直Q京都号・なんば線(29年9月)

一時期“雨後のタケノコ”の如く・・・というと言いすぎかもしれませんが、第二京阪道路~阪神高速京都線の開通を機会にして、京都~大阪間という、従来の常識では“考えられない”短距離の高速バスがブームを迎えたことがありました。

・・・とはいえ、ブームもひとしきり過ぎ去ったのか、路線間の“格差”もだいぶ鮮明になってきたようです

開業時には大々的に宣伝された近鉄バスの「八尾・京都特急線」(平成25年9月開業;開業直後の乗車記は「こちら」)は、曜日や時間帯によってはそれなりに乗ってはいたものの、一日を通しての需要を掴むことはできなかったようで、現在では大幅に減便のうえ、土日祝日のみの運行と、大幅に縮小されてしまいました
(久宝寺・八尾から京都に向かう需要に特化したダイヤになったので、今のダイヤでは私にはとても利用できたものではありませんね・・・)。

かたや、布施と京都を結ぶ大阪バス(と、グループの京都観光バス)は、便数をだいたい維持しつつ、こまめな停留所設定で需要を確保しようとしています。
こちらは、2年前の平成27年6月に乗って以来しばらく乗車する機会がなくてアレなのですが(大阪市内に行く用事も、昔より少し減ってきていますし・・・)、便数を維持しているということは、(時間帯により波動はあるとしても)相応の需要を確保できているということなのでしょう・・・。




・・・とはいえ、“京阪間の高速バス”という括りでいうならば、最も成功を収めているのが、開拓者である京阪バス・直Q京都号であることは、疑いの余地のないところでしょう。

何だかんだいっても--なんばの発着という利便性もあって--、年に数回は利用しているのですが、そういえばしばらくこちらで記録を出していなかった、ということで、直近の平成29年9月某日に乗車してきたときの記録を、今更のように整理しておきます。

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(画像は京都駅八条口到着時のもの)

・・・ということで、9月某日。
やってまいりましたのはJRなんば駅の真上に位置する、湊町バスターミナルです
(京阪バスでは「なんば(OCAT)」と案内しています)。

このときは15:25発の便に乗車していますが、発車の20分ほど前にやってきた私の目の前にあるのは・・・





何このスーツケースの山?


同じ乗り場(バスターミナルの4番乗り場)からは、伊丹空港に向かうリムジンバスも出ますのでそちらの利用者かと思いきや、リムジンバスが出ても荷物が動くことはなかったので、間違いなく直Q京都号の利用者のようです・・・。


待つことしばし、発車時刻の5分ほど前になると、ターミナルの一角で待機していたバスがやってきます
(原則として、この路線はなんばで即座に折り返す運用です)。

スーツケースの持ち主である外国人観光客はセルフサービスで荷物をロッカーに積み込みにいき--直Q号のロッカールーム・・・“開かずの扉”ではなかったのですね・・・--、私の前に並んでいた人も後ろに行ったので・・・

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毎度おなじみ“いちばんええせき”でございます。
京阪バスの場合、スクリーンが上がっているか下がっているかは“運ゲーム”ですが、このときは下がっていました・・・

まあ、辛うじて展望できなくは、ありません・・・。

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車内は毎度おなじみの前後12列、横4列補助席ありの“詰め込み上等仕様”ですが、始発から終点まで乗り通しても80分ほどですから、“こんなもの”でしょう。

さて、私は比較的前の方に並んでいまして、並んだときには人気などほとんどなかったのですが、いつの間にやら後ろに列ができていたようで、結局は20人以上が乗り込んできました。
相変わらず盛況です。

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定刻通り、15:25にバスは動き始めました。
ビルの2階にあるターミナルから、一旦地上に降ります。

余談ながら、「河内磐船」の駅名キーホルダーが、乗務員氏の氏名プレートに取り付けられていました。
なるほど、この路線は河内磐船駅を経由するから・・・でしょうか(もっとも、全社的な取り組みというよりは、この乗務員氏の個人的なものとも思われます)。

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しばし地上を走った後で、阪神高速に入ります。
なお、下り便については阪神高速から直接バスターミナルに乗り入れることができるのですが、上り便についてはそうもいきません
(これだけで、簡単に数分程度の所要時間差は出ますね・・・)。

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しばし、阪神高速1号環状線を北上します。
相変わらず交通量が多いですね・・・。

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西船場ジャンクションから、阪神高速13号東大阪線へ。

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大阪城や

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森ノ宮電車区(→吹田総合車両所森ノ宮支所)といった施設を眼下に望みつつ、東へ進みます。

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東大阪ジャンクションからは、ごくわずかに近畿道を走行し・・・

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第二京阪道路へ・・・。
ここまでくると、京阪間の高速バスにとっては、どの路線を利用しても“お約束”の区間となります。

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他方で、京阪バスだけの特徴として、交野南ICで高速道路を降りて、(京阪)交野市駅と(JR)河内磐船駅に立ち寄るということがあります。
ダイヤに余裕があるのか、第二京阪道路の規格の高さに助けられているのか、定刻よりも5分ほど早く、交野市駅に着きました。
そして、なんばからの乗客のほとんどがここで降りていくというのも、毎度の光景です。

そういえば、なんばで見かけたスーツケースを大量に抱えた外国人観光客もここで降りていきましたが--てっきりベタに京都まで乗っているのかと思ったら、違った--、インバウンドの“波”は、ベッドタウンである交野市にまで及んでいるのでしょうか・・・。

7割方の乗客が降りていく一方で、5人ばかり乗り込んできて、車内はかなり落ち着きました。
定刻まで待って、発車。

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しばし一般道を走り、JR河内磐船駅に着きました。
データイムだからか、ここから京都への乗客が5人ほどいたのが、意外といえば意外・・・
(夜の上り便や朝の下り便では、京都~河内磐船駅間の乗客、あまりみないので・・・)。

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ふたたび、第二京阪道路の偉容が見えてきましたが・・・

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高架下をしばらく走りまして・・・

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交野北ICから、第二京阪道路に戻ります。

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第二京阪道路を走ることしばし、バスが減速すると、京田辺PAの一角にある高速京田辺バス停に着きます。
ここで乗務員交代のある便もありますが、このときは交代なし。
乗客もないまま--まあ、ここから乗るのであれば、本数が圧倒的に多い松井山手駅から乗る方が便利ですからね・・・--、定刻まで待って、バスは再び動き始めます。

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器用に方向転換して、京田辺PAの人工地盤の下をくぐりまして、バスは先へ進みます。

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京田辺松井JCTからは、新名神や京奈和道からの車が合流することもあってか、快適な片道3車線区間となります。

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その後、久御山JCTからは車線が狭まった阪神高速8号京都線に進路をとり、上鳥羽出口で高速走行に終わりを告げます。

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途中の停留所での降車はないまま、定刻より少し早めの16:45頃に、終点の京都駅八条口に着きました。

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そのまま松井山手行きに化ける・・・のかと思ったら、いったん乗り場から離れたスペースに退き、回送表示になりました。
なお、側面のラッピングに示されているとおり、なんば線にでも松井山手線にでも、汎用に充当できるようになっています。




・・・ということで、しばらくぶりに記録を整理してみた「直Q京都号・なんば線」でした。

毎度のことですが、京都~なんば間を直通する乗客はわずかです(“ヲタ”か“物好き”だけ? 一応、鉄道でなんば~京都を移動するよりは、この路線の方が安価に設定されているのですが・・・)。

しかしながら、なんば~交野間の需要は一日を通して(いつ乗っても)堅調であり、交野~京都間の需要も、時間帯によってはあるようです。

つまり、(たとえ全体の所要時間では不利になっても)いったん高速を降りて交野市域を経由することによって路線を成り立たせているわけで、京都・交野・大阪のそれぞれで路線を展開する京阪バスならでは・・・といえばそれまでなのですが、やはり“うまい路線設定”という一言に尽きます。

もし、この路線がなんば~京都間を、交野市域を経由せずに直通していたら、とっくの昔に大減便か廃止になっていたでしょうからね・・・。


他方で、この路線、時間帯によってはUSJに直通します。
意外に思われるかもしれませんが、京都~USJ間を直通する公共交通機関は直Q京都号だけです。
正直、なんば、交野市域を無視してUSJと京都を直結する需要がどれくらいあるのだろう・・・と、素人目線では思うところですが、複数のUSJ便が設定されていることをみると、需要があるところにはあるのでしょうね
(“非リア、ぼってぃ非コミュ”にとって、USJは一生行く機会のないところなので、知らんけどな!)。
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京都特急ニュースター号の旅(27年6月某日)

いまさら・・・ですが、今年(平成27年)の6月の去る週末に、京都駅八条口から布施駅まで、大阪バスの「京都特急ニュースター」号に久々に乗車してきましたので、その時の記録です。
なお、この路線は昨年(平成26年)12月のダイヤ改正から、「清水五条」と「祇園四条」への乗り入れを開始していますが、その乗り入れ開始以降では、初乗車となります
(この乗車の直後、今年の7月から一部ダイヤ改正と、グループ会社の「京都観光バス」の参入というトピックもありました・・・。そのうち、京都観光バス担当便にも乗ってみないと・・・ですね・・・)。

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・・・ということで、やってまいりましたのは午前10時前の、京都駅八条口バス停です。
「京都駅八条口」バス停のカオスっぷりも大概だと思われますが(事業者ごとにバス停がばらばらのため・・・)、大阪バスのバス停は、イビススタイルズホテル(旧ホテルビスタ)の前に設置されています(ウィラーの隣ともいう・・・)。
このときには、9:55発の便に乗っています。

できうるならば、始発(?)となる清水五条から乗車するのが筋なのでしょうが、時間と市バスからの接続の関係で、京都駅八条口にやってきました。
「始発」(?)というのは、この路線、京都市内での回送をできるだけ少なくするためか、

布施→京都駅八条口(降車のみ)→清水五条(乗降車)→祇園四条(乗降車)→京都駅八条口(乗車のみ)→布施

という、循環というか変わっているというか、ともかく、そんなルートを取っているためです。

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発車の10分ほど前に、珍しくセレガがやってきました
(これまで何回か乗車した時には、すべてエアロエース・・・)。

上述のように、慢性的に渋滞する京都市内を循環するルートを取るだけあって、京都市内の所要時間には相当に余裕を持たせているようです。
かつてであれば、京都駅八条口が始発でしたので、ここで列の先頭にいれば文句なしに好きなところに座れたのですが、現在では清水五条や祇園四条からの先客がいる可能性も・・・と、車内に入ってみると・・・

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うん、誰もいない・・・

・・・ということで、途中乗車ですが遠慮なく「いちばんええ席」(1-A席)に居座ります
(なお、短距離路線ということもあり、座席は特に指定されていません)。

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セレガになっても、大阪バスの特徴である派手なモケットはそのままです(柄がエアロエースとは微妙に違いますが・・・)。
このどぎつい(?)車内に入ると、「大阪バスに乗ってるわ」という気になるのですから、インパクトとイメージは強烈な模様。

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短距離路線につき、トイレなし補助席あり前後12列の詰め込み仕様です。
まあ、所詮1時間程度(清水五条から布施駅まで乗り通すとダイヤ上は100分となりますが・・・)ですので、必要十分です。

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後方から前方を望む。

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座席にある付帯設備はリクライニングレバーくらい・・・と思いきや、

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コンセントのご案内?

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なんとまあ、短距離便でありながらコンセントを装備していました
これはいいサービス(・・・って、車窓を眺めるしか能のない私は使わないんだけどな・・・orz)。

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「清水五条」・「祇園四条」と「京都駅八条口」からの乗車では運賃が変わることもあってか、八条口からの乗車でも整理券を取るように案内されました(八条口始発時代は、当然のことながら始発からの乗車時に整理券は不要)。




さて、意気込んで待っていた(・・・といっても、発車の10数分前に来ている程度なので、大層なことを言えたものでもありませんが・・・)にもかかわらず全く列はのびなかったのですが、発車時間になっても誰も車内に乗り込んできません。

貸切かよ・・・orz

・・・ということで、私が見る限りの傾向として、

午前の京都→大阪方面
夕方以降の大阪方面→京都


は、事業者を問わずだいたい乗車率が低いのですが、この便は極端な形でその傾向があらわれた模様
(例外は京阪バスの「直Qエクスプレス」号・なんば線ですが、あれは交野市域~なんば間の需要を取り込んでいるから時間帯を問わず混んでいるのであって、京阪間で見ればおおむねこの法則が当てはまるのではないかと・・・)。

逆方向はそれなりに乗っているのでしょうが、事業者としては痛し痒しでしょうね・・・。




ともあれ、9:55、運転士氏と私だけを乗せて、バスは発車します。

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上鳥羽入口から阪神高速京都線に入るのも、毎度おなじみのルートです。

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阪神高速京都線を淡々と走行・・・。

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巨椋池料金所を過ぎると、第二京阪道に進路を取ります。
6車線あると、やはり壮観ですね・・・。

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第二京阪道をしばらく走ると、最後の乗車扱い停留所となる「高速京田辺」です。
何人かバス待ちの利用者はいましたが、別のバスを待っていた模様・・・。

ということで、

貸切確定・・・

乗っている側にとっては愉快の一言で済みますが、事業者からすればたまったものではない・・・のでしょうね。

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片町線をアンダークロスすると・・・

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大阪府に突入です。

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この路線は「高速京田辺」を出ると乗車扱いはありませんので、あとは第二京阪道を淡々と走るだけ・・・。
住宅密集地を突っ切るため、区間により程度差はありますが、防音壁が高くそびえたつのが特徴です。

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門真ICで高速を降りて、あとは一般道を走行です。
なお、京阪間の高速バスとしては、この大阪バスに加えて、京阪バス、近鉄バスが運行していますが(JRバスの名神高速線は特殊なので措いておくとして・・・)大阪方で一般道を走る距離が最も長いのが、この「京都特急ニュースター」号でしょう。

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終点まで乗り通す気満々の私一人しか乗っていないこともあって、東大阪長田駅は華麗に通過。
終点の「東大阪布施駅」到着を告げるアナウンスが流れ始めると、短い高速バスの旅も終わりです・・・。

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運賃表。
短距離便でありながら学割の設定があるのが異色ですが、大学が沸いている京都市内はもちろんのこと、東大阪市内にもいくつか大学があることがあり、通学利用も時間帯によってはバカにならないとか・・・。

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近鉄奈良・大阪線のダブル高架が見えてくると、布施駅はすぐそこです・・・。

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道路事情も良好ということもあり、定刻より少し早い10:50頃に、終点の「東大阪布施駅」バス停(近鉄布施駅の前にあるバスターミナル)に到着しました。
これまでは、ロータリーの中にある待機スペースで降車することが多かったのですが、このときはバス停に横付けされました。
これもダイヤ改正の産物なのでしょうか?

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乗ってきたバス。
えらくナンバーが小さいですが、新しい車なのでしょうか・・・(大阪バスは、全般に新車の導入に熱心ではありますが・・・)。

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前方の乗り場では、11時ちょうど発の京都方面行きとなるエアロエースが乗車扱い中でした。
こちらは貸切・・・ということはなく、数人ほどが乗り込んでいっていたようです・・・。




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・・・ということで、しばらくぶりの「京都特急ニュースター」号の適当な乗車記でした。

「貸切」・・・利用者にとっては魅惑の状況(?)ですが、事業者からすればたまったものではない状況・・・。
京阪間の高速バスとしては、間違いなくこの「京都特急ニュースター」号のグレードが最も高いのですが(まさか、この短距離便にコンセント付きの車を導入するとは・・・)、私が経験した限りでは(サンプルが乏しいという説もありますが)、最も乗車率が低そうであるのもこの「京都特急ニュースター」号です。

まあ、時間帯と方向によっては、京都市内と東大阪市内を結ぶ流動をつかんでいる(だからこそ、ほぼ1時間ごとに運行されるのでしょうが・・・)のではあるのでしょうが、流動から外れた時間帯の乗車率をどうやって上げるのか・・・は、やはり課題なのでしょうね。
その意味では、観光地や商業地と直結する「清水五条」や「祇園四条」への乗り入れという戦略自体は面白いものだと思いますが、これもやはり時間帯と時期次第・・・というところがありそうです・・・。

(おわり)

近鉄バス八尾京都特急線(27年2月)・簡易記録

先日所用がありまして、今年はじめて大阪方面に出かけておりました。
手土産を必要とするところに出かける関係上、京都駅周辺のお土産物売り場で適当なものを調達して、“バス”で向かうことが多いです。たぶん、相当な少数派であることは間違いないと思います
(そもそも、京阪間の高速バスは、交野(京阪バス)、八尾(近鉄バス)、東大阪(大阪バス)の利用者を主なターゲットにしているのであって、大阪市内に行くのであれば、普通は便利でお安く本数も多い鉄道を使うでしょう・・・)。

さて、当日は9時過ぎに京都駅について、適当な手土産を調達しました。
最初は、9:45の京阪バス(なんば行き)か、9:55の大阪バス(布施行き)のどちらかにしようと思っていたのですが、少し早めに着いたからか、9:30発の八尾京都特急線に辛うじて間に合いましたので、久々に近鉄バスで行くことにしました。
昨年の3月に「JR久宝寺駅前→京都駅前」の便に乗車して以来なので、しばらくぶりです。




さて、乗り場(他社の「京都駅八条口」乗り場と少し離れた、新・都ホテル前)には、すでにバスが横付けされていました。
発車まで5分ほどありましたが、すでに車内には乗客がチラホラ・・・どころか、

何で朝の京都発で10人近くも乗ってるのだ?!
(過去、同じ時間帯に2回乗って、どちらも乗客5人超えたことなかったのに・・・)

ということで、時間帯によっては(=午前中の八尾発、夕方以降の京都発)十分な需要があることは十分知っていましたが、逆方向の需要がこれだけあったのは、“定着”したのか“たまたま”なのか・・・

あと、もう一つ驚かされたのが、しばらく乗らない間に

両替機つき運賃箱が設置され、運賃後払いになっていたこと
(これまでの経験に従い、乗車時に運転士氏に運賃を払おうとしたら、「降りるときにお支払いください」って、言われましたよ・・・)。

もっとも、相変わらず「発車オーライネット」経由の事前予約は機能しているようですので、その場合は降車時に乗車券を運賃箱に投入する(その場合に限り“前払い”のまま)のでしょう。

後ろの方
ともあれ、最前列はおろか、前の方はそれなりに人がいましたので、人のいない最後列(12列目)・・・のひとつ前になる、11列目に居座ることにしました
反対側(D席側)は非常口で視界がよろしくありませんが、A席側の視界は良好です。

補助席
時間帯によっては非常に混むこともあるためか、補助席も装備していますが、正座席が前方から「1番~」と振られているのに対して、補助席は後方から「1番~」と振られていることを、今更ながらに知りました(だから何?)。

KINTETSU
この「八尾京都特急線」も、気がつけば開業3年目を迎えましたが、開業と同時に投入された専用車も、少しずつ年季が入ってきたことを象徴する・・・座席カバー
だいぶ色あせてきましたね・・・。




・・・とか何とかと、自席周りの観察をしていたら、発車時間の9:30になったようで、発車です。
結局私が最後の乗客で、近鉄バスは八尾市内まで途中停留所が存在しないため、この便はだいたい10人(正確に数えてなかった・・・orz)で確定です。

京阪間高速バスのド定番コース、阪神高速8号京都線~第二京阪道路に進路をとります。

巨椋池付近
巨椋池(・・・“池”といっても大昔に干拓されて、今では耕地が広がっていますが・・・)付近を通過中。
外はいい天気、色つきガラスとはいえ、カーテン無しではすこし眩しいくらいでした。

最後列
最後列。
短距離便ですが、座席のリクライニング角度は割と深いです。

なお、この路線は発車オーライネット経由の事前予約もできますが、座席は自由席(座席定員制)のため、だいたいにおいて前から埋まっていき(そりゃ、車内を歩く距離が短くて済むし・・・)、後ろの方は空いていることが多いのですが、

床下から唸るエンジン音が響いてくる

というのも、後方席が避けられがちな理由のひとつかもしれません。

バスヲタはそれはそれで喜んで堪能しているんですけどね・・・
(最前列の展望にも、後方列のサウンドにも、それぞれに魅力はあるものです・・・)


いい天気で、車内はポカポカ・・・。
そして、単調で快適な高速走行。
床下からは唸るディーゼルエンジン・・・。

・・・というわけで、気がつけば(この日は寝不足気味だったこともあり)ウトウト・・・
(京田辺料金所を通過したあたりまでは覚えているのですが・・・)。

気がつけば、バスは第二京阪道路から近畿自動車道に移り、八尾ICを降りて一般道を走っていました。
高速走行中ほとんど寝てたことになるがな・・・orz
(だから、今回は「簡易記録」。走行中の画像ほとんどないし・・・)。

近鉄八尾駅前では、半分ほど降りて車内は閑散としてきました。
引き続き、八尾市内の一般道を、終点のJR久宝寺駅を目指して走ります
(なお、一般道走行中も結局ウトウトしてた・・・どんだけ寝不足やねん!)。

例によって、定刻よりも少し早めに、終点のJR久宝寺駅前に到着です。
到着したバスは、駅前のロータリーを半周して、待機スペースで小休止です
(12時発の京都駅前行きに充当されます)。

それはいいのですが、

置き換えか一時的なものか・・・
(JR久宝寺駅への自由通路上から待機スペースを見下ろしたもの)

奥に停まっているバスが、私の乗ってきたバスで、路線開業時に新製投入された当路線の専用車です。
他方で、手前には貸切色のセレガがいました。
この画像でははっきりと読み取れませんが、サボ受けには八尾京都線の行先表示が入っており、このバスも八尾京都線に入っていました(11時ちょうど発の便になっていました)。

以前は緑ベースの高速色な専用車(路線開業時に導入されたセレガ)だけが充当されていたはずですが、検査等による一時的な充当なのか、それとも正式な置き換えなのか・・・
(正式に置き換えるのならば、行先表示機の設置改造くらいしそうなものですが・・・)。

なお、専用車も貸切車(外から見る限り)も、補助席つきの前後12列、トイレなしですので、車内アコモデーションに違いはなさそうで、その意味では利用者からすればどうでもいいのかも、しれません。

直Q京都号(なんば→京都駅;26年11月)

少し前の記録(昨年11月)ですが、珍しく昼下がりの直Q京都号(なんば線;なんば→京都駅)に乗車してきましたので、その時の記録です。

なお、割と京都と大阪の間を結ぶ高速バスには乗っている方だと思いますが(定期的に乗車する“用務”のない割には・・・)、だいたいにおいては、「午前京都発/夕方以降の大阪発」というパターンで乗車しているため、このように昼下がりに乗車するのは、個人的には割と珍しい・・・という次第です。

なんば
ということで、乗車したのはなんば(湊町BT)を15:25に発車する、京阪バスの「直Q京都」号です。
このときは最初からバス利用にする予定はなかったりもするのですが、ポンバシ~なんば界隈をフラフラしていて、気がついたら発車時刻が近づいてきていましたので、バスで戻ることにしました。

発車10分ほど前に乗り場に着いたのですが、すでに10人ほどが列をなしておりました・・・。
この路線の特徴、「なんば~交野市域(京阪交野市駅・河内磐船駅)」間の流動が大きいということがありまして、車内に乗り込むと、別にバスヲタでも何でもないのに、“前の方から埋まっていく”という特徴があります(降りるときに便利なので・・・)。
このときもそうでした。

・・・ということで、あえて、

前後に人が大していない後ろの方に座る

ことに、しました(なお、当路線は座席定員制=自由席です・・・)。

割とリクライニングします
車内は前後12列、補助席つき/トイレなしの詰め込み上等仕様ですが、始発から終点まで乗り通してもどのみち1時間ちょっとですから、“必要十分な設備”ということに、なるでしょう。
短距離便ながら、地味にリクライニング角度が深かったりもします。

結局、10人ちょっとの乗客を乗せて、定刻に発車です。

フットバスやJRバスに続いて
下り便(なんば行き)は、阪神高速からダイレクトにバスターミナルに入りますが、上り便(京都駅行き)は、一旦一般道に降ります。
同じような時刻に発車した、高松に向かうフットバスと、観音寺に向かうJR四国バスに続いての走行です(JR四国バスとしては少数派のセレガですが、観音寺と高知にしか今のところはいない(らしい)ため、松山人の私としては未だ乗ったことがなかったりもします・・・)。

高速に入るよ
しばし一般道を走り、改めて阪神高速(1号環状線)に入ります。

西船場JCT
少しばかり北上して、西船場JCTより、阪神高速(13号東大阪線)に進路をとります。

森ノ宮
森ノ宮電車区(吹田総合車両所森ノ宮支所)をオーバークロス。
車窓には大阪城を眺めることもできました(・・・が、うまく撮れなかった・・・orz)。

第二京阪道へ
門真JCTからは、第二京阪道を走ります。

透明の防音壁
透明の防音壁。

交野市駅
なんばから35分ほどで、最初の降車停留所となる京阪交野市駅バス停に到着です。
例によって降車は多く、半分ほど降りていきました。
ここまでは、夜の上り便でもよく見受けられる光景なのですが、

同じくらい乗ってきた

のが、意外でした。
・・・きちんと、「交野市域~京都市域」の需要もあるんですね・・・
(夜の上り便に乗っていると、交野市駅や河内磐船駅では「降りる客」ばかりで、乗ってくる状況にあまり遭遇しませんので・・・)。

発車時刻
交野市駅の前はロータリー状になっていますが、発車前のバスが「発車時刻」を表示しているのが、いかにもおけいはんらしいところです。
やや早着していたためか、定刻となる16:03まで待ってから、発車です。
しばし一般道を走り、今度はJR片町線の河内磐船駅前に設置されたバス停を目指します。

交野線をアンダークロス
京阪交野線をアンダークロス。

次停車
河内磐船駅でも降車客がいるのか、降車ボタンが押されました。

河内磐船駅
交野市駅から数分で、河内磐船駅に到着しました。
降車客がいるのはもちろんですが、ここからも2人ばかり乗車してきました。
こうして、「交野市域~京都市域」の需要があることを目の当たりにできるのが、昼間の便の特徴なのかもしれません。
朝の上り便に乗れば、もっと極端なことになるのかもしれませんが、その機会は(京都住まいにとっては)なかなかなさそうですね・・・。

高速京田辺
ふたたび第二京阪道に戻り、京田辺PAに併設された高速京田辺に停車です。
降車客はいましたが、乗車客はいませんでした。
まあ、同じ「直Q京都」号グループの松井山手線に乗車する方が、京田辺市域から京都市内に向かうには便利でしょうからね・・・。

この「直Q京都」号は、京阪バスの京田辺営業所が一手に担当しているそうでして、その関係からか、乗務員交代もここ高速京田辺で行われることが多いです(時間帯によっては行われないこともあります)。このときも、乗務員交代をあわせて行っていました。

田園地帯を行く
かつて沼地から干拓された田園地帯の上を、高架で突っ切っていきます。

高速降りた
巨椋池料金所を境に阪神高速(8号京都線)に進路をとりましたが、上鳥羽出口にてサヨウナラ。
あとは終点まで一般道を走ります。

京都市内に設置された途中停留所では降車がないまま・・・

着いた
16:45頃(きちんと記録してなかった・・・orz)、やや早めに、終点となる京都駅八条口に到着です。
そのまま、松井山手行きとして折り返していくという、“せわしない”というか、“効率的”な運用も、もはやお約束です。

京都特急ニュースター号(2014年7月):補足編

昨日まとめてみた「京都特急ニュースター号(2014年7月)」の乗車記録の補足です。

どこの路線バス会社も、前方に液晶ディスプレイを設置して、さまざまな情報を流す・・・というのは、今となってはお約束に属しているサービスかと思いますが、大阪バスの場合はこのディスプレイが無駄に凝っていますので(←褒め言葉)、いくつか画像をまとめてみました。

行先表示
(画像は再掲)
まずは基本形、路線名と行先表示です。
大阪バスの場合、四カ国語(日英中韓)対応が非常に早く、ディスプレイはおろか自動放送も四カ国語放送となっていますが、それゆえに

情報量が多すぎて詰め込み状態になっている

・・・きらいも、なきにしもあらずです。

運賃表
続いてこれも基本形、運賃表です。
消費税5%時代は「京都市内←→東大阪市内:900円」だったのですが、増税分が転嫁されて「930円」となっています。
異色なのが、短距離路線としては珍しく“学割”設定があることでしょう(中長距離路線では割とあるのですが・・・)。
大学都市京都は言うに及ばず、東大阪も実はちょこちょこと大学のある街でして、学生の利用も時間帯と方向によっては定着してきているようです。

ニュースター号のご案内
大阪バスでは、東大阪を拠点として、各地に高速バス「ニュースター」号を走らせていますので、自社路線のご案内。

東京
主力となる東京線。
かつては大阪バスの単独運行でしたが、現在では東京方のグループ会社となる東京バスと共同運行となっています。

われらが京都
(露出アンダーですが・・・)
われらが京都線。
便数は一番多いです。

他に、京都市内は経由しませんが(「高速京田辺」は経由)、名古屋線もあります
(これ以上の露出アンダーにつき、画像は出しません・・・orz)。

どうでもいいことですが、気がつけば名阪間の高速バスも

老舗:JRバス・名鉄バス・名阪近鉄バス連合の「名神ハイウェイバス」
新興:大阪バス「名古屋特急ニュースター」号/ウィラーエクスプレス/JAMJAMライナー

・・・と、とんでもない戦国状態になっていたりもします・・・(苦笑)
(とりわけ、今月末に敢行される予定のウィラーの思い切った大増便と、それに引きずられた他事業者の積極的な施策が印象的です・・・って、京都人にとっては大して影響ないんですけどね・・・)。

リムジンバス
他社との共同運行のため「ニュースター」号は名乗りませんが、布施駅前と関西空港をむすぶリムジンバスにも力が入っています。

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そんななか・・・

高知
去る5月にあえなく“運行休止”となった「高知特急ニュースター」号の案内がもの悲しい・・・
(名目は“休止”で、大阪バスのHP上にも路線の案内自体は残っていますが、まあおそらくこのまま“廃止”でしょうね・・・)。

・・・というか、全く同じような状況で、2月から休止になっている「高松特急ニュースター」号に至っては、

案内さえ流れてこない
(昨年乗車したときにはきちんと案内が流れていたのに、“なかったこと”にされてしまっている)

・・・ことに、一抹の寂しさを禁じ得ませんでした。

ちなみに、ちょうど1年程前に決行した、JR四国名物の“バースデイきっぷ”を利用した小旅行において、行きは宿泊費節減も兼ねて、当時運行開始直後の「高松特急ニュースター」号の夜行便に乗車したのですが、今年行こうとしても“乗車自体が叶わない”・・・という、残念な状況になっていたりもします
(なお、昨年の小旅行に味を占めて、今年も“バースデイきっぷの旅”を企画中ですが、結局高松駅前の某ホテルに前泊することになりそうです・・・(とりあえず予約はしておいた・・・)。「赤い18きっぷ」をうまく使わないといけないのと、ジャンボフェリーの深夜便が遅れるとその後の行程が全部崩れるので・・・)。

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異色なのが、グループ会社の「東京バス」の宣伝が流れてくることです。
現在では「東京特急ニュースター」号の運行にも参画していますが、基本的には貸切事業をメインにしている会社のようです。
ですから、「貸切バス・観光バスのご案内」を流すこと自体には違和感がない・・・と言いたいのですが・・・

バスヲタ向け広告

バスヲタ向け広告
妙にマニアックというか、バスヲタ向けなんですよね・・・(笑)

ノリノリ
社員の皆様がずいぶんノリノリです。

東京バス
最後は黄昏れてるけどな・・・。

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他に、今回は画像としてはありませんが、「連続乗務時間4時間を越える際の乗務員の休憩についてのご案内」も異色ですが、これは他のバス会社でも採用してもらいたい案内です
(国交省の提示する基準によるものだそうですが、事業者や運転士レベルではともかく、一般の乗客にどれだけ知られているか・・・となると大変心許ない状況につき・・・)。

また、大阪バスでは全車が、大阪の誇る(?)シャープが開発したプラズマクラスターイオン発生装置を搭載していまして、そのPR画像も流れてきますが、効果あるんですかね・・・(?)。

・・・何というか、ニュースを流す事業者とはまた違ったベクトルで、見ていて飽きない「ニュースター」号のディスプレイでしたとさ(笑)
(ホント、これで合間にニュースでも流れてきたらどれだけ賑やかなことになるんだろ・・・)。
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キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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