京都水族館探訪記(その①)

先日、京都市は梅小路公園の一角にある「京都鉄道博物館」を、今更のように訪ねてきました
さすがに“日本三大鉄道博物館”の一角を占めるだけあって、充実した展示で、閉館まで約6時間半ほど(食事時間も含む)無駄にウロウロしておりました。

ところで、その梅小路公園には

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“京都水族館”があります。

京都鉄道博物館が西の端であれば、京都水族館が東の端という位置関係になりまして、さしずめ梅小路公園の二大施設・・・といったところでしょうか。
まもなく開館1周年を迎えようとする京都鉄道博物館(平成28年4月開館)に対して、京都水族館は開館から5周年を迎える(平成24年3月開館)ところです。

開館から5年も経って、貴様まだ行ったことがなかったのかよ?
(昨年、須磨海浜水族園には2回も行ったのに・・・(わざわざ行ったというよりは、仕事帰りについでに寄ってきたということはあるにしても・・・))

・・・ということに、私としても今更のように愕然としましたので、京都鉄道博物館に行ってきた翌週に、京都水族館に出かけてきました

そのときの記録です・・・。




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例によって「市バス・京都バス一日乗車券カード」を駆使してやってきましたのは、「七条大宮・京都水族館前」バス停です。
このバス停が、文字通り京都水族館の最寄りとなります。

大宮通に面して水族館の建物が威容を誇っていますが、実は大宮通に“エントランス”は面していません。
梅小路公園を、しばし西へと歩く必要があります
(まあ、数分ですけどね・・・)。

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そんな大宮通から水族館エントランスまでの道のりの間に鎮座しますは、京都市電935号車の保存車です。
「市電ひろば」に四両、公園の西側に一両(2001号)が保存されていることは知っていましたが、こんなところにも保存車がいたとは、恥ずかしながらこのときまで全く知りませんでした・・・。

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もちろん(?)「梅小路公園」行きです。
なお、西側の2001号と同様に、土日祝日のみ、案内所代わりに機能しているようです。
つまり、このとき(平日)は、車内非公開で、外から見ていただけ・・・と。

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更に歩くと、海獣をモティーフとしたモニュメントがありました。
“水族館”への気分が高まる・・・ような気がします。




歩くことしばし、建物の西側に、エントランスがあります。
入りまして入館券売り場・・・は、自動券売機ではなくて窓口での手売りなんですね・・・。

例によって「市バス・京都バス一日乗車券カード」を受付で提示すると(約)1割引となります
(所定入館料が大人一般2050円のところが、200円引き)。

また、京都鉄道博物館との違いとして、「年間パスポート」の設定があることがあります。
これが、入館2回分の金額となりますので、「1年に3回以上訪れるのであれば元が取れる」ことになります。

まあ、私の場合、何度も来ることができるのかどうか(何度も来たいと思うかどうか・・・)、今の段階ではわかりませんので、とりあえずは1回用の入館券を割引価格で購入しました

受付のおねいさんに入館券を渡すと、代わりに入館券をタッチしてくれます(印刷されたQRコードを読み取っている模様)。
ローテクなのかハイテクなのか・・・。




さて、まず目の当たりにするのは・・・

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ジャングルの川・・・ではなく・・・

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オオサンショウウオの“群れ”です。
ガチに“群れ”です。

他の水族館でも、オオサンショウウオが飼育展示されていること自体は珍しくありませんが、

これだけ数が集められているのは、さすがというべきか・・・。
(そして、正直なところ両生類が折り重なっているのは、なんともかんともいいがたい・・・)

なお、こうして水槽の隅っこに折り重なっているのは、

夜行性であるオオサンショウウオは真っ昼間から本気を出すわけではないから(←意訳)


・・・だ、そうです。

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そんなオオサンショウウオ水槽を優雅に泳ぐ川魚。
共存しているのかエサなのか・・・。

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オオサンショウウオの紹介パネル。
“手書き”というところに、“愛”を感じるのは、私だけでしょうか・・・。

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オオサンショウウオといえば、鴨川あたりで増水するとよく“打ち上げられている”(笑)のがニュースのネタになっていますが、鴨川あたりに野生で生息しているのは、純然たる日本種のオオサンショウウオよりは、中国種との交配種が多数を占めているとか。

・・・知識としては知っていても、

日本種
中国種
交雑種


・・・と、ご丁寧に並べて比較できるようになっているのは、さすがですね・・・
(どれを見ても「でかい両生類」としか思えない私の貧困さは、とりあえず措くとして・・・orz)。

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小さな水槽には、日本に生息する両生類が一堂に展示されていました。
なかなかに愛らしい・・・。

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さらに進みますと、中くらい(?)の淡水魚水槽。
小魚からご立派な鯉まで、優雅に泳いでいました・・・。


やはり、京都の川にいる魚たちを集めたものだそうで、

淡水魚/両生類の展示という点では、並の水族館よりも充実している

・・・と、思うことしきり。




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階段を上がると目に入ってくるのは、海獣のコーナーです。
とりあえず親子連れやカップルがきゃいのきゃいのいっているセクションです。

いうまでもありませんが、この私はいついかなるところに出かけるときも、

腐れ中年お一人様が堂々と行く

・・・をモットーとしていますので、周囲の客層から浮いていようがどうだろうが知ったことではありません(笑)。
平日の真っ昼間からナニヤッテンダよ・・・とツッコまれても、サボっているわけではないんだから文句ないだろ?

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高速で泳ぎ回る海獣にとって水槽が狭っ苦しいのは・・・ごく一部の例外を除けば、どこの水族館でも大差ない光景ですね・・・。

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円筒形の水槽でアザラシ先生がお昼寝中。
ちゃんと“目を閉じて”いるんですね・・・(小並感)。




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更に先へ進みますと、ペンギン水槽を下から見上げることができます。

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生え変わりの際に抜けたペンギンの羽根が展示されていました。
とりあえず暖かそうです・・・(そうでなければ、ペンギンなんてやっていけないのでしょうが・・・)。

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そして、青く染まる大水槽を見上げてみる・・・。
大水槽といっても、海に面した本格的な水族館のそれとは比較にならない大きさかもしれませんが(なお、この京都水族館は、海に面していない内陸型の水族館としては日本最大で、海水については人工海水で全面的に賄っているとか・・・)、幻想的な雰囲気に変わりはありません・・・

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3階の通路からも、大水槽を一望することができます。




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さて、2階から3階にかけては、ペンギン水槽を一周するかたちで通路が設置されています。
壁はもちろんありますが、透明のものとなっていますので、ペンギンたちが何をやっているのかは割とよく見えました。

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まばたきしているペンギン。

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数は結構います・・・。

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あら、りりしい。

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透明の壁に面してちょこちょこ歩いているペンギンもおりまして、お子様大歓喜、カップル黄色い歓声・・・腐れ中年無駄にシャッター切りまくり・・・と、なっておりました(笑)。

まあ、トテトテ歩いているペンギンに愛らしさを感じる心境は、わからないでもありません
(他方で、今くらいの時期ならばまだしも、京都の真夏を過ごすペンギンって何なんだろう・・・とも、思わないでもありませんが・・・)。




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ペンギン水槽から先に進みますと、3階に入ります。
今度は京都の海に生息する生物を集めた、比較的小さな水槽が集められています。

なお、訪問日は平日の昼下がりだったのですが、

何だかんだいっても人大杉

(京都鉄道博物館ほどではないにしても、一つ一つの水槽をじっくりと眺めることは難しいレベル・・・)

・・・で、水族館人気恐るべし・・・。

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ミズダコ先生。
とりあえず巨大でした・・・。巨大であるがゆえにあまり美味くないそうです・・・(笑)。




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更に先へ進むと、京都・・・はどこかへ行って(?)、南国の海に誘われます。

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南国の潮だまりを再現した・・・というところでしょうか。
“潮だまり”にはロマンがいっぱいあります・・・(カニ捕まえたり、魚を追いかけ回したりしていた、はるか昔の頃・・・)。

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クラゲいろいろ。
派手さはありませんが“幻想的”であるのも確か。
思わず見とれる人が続出するのもわからないでもありませんが、撮影者にとってはダダ暗いのでいろいろと難しい被写体だったりもします。
動きがゆったりしていることが、まだ救いといえば救いなのですが・・・
(あとは、高感度に強いフルサイズ機だからこそ、これくらいの仕上がり(ノイズを頑張って抑える的な意味で・・・)にできるという面も、あるのかもしれません・・・スマホカメラあたりでは、残念な結果にしかならなさそう・・・)。

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伊勢エビの楽園。
数が多いのは壮観ですが、多すぎるとそれはそれで・・・。

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こちら、カニの楽園・・・。

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反対方向を向いている奴も混じっています。
どうでもいいですが、カニってグロいというかエイリアンの如しというか・・・案外物騒な姿形をしてるんですね・・・(小並感)。




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ひととおりの展示室を抜けると、多目的スペースを兼ねた「交流プラザ」にたどり着きます。
小さな水槽がいくつか並べられていますので、じっくり眺めてみるのもよいものです
(メインの展示からは外れているためか、このあたりの水槽をじっくりと眺めている訪問者は少数派・・・おかげでじっくり眺めることができるともいうのですが・・・)。

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チンアナゴ先生・・・すごく・・・たくさんです(笑)。

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熱帯魚。

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妙に鮮やかなエビが、印象に残りました・・・。

(「その②」につづく・・・)
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京都鉄道博物館探訪記(番外編)

「京都鉄道博物館探訪記(その⑩)」のつづきです・・・

先日、京都鉄道博物館に、今更のように出かけてきました。
その気になれば市バス乗り継ぎでウン10分で行くことができるというのに、今まで行かなかったのは、

手近だからかえって行かないもの

・・・だからか・・・
(いや、平日、かつ閑散期にに丸々休みを取ることができる時期が来るのを待っていただけですけどね・・・。人大杉だし・・・)。

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そんな博物館の扇形機関庫の一角に、こんなものが・・・。
京都鉄道博物館限定のフィギュアコレクション・・・ということで、

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400円投入して、無駄に一つ買ってきました。
“フィギュア”といえば海洋堂ということで、天下の海洋堂製品です。

どうでもいい話ですが、せっかく海洋堂が制作しているのであれば、京都鉄道博物館限定といわず、

海洋堂ホビートレインで売ったら、ウケるのでは?

(まあ、あちらは四国・予土線を走っていますので、“京都”と特につながりがあるわけではありませんが・・・)





ともあれ、ご開帳。

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全部で六種類あるそうですが・・・

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“京都”らしく(?)、保津峡をゆくDD51形を引き当てました。


カプセルフィギュアですから、どうしても大きさや精度といったところに限界はあるわけですが、お値段を考えれば“なかなかよくできたデフォルメ”であるように、個人的には思われます。

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何気に「出雲」号のヘッドマークらしきものも・・・。
なお、極端にパースのつけられている造りですので、斜め横や正面から眺める分にはいいのですが、眺める方向によってはスケール感もへったくれも無い不自然極まりないつくりになっているのは、まあ致し方なし・・・でしょうか。




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また、旧二条駅舎を利用したミュージアムショップでは、“ベタ”といえば“ベタ”ですが、京都鉄道博物館一押し(?)の「トワイライトエクスプレスグッズ」のなかから、キーホルダーを買ってきました。

いろいろと面白そうなものは売られていたところですが、なにせゆったりと眺めることもできなければ品定めもへったくれもないのが、人気施設の性・・・というところでしょうか。

・・・とりあえず、自室の鍵にひっつけて運用する予定です
(スーツ着用時に堂々“鉄道タイピン”をひけらかすクソヲタにつき、タイピンを・・・とも思ったのですが、3000円オーバーとお値段が本格的だったので、断念した・・・orz。そう考えると、おけいはんが鉄道タイピンを1500円前後で出しているのは、実に良心的なような気がしてきました・・・)。

(探訪記終わり)

京都鉄道博物館探訪記(その⑩)

「その⑨」のつづきです・・・

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C62形が扇形機関庫に収まる頃には、雨もあがってすっかり青空が戻ってきていました・・・。
京都鉄道博物館探訪の最後は、この扇形機関庫とその周辺を眺めることにします。

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京都鉄道博物館の閉館時間は17時半ですが、閉館まで1時間を切りました。
「SLスチーム」号から降りた人々も三々五々帰路についたのか、本館に行ったのか、扇形機関庫の周りはだいぶ人が少なくなりました・・・。
まあ、閑散期の平日だからこそこれくらいで済んでいるのであって、休日や繁忙期であれば人大杉となるのでしょうが・・・。

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扇形機関庫には、梅小路蒸気機関車館時代からの保存機がそのまま展示されています。
夕陽を浴びた漆黒の車体・・・。かつてと変わらない“存在感”をかもし出しています。

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国鉄最大の貨物用蒸機、D52形の468号機。
このD52形のボイラーを、大東亜戦争の終結後に旅客用蒸機に転用されたことで生み出されたのが、ご存じC62形です。

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梅小路の“C62形3兄弟”の長兄(?)こと、C62形のトップナンバー機。
国鉄最大(旅客用/貨物用)の蒸機が並んでいるのは、壮観の一言・・・。

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そのC62形トップナンバー機の西隣にいるのが、D51形のトップナンバー機です。
半流線形、俗に言う“ナメクジ形”としても知られています。

そういえば、交通科学博物館にも、同じナメクジ形のD51形(2号機)がいましたが、あちらは閉館後に津山に移送され、今では「津山学びの鉄道館」で公開されています。

余談ついでに言えば、現存する日本の扇形機関庫のうち

最大:梅小路
二番目:津山


・・・だそうです。もっとも、今となっては全国にどれだけの扇形機関庫が残っているのかからして、疑問ではあるのですが・・・。

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他に、C53形やC51形といった代表的な旅客機、D50形や9600形といった代表的な貨物機も収蔵されています。

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なお、静態保存機が東側、動体保存機が西側にまとめられています。
このC56形160号機は、整備中なのか炭水車が切り離されておりました・・・。

あと、いかにも“冬場”らしいのが、

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C57形トップナンバー機が梅小路にいる
(ナンバープレートは隠されていますが・・・)

・・・という光景ですね(「SLやまぐち」号の運転期間中は、基本的には小郡に常駐しているため)。

それにしても、さすがに保存蒸機の天国・・・、

国鉄蒸機の実物カタログ

・・・状態ですね・・・(これは、梅小路蒸気機関車館からしてそのようなコンセプトで開館したという事情にもよるのでしょうが・・・)。




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そして、これだけの展示を秘かに支える“縁の下の力持ち”ともいうべきが、扇形機関庫の中央に鎮座するターンテーブル。
どの車庫にもつながっているがゆえに、メカメカしいというか、“線路の数の多さ”に、いい歳してテンションが上がったりもする・・・(苦笑)。

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夕陽に照らされているのも、また雰囲気を出してくれるものです・・・。

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ターンテーブルの先には、先程入庫したばかりのC62形2号機。
どうでもいいですが、こんな“ローアングル”撮影をするときは、チルト液晶やバリアングル液晶に限ります
(ニコン機のライブビューモード・・・中級機でもクソ遅いけどな!)。

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扇形機関庫西側から東側をのぞむ・・・。

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ちなみに、このときは動態保存機の一員であるC61形2号機が、機関庫の外で一休みしていました。
2C2形(いわゆる“ハドソン”スタイル)という点ではC62形と共通ですが、一回り小さい“妹分”というところでしょうか
(D51形のボイラーを転用した・・・というのも、まあ今更の豆知識・・・)。

ともあれ、国鉄蒸機の掉尾を飾る“洗練されたスタイル”であることに、違いはありません・・・
(C57形の方が・・・という向きもあるでしょうが、個人的には“ハドソン”かいな・・・。ファミコン世代ドンピシャだから・・・というわけでもありませんが・・・(笑))。




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そうして、蒸気機関車に注目する人の方が圧倒的多数であるなかで、

限られた世代にとって“ドンピシャ”なのが、こちら50系客車

梅小路蒸気機関車館時代から休憩室として設置されておりましたが、リニューアルを経ても“生きのこり”ました(?)。

なお、何がどう“ドンピシャ”かといいますと、国鉄末期~JR初期にはこの50系客車が全国至るところで活躍しており(もちろん、私の出身である四国でも例外ではありません)、実際に乗ってみたこともあるがゆえに、それなりに思い入れがあるという次第
(これが、もう少し上の世代になると、「旧型客車を駆逐した憎き敵」と、なるんでしょうけれどもね・・・)。

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リニューアルに際して再塗装されたのか、外観はきれいになっていました。
“客車休憩所”のサボも、梅小路時代のままですね・・・。

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JRマーク。

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では、階段を上がって車内に入りますよ・・・。
ローカル線でよく使われただけあって、ステップがまた泣けてきます・・・。

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これこれ!

現役時代そのままに、ボックスシートとロングシートが組み合わされた車内です。
かつては4ケタの両数を誇った50系客車の一族でしたが、JR発足を経た短編成化・フリークエンシー向上の流れにとり残されてしまい、平成の初期には急速に廃車が進んでしまいました。

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現在、JR線上で営業運転している50系客車は、おそらく九州の「SL人吉」用客車くらいでしょうが、あれは徹底的にリニューアルを受けて原形をとどめていません。
車内が割と原形をとどめている・・・という意味では、真岡鐵道に移籍した「SLもおか」用客車が該当しそうですが、塗装は激変・・・
ということで、

内装も塗装も現役時代の姿を色濃くとどめる50系客車・・・という意味では、唯一無二の存在


・・・と、いえましょうか
(休憩室としての役割を果たすために、家庭用エアコンが増設されていることは措くとして・・・。なお、50系客車は一部の改造車をのぞけば、非冷房のままに生涯を終えています・・・)。

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ボックスシートに身を委ねると、予讃線をDE10形に牽かれてのんびりと走っていた、30年近く前の姿が脳裏に蘇ってきた・・・ような気がしました
(もちろん、ここにいるオハフ50形68号車はJR西日本で廃車になった車両であって、四国で乗ったはずもないのでしょうが・・・そこは“気分”の問題ということで・・・)。

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デッキ方向をのぞむ。
デッキ周辺はロングシートです。

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この出っ張った空間はトイレです。
もちろん“垂れ流し”です。
「停車中にトイレを使うな(→駅構内が汚物で汚れるから)」という掲示も、今や昔です・・・
(走行中なら沿線を汚染させてもよいのかというと、なんともかんとも・・・)。

当然のことながら、ここ梅小路ではトイレは閉鎖されており、立ち入ることも垂れ流すこともできません(苦笑)。

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デッキの端は車掌室となっています(立ち入ることはできません)。
「乗務員室」の書体が、また泣けてきますね・・・。

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渡り板には、“ツバメ”がいました・・・。
芸が細かいことで・・・。




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扇形機関庫の中にやってきました。
梅小路蒸気機関車館時代以来の、蒸気機関車の運転・整備にかかわる展示品が、実物の背後にひっそりと展示されています。

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C62形トップナンバー機。
庫内から見ると、また印象が違うものですね。

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静態保存機の一部については、キャブに立ち入ることができます
(これは、梅小路蒸気機関車館時代から変わりませんね・・・)。

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各種の弁を巧みに調整して、意のままにカマを操っていた“職人芸”を偲ばせます・・・。

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機関士席の窓から見える光景は、全然別物になってしまいましたが・・・。

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お立ち台(?)に上がって、保存機を見下ろしてみる。
漆黒の車体がこれだけ並んでいるのは、やはり“壮観”の一言です。

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キャブで眺めた各種の弁につながる配管を外から眺めると、このようになっているのですね・・・。




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・・・と、扇形機関この中をウロウロしておりますと、閉館時間を告げるアナウンスが流れてきました。
11時過ぎにやってきて、もう6時間ばかり滞在していたことになります。

“博物館”といえば“ミュージアムショップ”

・・・ということで、旧二条駅の一角に設けられたミュージアムショップに立ち寄って帰ろうとしたのはいいのですが、


とりあえず人大杉
(閑散期の平日でこれなら、繁忙期に入場制限がかかるのもわかるような気がする・・・)

ゆっくりと買い物をしよう・・・というのであれば、繁忙期を外して訪問することはもちろん、閉館間際を避けるということも、必要になりそうです。
なお、ミュージアムショップは退館口の“外”にありますが、入館券を退館時に提示して申告すれば、当日の再入館は可能なシステムなので、一旦退館しても安心です(?)。

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どうにかこうにかショップを抜けて、退館。
ほぼ17時半でしたから、退館までいたということになります。

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帰りは、「梅小路公園・京都鉄道博物館前」バス停から帰ることにしました(どうせ一日乗車券カードだし・・・)。
リアルに“鉄道博物館の前”にありますので、便利なのは便利です。

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平日の場合、日曜祝日ほどの便数はありませんが--場合によっては、七条通まで3分ほど歩いて出て、便数の多い「梅小路公園前」バス停から帰る方が早いかも・・・--京都駅から四条河原町に向かう104系統の最終便であれば、閉館後の発車となるので、閉館してから退館しても間に合います。

その104系統最終便に乗車して、四条河原町へと抜けていったのでありました・・・。




・・・ということで、開館からまもなく1年を迎えようとする「京都鉄道博物館」を、今更のように訪ねてきました。

丸一日いても全く飽きることがない

・・・という、身も蓋もない感想になります。
入館料1200円で丸一日過ごせるなら、まあ安いものです罠
(しかも、市バス・京都バス一日乗車券カードを提示すれば1割引いてもらえます)。

また、交通科学博物館や梅小路蒸気機関車館といった、国鉄~JR西日本が育んできた鉄道博物館の伝統を継承しながら、近年まで活躍した車両も相応に網羅しているがゆえに、資料的な価値も高いものと思われます。

ひとつ難癖をつけるならば、

ディーゼル機関車・気動車の展示内容がやや貧弱か

・・・というところはありますが、“そのあたりの展示を希望する人は津山に行け”・・・ということで、これも役割分担というものなのでしょう・・・。

もうひとつ物足りないところを挙げれば、

車内への立ち入りができない車両が多すぎる

・・・というところもありますが、


“保存”という観点からすれば、立ち入りを認めない方が正解


・・・というのも、理屈としてはわかるのがもどかしいところ・・・。



さらにいうならば、落ち着いた(?)大人(??)としては、ゆっくりじっくりと眺めたいところですが、

お子様御用達施設

・・・としての側面も鉄道博物館にはありますから、それはしかたないか・・・
(マナーを守ってくれるのならばいいのですが、奇声罵声に走りまわり割り込んだり・・・というのは、心の奥底からやめてくれ。大人も同じか・・・)。

それにしても、鉄道全体を網羅するようになったがゆえに、また、何気に立地が日本三大鉄道博物館の中で最もよい(京都駅というターミナルから、歩いてさえ15分かかりません。山陰本線の新駅が開業したら「降りたらすぐ」になるのですから、なおのこと・・・)こともあって、交通科学博物館+梅小路蒸気機関車館の入館者よりもたぶん増えていると思うのですが、

“小さなお友達”から“大きなお友達”まで惹きつけてやまない鉄道は偉大である


・・・という、身も蓋もない感想に落ちつくことになりましたとさ。

「番外編」に無駄につづく・・・

京都鉄道博物館探訪記(その⑨)

「その⑧」のつづきです・・・

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本館の2階から東に向かって、連絡通路が延びています。
この連絡通路をスタスタと進みますと・・・

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梅小路蒸気機関車館時代からの威容を誇る扇形機関庫が眼下に広がります・・・
ただし、扇形機関庫上部の掲示は、“梅小路蒸気機関車”から“梅小路蒸気機関車”に変わっております。
要するに、「京都鉄道博物館」の一部施設という扱いに変わった・・・という次第。

なお、2階からの連絡通路を使わなくとも、地上を移動することで本館から扇形機関庫に移動することもできるにはできます・・・。

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そして、京都鉄道博物館になってから“新設”されたもうひとつの施設が、収蔵する動態保存機を整備するための検修庫(SL第2検修庫)です。
このように連絡通路に面して透明の窓が設置されており、検修中の蒸気機関車をリアルタイムに目の当たりにできるという次第・・・。

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そして、眼下を走るのは、梅小路蒸気機関車館時代からの「SLスチーム号」
梅小路構内の片道500mほどの線路を往復するというスタイルは、今もなお健在です。
この日は、梅小路のヌシ(?)こと、C62形2号機が牽引しておりました。




さて、時に16時過ぎ。
この日の「SLスチーム」号の最終運行が終わりまして、C62形が整備と補給のため、客車から切り離されます。
・・・ということは、

ターンテーブル上で“踊る”(?)C62形を間近に眺めることができる・・・

・・・ということで、ターンテーブルの傍に居座ることにしました
(・・・というよりは、整備・補給の間、SLの移動する線路の周辺は立ち入り禁止となりますので、ここを通って南北方向の移動をすることはできません・・・(本館を介したり、西側の地上を通って南北方向には移動しなさいということの模様・・・))。

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客車から切り離されたC62形が動き始めました。

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眼前を通り抜けて・・・

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ターンテーブルに器用にのりました。

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器用に2回転して、ちょっとしたお立ち台(?)状態・・・。
さすがに国鉄最大の蒸気機関車であるC62形のこと、ターンテーブルぎりぎりの大きさです・・・。

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C62形2号機といえば、なんといってもこの

“ツバメ”のエンブレム

愛称“スワローエンゼル”・・・とは、よく言ったものです。

そういえば、SLスチーム号のヘッドマークにも描かれているマスコット“ウメテツ”もツバメをモチーフにしていましたね・・・。
別にC62形に限ったものではありませんが、かつての国鉄を象徴していたのが“ツバメ”であることを知る世代も・・・だいぶ年寄りになりつつあるという説もあり・・・。

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ターンテーブル上で回転しますと、後進運転で進み・・・

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整備線にて一旦小休止。
カマ替え、給炭・・・と、運転終了後の整備と補給作業が行われます。

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“大人気”ですね・・・。

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かたや、SLスチーム号の乗り場に残された客車。
かつては、平成2(1990)年の「国際花と緑の博覧会」で使用された客車を流用していたものですが、京都鉄道博物館の開館を機に、新製車に置き換えられました。
何気に大型化していたりもします(まあ、訪問者も蒸気機関車館時代とは比較にならないほど増えているでしょうし・・・)。

このときの訪問時には結果的に乗車できずじまいでしたので、また機会を見て乗りにいかないとね・・・。

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カマ替えを終えると、石炭の補給。
構内運転しかしないこともあってそれほど消費もしないのか、“フォークリフトで給炭している”というのが、現代的といえば現代的な光景なのかもしれません・・・。

なお、傘をさしている人が写っていることからもあきらかなように、一時的にとはいえにわか雨にたたられまして、エラい目に遭いました・・・。
雨予報ではなかったので傘を持ち歩いていなかったもので・・・orz。
(こういうときに、屋外展示はキツい罠・・・。あと、いかにデジイチ本体は防塵防滴仕様、レンズが簡易防塵防滴仕様といっても、気は遣います・・・)

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・・・とはいえ、雨は数分であがりまして、

C62形の背後には虹のアーチ

周囲の撮影者はもちろんのこと、職員や警備員の方々も手元のスマホを取り出して撮影していたのが印象に残りました。

まあ、

この“虹のアーチ”を眺めることができたのであれば、にわか雨も悪くないのかね・・・。

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雨があがるのを待っていたわけでもないのでしょうが、整備と補給を終えたC62形が動き始めました。

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再び顔をのぞかせた夕陽に照らされて・・・

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夕陽のスポットライトに照らされたかの如く、ふたたびターンテーブル上で舞い踊ります・・・。

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夕陽を浴びたボイラは、本当に美しい・・・
(そして、美しさを十全に伝えることのできないウデのなさがもどかしい・・・orz)。

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本線走行とは比べるべくもないのでしょうが、煙をたなびかせる姿は、

まさしく“活きた蒸機”ここにあり


・・・です。

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そんなC62形の“本日のお勤め”も、これでおしまい・・・。

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後進して扇形機関庫の中に戻ると、翌日までしばしの休息です。




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西日に照らされて、神々しく見える・・・そのオーラを、上手く伝えることができないことがもどかしい・・・orz。

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構内走行限定とはいえ、やはり静態保存機と動体保存機の間には、“越えられない存在感の差”が、ありますね・・・

「その⑩」につづく・・・

京都鉄道博物館探訪記(その⑧)

「その⑦」のつづきです・・・

さて、鉄道系博物館の“目玉”のひとつといえば・・・

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運転シミュレータ


・・・もちろん、京都鉄道博物館にもございます。
このシミュレータにつきましては、2階の一角にある整理券配布スペース(運転シミュレータ室の一角)に出かけて、入館した際の入館券を提示して抽選券を受け取り、抽選をくぐり抜けた“選ばれし者”(←苦笑)しか、体験することはできません

なお、抽選券を受け取る際に、入館券の裏面にスタンプが押されます。

つまり、

1枚の入館券につき1枚の抽選券しか得られない

・・・という、システムです。

このあたりは、中の「リニア・鉄道館」のシミュレータと同じようなシステムですが、あちらは入館券の一部にある抽選券を切り離して専用の箱に投函するというシステムでしたね・・・。
「リニア・鉄道館」の場合のように、当選するまで何度も出たり入ったり(もちろん、入館券については買い直す必要がある)猛者がいるのかいないのかは、定かではありません・・・。

ちなみに、抽選は1日につき5回の時間帯に分かれておりますが、いつ抽選券を受け取りにいってもかまわないシステムとなっています。
身も蓋もないことをいうならば、午後遅い方が競争率は低いように思われる・・・と言いたいところですが、博物館側もそれを見越しているのか、

午後遅い枠の方が当選者数が少ない

・・・というシステムです
(最初3枠の当選者が各60名に対して、後2枠の当選者は各40名)。




さて、私自身は1階と2階の展示をあらかた見終わった“第4回”の抽選枠(14:30に結果発表)に挑んでみました。

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抽選結果は、2階にある「昔の駅」の一角にあるモニターに表示されます。
このときは、番号から推定するに110人ばかりの希望者に対して、40人の当選ということで、倍率3倍弱というところでした。

平日なのにこんな倍率かよ


・・・というべきか、

平日だからこんなもので済んでいる


・・・というべきか(多分後者)。

・・・なお、普段の行いにもかかわらずというべきか、たまたまというべきか、

めでたく当選しましたので、腐れ中年もお子様に混じってシミュレータに挑みますよ(笑)

モニターに隣接する「昔の駅」の出札窓口にて、当選番号の記された抽選券を差し出しますと・・・

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このように、“整理券”に引き換えられます
(“点呼開始時刻”という表示に無駄にニヤリ・・・)。

なお、運転シミュレータは在来線(223系)と新幹線(N700系)がありますが、利用者がどちらかを希望することは残念ながらできません

また、中の「リニア・鉄道館」では別途料金を必要としますが、京都鉄道博物館では料金不要となっています。




さて、整理券を忍ばせて展示をウロウロすることしばし・・・

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“点呼開始時刻”が近づいたので、運転シミュレータ室にやってまいりました。
“小さなお子様”から“大きなお友達”まで、みなさん真剣です。

整理券と引き換えに説明板を渡されるのですが、

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裏面が“時刻表”になっているのは、さすがというべきか・・・。
他方で、この携帯時刻表を運転台に刺すことができないのは、画竜点睛を欠くというところか・・・
(そんなところにうるさいのは、大きなお友達だけだよ・・・orz)

係員のおねいさんの説明を聞いておりますと、

“アルコールチェック”のコーナー


が、ありました。

つまり、運転士たるもの、酔っぱらった状態で運転などされた日にはたまらないので、点呼の段階でアルコールチェックを受けるという次第です。
もっとも、時間にも測定機器の台数にも制限がありますので、希望者一人だけがアルコールチェックを受けるわけですが、

まあ“小さなお友達”の独壇場だわな・・・
(いい歳したオッサンが「ハイハーイ」などと手を挙げた日には、おねいさんも周りもドン引きだろ・・・orz)。

もっとも、小さなお子様の息では機器が反応せず、親が結局体験しているという、この現実・・・。
そうか、オッサンはオッサンでも、ぼっち非コミュの気色悪い独身者だから悪いのか・・・orz




・・・とまあ、それはいいのですが、そんな“セレモニー”を経て、いよいよ開始時刻です。

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さて、私が指定された5番シミュレータは、在来線シミュレータです。
椅子は汎用品、計器類はモニター表示ですが、マスコン、ブレーキといった部品は実車と同じもの・・・のはずです。

なお、このシミュレータプログラム、運転士の研修用に使われているものと同じ・・・だったはずです。
その意味では“本格派”といえば“本格派”でしょうか・・・。

ちなみに、中の「リニア・鉄道館」の運転シミュレータには三段階の難易度設定機能がありますが、ここの運転シミュレータには難易度設定機能はありません。
かわりに、「自動運転モード(オートモード)」が搭載されています。
“小さなお子様”にも安心の仕様というところでしょうか・・・。

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では、着席。
割と作り込んでいるようで、時刻表立てがないというのは、個人的に物足りないところです
(しょうがないので、パネルの右にこんなふうに置くしかなかった・・・)。

また、実車では状態表示モニターとなっている部分は、操作説明となっていました。
操作説明については各自に説明板が渡されているのですから、ここは状態表示モニターにしようよ・・・

・・・などと、

“大きなお友達”が、脳内で難癖を垂れていてもしかたありません・・・orz。


・・・では、もちろん自力で運転しますので、パネルをタッチして、始発駅へすっ飛んでいくことにします。
なお、説明板裏面に表示されている運転時刻表のダイヤの全区間を運転できるわけではなく(体験時間“10分”では、まあ無理ですね・・・)、運転開始駅、天候、時間帯等がランダムに決定される・・・という仕様です

さて、それでは、エアプレイ・・・ではなく、

“リアル”プレイな腐れシミュレータ運転士、いざ223系の運転に挑戦

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播磨駅~備前駅間を華麗に走行中。
全面的にCGで描かれているというのは--だからこそ、条件をランダムに決定できるのですが--、中の「リニア・鉄道館」の運転シミュレータと同じですね。

さて、

かつて、“電車でGO!”や“Train Simulater”で無駄にウデを鍛え

「リニア・鉄道館」在来線シミュレータ、その日の運転士トップの成績を叩き出した
(まあ、その日に真ん中の難易度で運転をまがりなりにも終えた30ウン人中のデータなので、全体で見ればショボショボなのでしょうが・・・)

私の実力を、見せてやろうではないか!
(誰に?同行者もいないのに・・・)


・・・と、粋がっていたんですよ。




そうしたら、最初の備前駅の停車の段階で、

9mもオーバーランしてもうた・・・(笑えよ!)

・・・ということで、


此奴、手強い・・・
(↑オマエがヘボいだけだよ!)

・・・どうにかこうにか備前駅は出発しましたが、次の安芸駅では、慎重にホームに進入して、1m手前で停車・・・まあ、これなら許容範囲か・・・と思ったら、


“運転打ち切り”の刑に処されました(失笑)
(上手く運転していると、時間の許す限り先へ先へ進むことができるというシステムらしい・・・)



なにが、「私の実力を・・・」だよ・・・。



・・・打ち切りの刑に呆然としておりましたら、係員のおねいさんから

「残り時間が無くなるまででしたら、もう一度運転していただけますよ」

・・・と声をかけていただきましたので、改めてコンティニューいたしまして(コインを入れる必要はない(笑))、今度は最初の停車駅にプラス1mで停車でしたから、まあ許容範囲というところでしょうが、時すでに遅し・・・

コンティニュー後2駅目に向かう途中で、あえなく時間切れとなりましたとさ・・・
(さらにいうならば、実車では“タブー”である“込め直し”をしまくっている段階で、停車位置がまともだろうが定着だろうが“運転士失格”です・・・)。


・・・ということで、“京都鉄道博物館・はじめてのシミュレータ体験”は、惨憺たるありさまに終わりました

さて、“リベンジ”の機会はあるのか・・・
(“返り討ち”に遭いそうというか、“抽選落ち”を食らわされそう・・・orz)。

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ちなみに、こちらは7番と8番のN700系(厳密にいうとJR西日本所属の7000番台車)シミュレータ。
「リニア・鉄道館」のN700系シミュレータは構体からして実物同様の超本格派ですが、こちらは在来線用と大差ない造りとなっていました。




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さて、そんな“アレ”なこともありましたが、2階の端にある“企画展示室”にやってきました。
定期的に展示内容は変わるそうですが、このときは“鉄道ワンダートリックアート展”と題して、トリックアートを体験できる空間になっていました。

画像では十分に伝わらないかもしれないところですが、その場にいると確かに立体的に見えるわけでして、

人間の目って偉大だな・・・
(錯覚って奥深いよな・・・ともいう)

・・・という、小学生並の感想を抱いてきた次第。




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さて、そんなこんなで時刻は15時半を回りました。
11時過ぎの訪問からすでに4時間以上ウロウロしているわけで、いい歳してようやるわというべきか、それだけ見所盛りだくさんというべきか・・・見解は分かれるところですが、少し遅い昼食にすることにしました。
かつて時刻表で使われていた「食堂車マーク」が掲出されているのは“さすがにわかっている”というべきところでしょうか・・・。

では、券売機で食券を購入して、カウンターに食券を出して座席確保に・・・。

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・・・ということで、南の端にある、京都貨物駅(JR貨物)の構内や、東海道本線や東海道新幹線を見下ろすことのできる窓際の席を押さえました
(平日のこの時間となると、「これから食事しよう」という人も、まあそうはいません罠・・・)。

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ちょうど、北陸方面に向かうEF510形牽引の貨物列車が停車中でした。
昨年3月のダイヤ改正で富山のEF81形は遂に定期運用を失ったそうで、これからは“EF510形ばかり”という時代に、日本海縦貫線の貨物列車はなっていくのでしょうね・・・。

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“食堂車”だからというわけではないですが、ハチクマライスを注文してみました。

かつての食堂車全盛期に、乗務員の“まかない”として親しまれていたハチクマライスを再現したものだそうですが、

お値段は本格派
(800円)



・・・というのが、博物館レストランの博物館たる所以か・・・
(他方で、博物館の中で温かい料理が食べられると考えれば、良心的という見方もできますか・・・。まあ、長屋住まいの八っつあんと熊さんに手が届くかどうか・・・は謎ですが・・・)。


なお、(ジャンクフードに舌慣らされた腐れ中年基準なのであまり当てにならないという説もありますが)個人的には“おいしく”いただきました
(目玉焼き、ハンバーグ、ごはんの組み合わせって、“大きなお友達”にとってはドンピシャかも・・・(嗜好が小さなお子様と変わらないという説もあり・・・))。




さて、腹もふくれたというか、燃料補給(?)も終えたということで、階段を上がりまして、3階にやってきました。

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梅小路界隈を一望できる“スカイテラス”です。

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京都貨物駅/梅小路運転区界隈の線路群。

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東寺方向を眺めてみる。

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テラスの一角には、“列車位置情報システム”の表示パネル。
テキトーなダミーデータを表示しているように見せかけて、実はリアルデータが表示されていたりもします
どんな列車がどこにいるのかを一望できますので、撮り鉄や見物に際しては極めて便利ですね
(ただし、表示されるのは在来線列車のみです)。

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そんなことを思っていると、残り少なくなった700系新幹線電車が駆け抜けていきました・・・。
京都駅の発車直後/到着直前につき、新幹線といえど低速走行ですので、撮影は容易かと思われます
(ただ、このときは荷物をケチって望遠レンズを持ち歩いていなかったので、こんな“小さな”画像しかありませんけどね・・・)。




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テラスから館内に戻りました。
建物内の3階部分は、資料室やホール(どちらも、通常は立ち入ることができない模様)がありますが、通路からは1階の展示車両を見下ろすことができます。

通路の中から見ると“ただの窓”と見せかけておいて・・・

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外から見ると、新幹線の車体をイメージした構造になっていたりもします。

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そういえば、トイレのピクトグラムもごらんのありさまでして、


ここは“鉄道博物館”である

・・・ことを、至るところで実感することになったりもします。

「その⑨」につづく・・・
プロフィール

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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