道、鳥・・・などなど--においては必要不可欠なのが、超望遠レンズというものです
私自身、メイン環境(ニコンFマウント)用として、タムロンの誇る“なんちゃって大砲”こと、SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(タムロン150-600mmの初代こと、モデルA011)を、もともと保有しています。

600mmまで対応するレンズとしては驚愕の“安さ”を誇り、写りも(ハマれば)悪くないのですが、いかんせん・・・

重く大きい
(三脚座を外してもなお、ゆかいな2kgコース)

ため、愛と気合いがないと持ち出すことができないのが“現実”です。


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ところが、こちらオリンパス75-300mm、コップか何かくらいの大きさに、重量何と

“423g”

“キミは本当に超望遠レンズなのか?”・・・と、ツッコんでみたくもなります。
もちろん、オリンパスのレンズ群の中でも最下位(スタンダード)クラスのレンズですので、鏡筒をはじめとして全体がプラスチック感に満ちあふれており、特殊硝材も(最上位のPROレンズに比べると)少ないです。

もっとも、その代わりに“小型軽量”になっているという見方もできます。
2kg(厳密には、三脚座を外すと1850gくらい)と432gでは、“別世界”もいいところですね

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とりあえずフルに伸ばしてみました。
鏡筒は遠慮なく伸び縮みします・・・。

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別売のフードを取り付けてみました。
どうでもいいのですが、オリンパスのスタンダードレンズ群はことごとく“フード別売”です。
そのことによって販売価格を少しでも下げよう・・・という意図も理解できなくはないのですが、広角~標準レンズと異なり、望遠、とりわけ超望遠レンズはフードの役割が大きくなることを考えると、付属している方がありがたいところです・・・。

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ちなみに、このレンズの大きさは、私がマイクロフォーサーズ環境で“常用レンズ”としている、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROと、ほぼ同じとなります。
もっとも、スタンダードレンズとPROレンズですから、造りにはどうしようもない“格差”があることも、事実です・・・。

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左が本レンズ、右が12-100mm F4ですが、焦点距離の短い12-100mmの方がフィルター径が“大きい”ところにも、格差がそこはかとなくあらわれるところです。
なお、大きさ(長さ)こそほぼ共通の両レンズですが、“重量”という観点では、12-100mm F4の方が、100gほど重くなります。
これは、PROレンズが金属製の鏡筒を採用し、特殊硝材もふんだんに使用していることによるものと思われます。

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マイクロフォーサーズ環境のメインボディとなるE-M1(初代)にとりつけて、遠慮なく伸ばしてみました。
こうして伸ばすと、けっこうな存在感があります

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ちなみに、“開封の儀”がないだとか、妙に鏡筒に“傷”が見受けられるといったところからお察しいただけるかと思いますが、例によって中古レンズです

実は、平成30年11月2日購入分まで、このレンズはオリンパス公式の“キャッシュバックキャンペーン”の適用対象でした。
このキャンペーンの適用を受けるためには、期間中の本レンズの新品購入に加えて、対象ボディ(こちらは購入時期を問わない)の製品登録をしていることが条件となりまして、これを機会に私の手元のE-M10 MarkIIも(いまさらのように)製品登録したのですが、結局は新品でなく中古です

キャッシュバックのことを考慮すれば、新品と中古に価格の大差はなく、ならば新品の方が・・・とも思ったのですが、今回のキャッシュバックキャンペーン・・・

UCギフトカードでの還元

・・・なんですよね。

どうせなら現金(あるいは、現金為替のように100%現金に還元できるもの)で還ってくる方がありがたいではないですか・・・ということで、キャッシュバックキャンペーンを華麗にスルーした次第
(その点、昨年行われていたシグマのキャッシュバックキャンペーンは現金為替で還ってきたので、ありがたかったです・・・(還ってきたらきたで、速攻で“バースデイきっぷの旅”の費用の一部に化けたというのもアレな話ですが・・・))。


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・・・ということで、フードも取り付けて--もちろん、フードも中古品を漁りましたが、何か?--、テスト撮影のお時間です。




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まずは、9月某日に鴨川の河川敷に出かけてみました。
ちょうどサギがいましたので・・・

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ズーミング。

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鳥をそれなりの大きさで収めることができるのも、超望遠レンズの特権というものでしょう。

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開放でのボケ。
開放F値が大きい--このレンズは、ワイド端でも開放F4.8、テレ端に至っては開放F6.7と、暗めのレンズです--、廉価版超望遠ズームとはいえ、テレ側に持っていくと“なかなかのボケ”という印象でした。




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いっぽう、“超望遠ズームといえば航空機”・・・ということで、こちらは今月冒頭に伊丹空港の展望デッキに出かけてきた際のテスト結果の一部です。

相変わらず“微妙な腕”で恐縮ですが、動いているものにAFで合わせようとすると、E-M1のM. ZUIKOレンズに対する“冷たさ”が大いに影響することになります。

どういうことかというと、せっかく位相差AFを搭載しているにもかかわらず、E-M1はM. ZUIKOレンズで位相差AFをほぼ使わせてくれないという、この現実
(高速連写モードでないと、M. ZUIKOレンズでは位相差AFを使わせないなんて、“宝の持ち腐れ”もいいところだろ・・・)。

・・・ということで、私の腕もよろしくはないのでしょうが、ピン甘写真やピンズレ写真、ピン抜け写真を量産する羽目になりました
(この画像はまだマシな方ですが、よく見なくてもピン甘・・・)。

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動きが遅いときや

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止まっているときは、まずまず良好な画像を叩き出すのですが・・・

ホント、位相差AFを搭載しているのならば、対応したフォーカスポイントで合わせるときくらい(どんなモードでも)“使わせてくれ”・・・と、切に思います。
まあ、(どんなレンズ、どんなモードでも位相差AFが併用できる)E-M1 MarkIIを買え・・・ということなのかもしれませんが・・・。

なお、きちんとピントを合わせさえすれば、等倍で見るというような過酷な環境(?)でもない限り、お値段の割にはそこそこの画像を出してくれるのではないか・・・という印象です。

・・・というよりは、フルサイズやAPS-Cの同焦点域であれば、お安いサードパーティー品でも(新品)10万円クラスはくだらないところ、このレンズは半額以下で同等の画質を叩き出すのですから、その意味では“コストパフォーマンスにすぐれる”という見方も、できるのかもしれません。


なお、一部の焦点距離は(手持ちのレンズでいうと)12-100mm F4と重なりますが、PROレンズと比べるのは“荷が重すぎる”というものです。お値段も全然違いますしね(中古品どうしでも・・・)。

他方で、本レンズと同じ“スタンダードレンズ”に属するM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R(E-M10 MarkIIダブルズームキットのキットレンズとして保有)と比べると、同じような焦点距離でもこのレンズの方が若干画質が“上”という印象を持ちました。
それも“価格差なり”ということでしょうか・・・。




・・・ということで、価格面でも重量面でも、“お手頃”な超望遠ズームである、オリンパス75-300mmの導入記録でした。
このコンパクトさで超望遠・・・というのは絶賛に値するのではありますが、欲を言えば、レンズ内にも手ぶれ補正機構がほしいところです。

・・・というか、こういうレンズこそ、シンクロ手ぶれ補正機能の対象にする必要があるのでは?

もちろん、オリンパス機の5軸手ぶれ補正が大いに信頼できることは事実です。
事実なのですが、さしもの5軸手ぶれ補正機構も、焦点距離が“超望遠域”になると、効果が追いつかなくなります
(これは、ボディ内補正の或る意味での“限界”ともいえるでしょう)。

そのことを思うにつけ、本体で補いきれないところをレンズで補ってくれると、三脚なしで振り回せる“超軽量な超望遠レンズシステム”のメリットが倍増するのに・・・と、若干の物足りなさも覚えるところです
(三脚につけろよ・・・というツッコミもごもっともですが、河川敷ならばともかく、空港の展望デッキや駅では、三脚をまず使えませんしね・・・)。
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ホワイトノイズマシン

毎年寒くなると憂鬱です。

どうして、

“他人の”部屋のエアコン室外機が、私の住んでいる部屋の窓の前にはあるのでしょうか・・・
(そして、私の部屋にはエアコンなどという贅沢品は存在しない・・・。設置するもしないも大家の胸三寸・・・(入れ替わるタイミングか昔からあった冷房専用窓エアコンが壊れたタイミングで設置しているだけでしょうが・・・))


・・・キサマがその程度のところにしか“住めない”のが悪いのだ



・・・と言われれば、まあ反論はできませんが、ともかく、


昼も夜も室外機の発する低周波音が鳴り響く“終わっている”環境

・・・で、ございます
(そんな電気代が払えるのならば、どうしてもっとマシなところに住まないのかね?・・・と、電気代だいたい3ケタ円の私は、思うことしきりです・・・。どうしても設置したければ、どうして“冷房専用”にしないのかと、苦言を延々と呈したい・・・)。


そして、昨今では

エアコン=生活必需品

・・・という、愚かな見解が“多数派”を占め、多数派の暴虐により私のような反エアコン原理主義者の旗色がきわめて悪いことは確かです。
いや、ゼニのある人が使うのは勝手にしていればいいんですよ(自分で払う限りで)。


どうして歴然たる贅沢品を“必需”にするのかという点が、理解に苦しむ

・・・だけで
(多数派の暴虐により“必需品”扱いにされてしまうおかげで、「室外機がやかましくて安眠できない」といくら声を上げても、(誰にも)相手にされないのです・・・。「夜に廊下を歩く音がうるさい」といったバカバカしいクレームには即座に対応するくせに・・・orz)。

百歩譲って“酷暑となる真夏はしかたない”としても(熱中症を避けるためにほかに効果的な手段が限られるという意味で)、


冬にはほかにも暖房のための手段はいくらでもある
(しかも、他人に迷惑をかけないで済む手段はいくらでもある)



・・・のでは、ないでしょうか。

せめて、


寝ているとき=布団なり毛布なりに包まっているとき

・・・くらいは、静かな時間を求めることは、許されないのでしょうか・・・
(許されないから、こんなことになっているのでしょうが・・・)。




ここまで無駄に長い前置き。


・・・ということで、“自衛”するしかないのですが、過去いろいろと試みてきました。

耳栓
ノイズキャンセリングヘッドホン
走行音を垂れ流す



・・・結果、


耳栓→同じ耳栓を使い回していたら外耳炎になった・・・/劣化するたびに買い換えているとバカにならない/目覚ましまで聞こえなくて寝坊した
(きちんと洗って乾かさないのが悪い?)

ノイズキャンセリングヘッドホン→寝ているうちに取れて轟音で叩き起こされる

走行音垂れ流し→(使っているミニコンポが安物で)操作パネルが煌々と光って眠れない
(タオルで遮光してもまだ光っている・・・って、安物を使うのが悪いのか? あとは、アナウンスが入る段階で目が覚めるとか・・・)

・・・ということで、何をやっても“決め手に欠ける”状況です
毎年対策を変えているような気もしないでもないのですが、最近、ある機器の存在を知りました。

それが、

ホワイトノイズマシン

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・・・ということで、Amazonでああだこうだと比較検討した結果、“こんなの”を調達しました。

ANFURIG製、 ホワイトノイズマシン HFD-600

・・・で、ございます。

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28のサウンドを搭載するというおトク感?

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まあ、実際にはホワイトノイズが12種類、ファンサウンドが12種類、その他4種類という、けっこうに“偏った”構成というべきか、サウンド数の水増しではないか・・・という気も、しないでもありません。

まあ、3k円程度の機材に、そこまで高度な機能を求めるのも間違いというものでしょう
(それを言うと、ファンを物理的に回してホワイトノイズをリアルに生成する機材の方が“もっとお高い”のですけれどもね・・・。録音された短いサウンドを延々とリピートするのは睡眠に却ってよくない・・・という説もありますが、実際にはどうなのでしょう?)。

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ご開帳。
電池やバッテリーを搭載せず、USBを介して電源に接続するかたちでのみ動作します。
どうせアパートの自室で寝るときにしか使いませんので、それで上等です。

また、けっこう大柄のボディのかなりの部分をスピーカーが占めていますが、この

スピーカーの大きさ

・・・という点を、機種選定に際してはかなり重視しました。

なにせ、防音性皆無のうっすい壁とうっすい窓、さらには床から響いてくる室外機の重低音--全く求めていない!--に対抗するためには、音量こそ正義・・・ですからね。

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パネル左側。
○ボタンで12種類のファンサウンドを切り替え、中央のボタンで森のサウンドと子宮内をイメージしたサウンドを流すことができます。

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パネル右側。
同じく○ボタンで12種類のホワイトノイズを切り替え、中央のボタンで川の流れと雷のサウンドを流すことができます。

動作ランプは緑色のLEDが控えめに点灯するだけです。
これくらいであれば--どこぞのミニコンポのようにバックライトを延々と照らし続ける場合と異なり--気になりません。

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裏側には給電用の端子とイヤホン端子、タイマーを設定するためのボタンが用意されています。
なお、タイマーを設定しないとスイッチを切るまで延々と音が流れることになります。

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給電用のUSBケーブル。
このケーブルを介してAC電源から給電するかたちでしか動かすことはできません。

電池のスペースも内蔵バッテリーも備えていませんが、どうせ室内でしか使わないのですから、それで上等です
(内蔵バッテリーが劣化して動かない・・・などという事態を避けることができるだけ、マシというものです・・・)。

ただし、ACアダプターについては、各自で用意する必要があります
(手元にあるケータイ充電用に導入したUSB/ACアダプターを流用)。

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いかにも“機械翻訳”な日本語ですが、日本語説明書も付属しているのはありがたいところです。




・・・ということで、さっそく室外機という忌々しい“敵”と戦うための“武器”として活用してみました。

ホワイトノイズにしてもファンサウンドにしてもなんにしても、要するに

内蔵のメモリに記録されたサウンドを垂れ流しているだけ

・・・なのですが、一定の“騒音打ち消し効果”はあるものと思われます。

今はまだ外気温が高めなのですが、これから外気温が下がると、室外機の発する轟音が“増大”しますので、そうなったときにどの程度打ち消せるのか・・・は、これから要検証ですね。


それにしても、エアコンなる敵の発する轟音は、冷房時よりも暖房時の方が強いのです。
原理的にそうなるらしいですが、迷惑極まりないですね・・・
(私が夏に室外機の騒音を気にしないで済むのは、扇風機の騒音で“打ち消す”からなのですが、夏はそれで十分に追いつくのに、冬に空気清浄機のファンサウンド--原理としては似たようなもの--で打ち消そうとしたときには、全くダメダメでしたからね・・・)。

E-M1(初代をいまさら・・・)

今年の夏にも、中古品ではありますが、オリンパスの誇る“究極の便利ズーム”こと、 M. ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROを導入したことがありました

思えば、ずいぶんといろいろな舞台から“飛び降りている”ような気もしないでもないところですが、広角から望遠まで(35mm判換算24-200mm)1本でまかなうことができる“便利さ”と、“小三元の写り”が共存しているのは、他のマウントでは今のところ存在しない“唯一無二ぶり”であると、切に思うところです。

ところで、このレンズはマイクロフォーサーズ規格のものですので、オリンパス機はもちろんのこと、パナソニック機でも取り付けることはできるのですが、その“真価”を発揮するためには、シンクロ手ぶれ補正機能に対応したオリンパス機に取り付ける必要があります

具体的には、

E-M1(初代、ただし、ファームウェアのアップデートを要する)
E-M1 MarkII
E-M5 MarkII
(これも、ファームウェアのアップデートを要する)
PEN-F

の、四機種です。


なお、私の手元にあるエントリー機であるE-M10 MarkIIでは、取り付けることこそできますし、カメラ本体の手ぶれ補正機能とレンズの手ぶれ補正機能が“干渉”しないように自動的に調整もされますが、シンクロ手ぶれ補正機能を活用することはできません。

これが、

エントリー機と中上位機の間の“越えられない壁”


・・・だといってしまえば、それまでです
(E-M10 MarkIIは、機能的には中位機のE-M5 MarkIIと大差ないのですが、こういう“地味ながらも重要”なところで、格差がつけられています。まあ、格差がないと中位機の立場がないという説もありますが・・・)。


・・・ということで、どうせシンクロ手ぶれ補正機能に対応したレンズがあるのならば、対応したボディもある方がいいではないか!・・・と思うのは、当然の人情というものです。

そして、できうるならばオリンパスの最上位機“E-M1 MarkII”・・・といいたいところですが、さすがにお高い・・・。
他方で、“E-M5 MarkII”では、シンクロ手ぶれ補正、防塵防滴、メカシャッターの速度・・・といったところを除くと、正直なところE-M10 MarkIIとの露骨な差異を感じない(中位機が控えめなのか、エントリー機がやり過ぎなのかはともかく・・・)・・・ということで・・・




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8月下旬に導入いたしましたのは、E-M1(初代)の中古品です。
ふだん、レンズの中古品は割と抵抗なく導入するのですが、“消耗品”ともいうべきカメラ本体の中古品は、これまで導入したことがありませんでした。

それでもあえて中古品にしたのは・・・



価格の問題


・・・という、一点に尽きます。

ちなみに、中古価格で比べますと、上位機のE-M1と中位機のE-M5 MarkIIとのあいだに、大差はありません。
ならば、型落ちでも何でも“上位機”を使ってみたくなるものではないですか!

それにしても、5年前のモデルとはいえ、先代の上位機が“4万円そこそこ”というのは、暴落にもほどがあるのではないか・・・とも、思わないでもないところ
(後で見ていきますように、このE-M1は“上位機”としてみるならばかなり“足りないところ”だらけであることも確かであり、後継のMarkIIがでた今となっては価格が下落するのも当然という気にもなるのですが・・・)。

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もちろん、取り付けるはシンクロ手ぶれ補正機能対応の12-100mmです。

こうして取り付けてみると、総重量は1kgオーバー(本体497g(バッテリー込み)+レンズ561g)と、

どこが小型軽量の“マイクロフォーサーズか”

・・・と、ツッコんでみたくもなりますが、フルサイズ機で同じようなことをしようとすると、重量が倍以上になることは必定でしょう・・・(そもそも、標準小三元+望遠小三元という、二本のレンズが必要になりますし・・・)。

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ちなみに、私のE-M10 MarkIIはブラックモデルです。
これは、「シルバーよりもブラックの方が安かった(そして、色の違いで機能に違いはない)」という、身も蓋もない理由によるのですが、フィルムカメラの頃からチマチマ撮影していた身からすると、やはりシルバーモデルへの憧れというのもあります。

・・・だから・・・というわけでもないのですが、今回はシルバーモデルを選択しました(私が調べた時には、ブラックモデルと明確な価格差もありませんでしたし・・・)。

アルミ削り出しであろうダイヤルの質感・存在感は圧倒的です・・・。

そして、上級機らしいダブルダイヤル--OM-Dは、エントリー機であるE-M10シリーズからダブルダイヤルではあるのですが・・・--は、適度に“離して”設置されています。
スペースの関係か妙に密接しているE-M10と比べると、明確に使いやすいポイントです。

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いっぽう、こちらは電源スイッチ回り。

なぜかスイッチを90度ひねることを強要されるE-M10シリーズと異なり、少しひねるだけでオン・オフをすることができます。
起動もストレスなく速いです。

また、連写モードとAFモードを切り替える専用ボタンがついていることも、意図した撮影をできるかぎりスムーズにできるようにするという点で、評価できるところです。
もちろん、エントリー機でも切替はできますが、ボタンの割当だのメニュー画面の呼び出しだの・・・と、どうしても設定の切り替えにストレスが溜まりますから・・・。

世間では、「ボタンやスイッチが多い方が使いにくい」という向きもあるかもしれませんが、カメラの世界においては、ボタンやスイッチが多い方が--それぞれの機能さえきちんと把握していれば--あきらかに操作性の向上につながります

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その意味では、AEロック/親指AFボタンについているこの“レバー”も、ポイントの高いところです。
レバーを切り替えることによってボタンに割り当てられている機能を切り替えることができるので、撮影状況によってよく使うボタンが変わってくるような場合には、大変重宝します。

ちなみに、最初使っていた時に

親指AFが作動しないではないか!


・・・とボヤいていたことがありましたが、メニュー画面で“AEL/AFLモード”を“モード3”にしてやらないといけない(他のモードでは露出固定機能が割当)ということに最初のうちは気がつきませんでした。

・・・というか、相変わらず“わかりにくい”ですね・・・



だからこそ、オリンパス機のメニューは階層が深すぎて複雑すぎる・・・などとぼやかれるわけですが、見方を変えると、

きっちりと自分好みに設定してやると、案外使いやすくなる
(カスタマイズ性が高い)

・・・ということも、できるのかもしれません(E-M10 MarkIIを使い出して1年以上、ようやく少しは慣れてきたか・・・)。

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背面モニターはチルト式です。
後継のMarkIIではバリアングル式になっているそうですが、個人的にはチルト式の方が使いやすいですね
(バリアングル式は、どうしても出して、しまって・・・という際にグルグル回す必要があるので。自由度が高いことは認めますが・・・)。

また、ファインダーは液晶画面ですが、こちらは可もなく不可もなく・・・というところでしょうか(悪くはありませんが、絶賛するほどでもありません)。

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レンズを外すと、剥き出しの撮影素子です。
一応、最初からの付属品としてボディキャップレンズ(BCL-1580;35mm判換算30mm)がありますが、ほぼ使うことはありません(それこそ、ボディキャップの代わり?)。

余談ながら、どこのメーカーのミラーレスもレンズを外すと“撮影素子が剥き出し”--実際には、コーティングはそれなりにあるのでしょうが・・・--であるのが当たり前だと思っていたら、キヤノンが発表したEOS-Rでは、レンズを外すと自動でシャッタが-降りてくる(撮影素子が剥き出しにならない!)のだそうでして、さすが最大手は考えることが違う・・・と、感嘆したことはありました
(剥き出しだと精神衛生上よろしくないので、他社も追随してくれるとありがたいですね・・・)。

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底面。
前のユーザーが使っていることもあってかところどころスレや傷もありますが、実用上の問題はありません。

ちなみに、裏コマンド的なものでシャッター回数をカウントしてみたところ、13000ちょっと・・・と出ました。
上級機であることを考えると、割と少なめの回数ではないかと思われます
(正直、中古の本体においては外観の状態よりも、シャッター回数の方がよほど重要な問題だと思うのですが、なかなか公開する販売店や出品者はいませんね・・・)。

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対応レンズこそ少ないですが、シンクロ手ぶれ補正機能に対応したボディに取り付けた対応レンズのISスイッチを入れると、自動的にシンクロ手ぶれ補正機能が有効になります

他方で、対応レンズのISスイッチを切ると、レンズだけではなくて本体の手ぶれ補正機能も停止します。

つまり・・・

本体の手ぶれ補正機能“だけ”を動かす/レンズの手ぶれ補正機能“だけ”を動かす・・・という使い方ができない

・・・わけでして、個人的にはどうなのか・・・と思うところです。

もちろん、シンクロ補正するのが“最強”であり、(レンズ/本体)それぞれの手ぶれ補正機能を片方だけ動かすなんて無駄だろう・・・というツッコミどころもあるのでしょうが、他方で、シンクロ手ぶれ補正機能の影響なのか、前世代の上位機なのでそもそもバッテリー食らいなのか、

E-M10 MarkIIに比べて、E-M1の方がバッテリーの持ちが悪い

・・・の、ですよね(体感的に・・・)。

ミラーレス機はただでさえレフ機よりもバッテリーが持たない・・・というのは常識に属しますが、E-M10 MarkIIよりもE-M1の方がバッテリーの容量が多いのにこれでは・・・ということで、例によって互換バッテリーを調達してきて、グルグルローテーションさせています。




他方で、シンクロ手ぶれ補正の威力が“さすが”であることも事実です。
同じレンズでも、シンクロ手ぶれ補正機能がないE-M10 MarkIIよりも、E-M1の方が撮影時の構図は安定しています。

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夜の庭でも、ピタリと止めることができます。
公称“6段分”の補正効果がいつでも確実に発揮される・・・のかどうかはわかりませんが、夜間の手持ち撮影時の歩留まりが上がったことは確かです。

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無駄にボケさせてみる。
こういうとき、MFクラッチ機構は役に立ちます(フォーカスリングを手前に引くだけで、強制的にマニュアルフォーカスに切り替わる)。

なお、“上位機らしい”特徴として、E-M1ではMFクラッチ機構のオン/オフをメニューから設定できます(E-M10 MarkIIでは設定できません)。

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他方で、出てくる画像--JPEG撮って出し--では、実はE-M10 MarkIIとの間にあまり違いを感じないことも確かです。

撮影素子の大きさは同じ
画素数はほぼ同じ
画像処理エンジンも同じ
本体の手ぶれ補正能力も同じ

(5軸手ぶれ補正、公称4段分)

・・・ここまで“同じ”となると、出てくる画像に決定的な違いがある方が、確かにどうかしていますね。

“操作性”という意味では、比較になりませんが・・・
(他方で、重量と携帯性・・・という意味でも、比較になりません)。


特に、E-M1でもっとも高く評価するべきところは、大型で持ちやすいグリップなのではないかと、使ってみて思うところです(E-M10 MarkIIのグリップは、お世辞にも褒められたものではありません)。

また、発売から5年を経てもなお、新機能を追加するファームウェアのアップデートが行われていることも、上級機の上級機たるゆえんです。そもそも、ファームウェアのアップデートなくして、シンクロ手ぶれ補正機能も深度合成機能も無音シャッターも・・・使えなかったわけですからね
(そうまでしてもE-M1 MarkIIがきちんと売れるくらい、後継機の能力が高いのですが・・・。そして、さすがにE-M1のファームウェアのアップデートは、現状最新のVer. 4.4でそろそろ打ち止めのようで・・・)。

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5軸手ぶれ補正のおかげで、接写にもそれなりに対応できるのもさすがです。


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また、E-M10 MarkIIと12-100mmの組み合わせでは“レンズだけ防塵防滴”と、ちぐはぐなところがありましたが、E-M1と組み合わせると、レンズも本体も防塵防滴です。
9月に出雲大社にお参りした際に、外はあいにくの本降りの雨でしたが、傘をさしていてもレンズや本体が濡れるなか、びくともしませんでした(防塵防滴を謳っていないとしても、雨に濡れてただちに故障・・・というわけでもないのでしょうが、安心感は違ってきます・・・)。




こうして、つらつらと導入記とレビューめいたものを書いてきましたが、

中古購入価格に対する満足度は高い


一方で、

“上級機”として見るといろいろと“足りない”



ことも、事実です(だからこそ、上級機の割には中古価格が落ち込んでいるのでしょうが・・・)。


思いつく問題点を列挙してみますと・・・

・せっかくの位相差AFを、M. ZUIKOレンズではほぼ活用できない
(マウントアダプターを介してフォーサーズ時代のZUIKOレンズを使うためだけの機能と化している・・・。M. ZUIKOレンズ+コンティニュアスAFで撮ろうとすると、いろいろと残念なことになる(なに? 私のウデがないだけだ??))
・SDスロットが“シングルスロット”
・手ぶれ補正機能の切替ができない
・バッテリーの持ちがイマイチ

(同じOM-DシリーズのE-M10 MarkIIと比べても・・・)

・・・といったところを挙げることができます。


そして、これらの問題点を、後継のE-M1 MarkIIは、ほぼ的確に潰してきています(手ぶれ補正の切替はできないままですが・・・)。
それゆえに、初代と二代目の間で“圧倒的な価格差”が生じているのでしょうが・・・。




もっとも、今挙げたような問題点も、

中古品をお安く導入した

・・・と思えば、すべて甘受しないといけないところなのでしょうけれどもね。


E-M1+12-100mmの組み合わせを使い出してから、旅行に行く時にもちょっとした撮影に出歩く時にも必ず持ち歩いています。

それは、機動性と写りのバランスが高い次元で取れているからにほかなりません・・・
(そして、D750の出番がやや減りました。“フルサイズ機でないと写せない写真”はありますので、完全にお役御免にすることはありませんが、昼間の屋外の撮影だけ・・・というのであれば、E-M1+12-100mmでだいたいまかなえるのが実情です・・・)。

中古品につき、どれくらい活躍してくれるのかはわかりませんが、あるものは使わないと損なので、がんばって使い続けようと思います(そして、機材をグレードアップしても、ウデがついてこないという、この現実・・・)。

究極の便利ズーム

去る7月下旬に、前々から“宿願”としていたズームレンズを導入しました。
(先日までズルズルと記録を整理していた)“四国グリーン紀行の旅”から、本格的にデビューさせまして、その後も旅に出るときは持ち出しています。
そして、威力を痛感しているところです。

・・・ということで、そんな機材について整理してみます。




現在、私はメイン機材としてニコンのD750(と、サードパーティー製レンズ群。純正レンズは・・・よう買わん・・・orz)を使用し、サブ機材としてオリンパスのE-M10(MarkII)とE-M1(初代)を併用しています。

特に、サブ機材のオリンパス機は、“5軸手ぶれ補正機能”による圧倒的な手ぶれ補正能力の高さと(それによる)歩留まりの高さに加えて、(フルサイズ機やAPS-C機と比べれば当然なのですが)機材を小型軽量に抑えられることもありまして、重宝しています。


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そんなオリンパス機・・・というか、マイクロフォーサーズ規格は、フルサイズ機には見られない意欲的なレンズが多々あるわけですが、そのなかでも異色中の異色といえるのが、

M. ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

で、ありましょう。

35mm判換算で24-200mmという広範囲をカバーする、いわゆる“便利ズーム”です。


もっとも、“便利ズーム”という括りでいうならば、どんなマウントでもだいたい存在しますし、より倍率の高い--望遠域までカバーする--レンズもありますし、もっとお安く売られているレンズもあります。

それなのに、なぜあえて--中古品とはいえ高い費用をかけて--これを導入したかといえば・・・




小三元スペックの標準レンズと望遠レンズを“1本”にまとめている
“便利ズーム”でありながら、画質に妥協がない


・・・という、特徴によります。

もともと、デジイチに移行した頃から“便利ズーム信者”--レンズを交換するのがめんどくさい。また、レンズの交換にともなってホコリや塵がイメージセンサーに入りこむことも悩ましい--ではありましたが、便利なのはいいのですが、写りについては“お察しください”というのが、便利ズームのお約束です(これは、最初に使ったソニーAマウントの18-135mm、次に使ったニコンの18-140mmいずれのレンズでも実感したことです)。


ところが、作例を見る限り、オリンパス12-100mmは、


写りが“便利ズーム”のそれではない!
(写りについては、紛うことなき小三元相当)


・・・ということで、マイクロフォーサーズ機を導入して以来、ずっと存在を気にしていました。
ここまで(例によって無駄に長い)前置き。




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・・・ということで、7月下旬某日。
(西日本豪雨災害による一部線区の不通にもめげずに)“四国グリーン紀行の旅”の決行を決めた段階で、某中古サイトにて注文しました、12-100mmです(画像左側は、もともと所持しているオリンパス12-40mm F2.8)。

なお、例によって手持ち資金は怪しいので、使用頻度がすっかり下がっていた以下の2本のレンズを下取に出して、購入資金の足しにしています。

・ニコン60mmマイクロレンズ
(写りは悪くないのですが、5軸手ぶれ補正のないFマウントでは、手持ちマクロ撮影なんて無理。通常の単焦点レンズという意味では、手持ちのシグマ50mmF1.4Artの方が性能が上)
・シグマ19mmF2.8Art
(マイクロフォーサーズ用。安価な割に写りは悪くないのですが、オリンパス12-40mmF2.8導入後はほぼドライボックスの留守居役)

もちろん、これらのレンズの下取分だけでは、お高い12-100mmの代金にはなりませんので、いわゆる追い銭をしています。
旅行前でゼニもないのに何をやっているんだか・・・orz。

DSC_6239_R_201809291716251cc.jpg
(テレ端どうしの比較。右が本レンズ、左が12-40mm)
標準域から望遠域までを1本でカバーするうえに、通しF4.0の小三元クオリティというだけあって、伸ばさなくても伸ばしてもマイクロフォーサーズのレンズとしては大きいです。

もっとも、1本で標準小三元+望遠小三元を兼ねると思えば、軽量コンパクトにも思えてきます。
また、フルサイズ機の標準小三元レンズ--私の手元にあるものでいえば、D750のキットレンズでもある24-120mmF4.0--と比べても、十分に小型軽量といえます(望遠小三元は持っていないのでわからない・・・)。




“四国グリーン紀行の旅”において、アスペクト比が4:3となっている画像は、すべてオリンパス12-100mmによるものです
(ちなみに、アスペクト比が3:2の画像については、D750+タムロンA007によります)。

この記事では、それ以外の試写・撮影記録から、何枚かご紹介してみます。

P7245730_R.jpg
これは到着直後の試写。
E-M10 MarkII に装着して、京都御所の北側にある今出川通の歩道を歩きながらのスナップ的な画像です。

こちらワイド側。

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かたやテレ側。
レンズ交換なしに瞬時に画角を切り替えることのできる便利ズームは、構図の自由度という点でもやはり圧倒的です。

また、解像力というか描写力も、さすがの“小三元”クオリティ。
キットズームと比べるのは失礼ですし、標準大三元である12-40mm F2.8と比べても、ほぼ遜色を感じません。

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さらに歩きまして、私にとっての定番試写地にしている鴨川沿いにやってきました。

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再びワイド端。

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そしてテレ端。

自分が移動せずに画角がこれだけ変わるというのは、やはり便利です。
解像力や発色という面でも、不満を感じません。

また、便利ズームとはいうもののテレ端が(35mm判換算)200mmとそこまで欲張っていないこともあってか、テレ端でも手ぶれ補正機能は十分に働いています。

なお、中上位機種ではボディの手ぶれ補正機能と本レンズの手ぶれ補正機能を協調させる“シンクロ手ぶれ補正機能”が使えますが、エントリー機であるE-M10 MarkIIでは、“シンクロ手ぶれ補正機能”が使えません

このようにして“格差”はつけられるのかという、この現実・・・

(まあ、シンクロ手ぶれ補正機能が使えないとしても、E-M10 MarkIIやMarkIIIは、(他社機と比べると、エントリー機どうしの比較では)一線を画する高機能機なのですが・・・)。


もっとも、“シンクロ”こそしませんが、E-M10 MarkIIでも、


ボディの手ぶれ補正機能とレンズの手ぶれ補正機能が“干渉して悪さをしない”ように自動的に調整される



・・・ので、あまり問題にならないのかも、しれません・・・。

P7245794_R.jpg
川沿いを歩いていると、サギがいました。

P7245795_R.jpg
換算200mmでは“鳥撮り”には追いつかないというのが実感ですが、デジタルズームで換算400mm相当にすると、この程度には写ります。
等倍で見るとガタガタなデジタルズームですが、縮小して見る分には、この程度に“見ることはできる”画像になります。




P8046883_R.jpg
“縮小画像ではピンとこない!”・・・というツッコミもあるでしょうから、合焦部分と周辺部分の等倍画像の切り出しも、参考用に掲載してみます。
こちらは、“四国グリーン紀行の旅”にて乗車した「しまんと1号」の、高松駅発車前の画像です。
撮影データは以下の通りです。

カメラ:OM-D E-M10 MarkII
レンズ:オリンパス12-100mm F4.0
焦点距離:57mm(35mm判換算114mm)
絞り:F5.6
ISO感度:200
シャッタースピード:1/20
露出補正:-1.0

central_2000.jpg
等倍切り抜き、合焦ポイント付近
(当然ながら、ヘッドマークに合うように撮影しています)。

outside_2000.jpg
等倍切り抜き、周辺部。

合焦ポイントでの解像度が高いのは当然としても、周辺の端っこでここまで解像するのであれば、“便利ズーム”の域を超えているといえるでしょう。


あと、撮影データを振り返ってみて地味に驚いたのが・・・


シャッタースピード1/20秒の、換算114mmでここまでピタリと止まるオリンパスの手ぶれ補正の恐ろしさ

(上中位機のような“シンクロ手ぶれ補正機能”もないのに・・・)

・・・だったりも、します。




また、このレンズの“万能ぶり”に磨きをかけるのは、最短撮影距離の短さです。

カタログスペック上は、

ワイド端のワーキングディスタンス:1.5cm(“15cm”ではない!)
テレ端のワーキングディスタンス:27cm


・・・という、およそ便利ズームらしくない接写能力。



論より証拠、ヘボい作例ですが・・・

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とんかつ定食の・・・

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輝く(?)衣・・・

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キーホルダーの接写例。

すでに、12-40mm F2.8でも(標準ズームレンズとしては)圧倒的な接写能力を示していたわけですが、なかなかどうして、このレンズも負けていません。

ちなみに、標準/便利ズームの接写能力が高いので、マイクロフォーサーズ用のマクロレンズ・・・結局買わずじまいです。
ガチガチの接写用途--昆虫撮影など?--であればまだしも、動かない物撮り--私の場合は、だいたい模型撮影--であれば、このレンズの接写能力で別に困りませんので・・・。




・・・ということで、“究極の便利ズーム”と勝手に名づけているオリンパス12-100mm F4.0の下手くそなレビューでした。

決してお安いレンズでもありませんし、(マイクロフォーサーズのレンズとしては)大きく重いことは事実です。

他方で、


標準小三元+望遠小三元を“この1本”にまとめた

・・・ことを考えると、大きさ、重さ、価格にも十分に納得がいくのが、不思議なところです。

実際、レンズを何本もバッグに潜ませるくらいならば、


この1本をつけて旅に出ればいい

・・・と思うと、かえって荷物の軽量化に貢献するという説もあります。
そのうえ、写りも妥協なしと来ていますからね・・・。

欲を言うと開放F2.8通しならば・・・というところですが、そんなレンズを便利ズームでつくろうとすると、いったいどんな大きさ・重さになるのやら・・・ということで、そこは実用上の妥協も必要なのかもしれません。

実際、夜間や室内では開放F4.0というところの“暗さ”を実感するところもあるのですが、そこは中上位機種の“シンクロ手ぶれ補正機能”を使うことで補えということなのでしょう。


そう、このレンズを手に入れると、



中上位機種を導入して、シンクロ手ぶれ補正機能を使ってみたくなる!


・・・というわけで、8月某日に(早速!)E-M1(初代)の中古品を導入していたりもします
金銭感覚おかしすぎだろ・・・orz。


E-M1とシンクロ手ぶれ補正機能の威力については、後日改めて整理してみたいと思います

メガネを更新する(山手線メガネ/TYPE・クハ)

以前、“ツイていない”ことが続くときには続くものだ・・・と、ボヤいたことがありました

その一環として、15年ほどにわたって活躍してきた

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メガネの金属フレームが・・・

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“折れた!”

・・・ということがありました。

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最初は接着剤でつけようとしたのですが、どうもこれは“やってはいけないこと”のようで、却下。
溶接された部分が折れた・・・ということで、正道としては「溶接し直す」ということになるのでしょうが、なにせ長年にわたって酷使されてきたので、ごらんのとおりフレームはボロボロ・・・

しかも、レンズの度も--視力の悪化が着々と進行する中で--どうにも“合わなさ”を覚えている・・・ということで、これを機会に更新することにしました
(とはいえ、ああだこうだと支出ばかりかさむタイミングでは・・・“痛い”ことも事実・・・)。




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ちなみに、更新候補については、至極あっさりと決めました
一見すると何の変哲もない金属フレームですが・・・

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あまりにも目立ちすぎるケースが付属することからお察しいただけるように・・・

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近年勢いのあるメガネブランドであるJINSが、JR東日本、総合車両製作所とコラボして販売している

E235系×JINS made in SABAE(TYPE・クハ)


・・・で、ございます。

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・・・ということで、ケースとメガネ本体。

ケースには山手線の主力となっているE235系のモケットと同じ布が貼り付けられ、メガネのフレームはE235系の製造時に発生する端材を利用したもの・・・と来ています。

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無骨で素材感丸出しのステンレスフレーム・・・だが、それがいい

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E235系を連想させるグラデーション。

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フレームの内側には、

クハE235
JR東日本
J-TREC 総合車両製作所 平成29年新津


・・・の刻印がなされていて、思わずニヤリ。
さすがに、このメガネを手に取る人間がどんな人たちであるのかを、“よくわかって”います。

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反対側には、JINSのブランドロゴと、使用されているステンレス材の材質が細かく記載されています。

そして燦然と輝く“MADE IN JAPAN”

なかなかに“所有感”を満たしてくれます。
なお、日本でもメガネの産地として夙に知られた、福井県鯖江市にて製造されているそうです
(細かいことをいうと、総合車両製作所の新津工場から端材が鯖江市に運ばれて・・・なのでしょうが・・・)。

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また、フレームにはシリアルナンバーも刻印されています。
私の手元にやってきたのは、

クハE235-2195

とでも、いうところになりましょうか
(同じメガネを持っている人がほかに2000人・・・多いのか少ないのか・・・。もちろん、シリーズ化されているTYPE・モハと、TYPE・サハを含めると、もっと多くの人が持っているのでしょうが・・・)。

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メガネ拭きも、ごらんのとおり特製品です。
・・・さすがによくわかっていらっしゃる・・・(そして、もったいなくて使えないので、結局店頭でもらってきた「汎用品」を使っているという、この現実)。

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モケットの拡大。
手触りが癖になりそう・・・。

これもまた、もったいなくて使えないのでお蔵入りにして、100均で売られているメガネケースに入れています・・・(苦笑)。

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フレームを展開してみました。
一見すると何の変哲もないメガネですが、このフレームと同じ素材の電車が山手線を走っている・・・と思うと、ロマンを感じることはできないでしょうか・・・(少なくとも私は感じます)。

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・・・ということで、メガネを更新してみました。
新たに度数を測定して調整してもらいましたので、ずいぶん見えやすくなりました
(店頭に配送してもらって、店頭で測定しましたが、測定に10分程度、レンズのはめ込みに30分程度と、ずいぶんシンプルにできあがりました・・・)。

そして、フレームは鉄道車両と同じステンレス・・・ということで、耐久性もあるものと思います。
これでしばらくメガネを更新することもないでしょうから、大切に愛用していきたいものです。
プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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