まとめと目次のページ

【平成30年・四国グリーン紀行の旅、目次】
※「まとめ」につきましては、目次の後に続けております。

(第零日)
今年は“グリーン紀行の旅”です
プロローグ①--四国への道--
プロローグ②--四国への道と夜の高松界隈--

(第一日)
しまんと1号(その①)
しまんと1号(その②)
東宿毛駅へ行く
あしずり4号~南風16号
四国まんなか千年ものがたり・しあわせの郷紀行(その①)
四国まんなか千年ものがたり・しあわせの郷紀行(その②)
いしづち24号
うずしお25号
夜の鳴門線

(第二日)
徳島の朝と二日目の“行程組み替え”
2600系・うずしお8号
いしづち7号~普通列車で津島ノ宮へ
津島ノ宮駅訪問記+津嶋神社参拝記
本山駅~普通140M
マリンライナー42号(5100形)
瀬戸大橋アンパンマントロッコ3号(その①)
瀬戸大橋アンパンマントロッコ3号(その②)
夕刻の高松駅と四国最後の113系
しまんと7号~剣山12号

(第三日)
むろと1号
甲浦駅へ
宍喰駅探訪記
剣山7号
南風15号~大歩危駅~南風22号
予讃線代行バス~しおかぜ23号(8600系)

(第四日)
しおかぜ8号~予讃線代行バス
しおかぜ・いしづち10号~丸亀駅~南風5号
ごめん・なはり線 普通5870D
ごめん・なはり線 快速5837D~後免駅~南風20号
剣山10号・リニューアルゆうゆうアンパンマンカー
徳島駅~うずしお26号
いしづち25号~予讃線代行バス
しおかぜ・いしづち27号




【まとめ】

ここ数年は、毎年のように夏(7月中に辛うじて出発)に、“バースデイきっぷの旅”を敢行してきました。

ところが、今年(平成30年)につきましては、7月中にどうしても都合を確保することができず、8月初頭の出発とせざるを得ませんでした。

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7月生まれの私の場合、出発が8月にずれ込むと“バースデイきっぷ”は使えない・・・ということで、今回ははじめて“四国グリーン紀行”を利用した次第です

相変わらず“乗ってばかりいる”行程を組んだため、車内検札のスタンプの羅列になっています・・・。

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(四国グリーン紀行の本券と、発券を受けたグリーン指定券/普通指定券を並べてみる・・・)

・・・とはいえ、“バースデイきっぷ(グリーン車用)”と“四国グリーン紀行”のあいだに、効力の差はほとんどありません。

違いとしては、以下の三点だけになるかと思われます。

・有効期間が1日違う(“バースデイきっぷ”は3日間、“四国グリーン紀行”は4日間)
・価格が違う(“バースデイきっぷ(グリーン車用)”よりも、“四国グリーン紀行”の方が、約7,000円高い)
・阿佐海岸鉄道の扱い(“バースデイきっぷ”では追加運賃不要、“四国グリーン紀行”では追加運賃必要)


・・・ということで、グリーン車乗り放題、グリーン指定券・(普通車)指定券の発券枚数にケチ臭い上限も無し・・・という、乗り鉄にとっては夢のようなきっぷであることに、どちらも変わりないというのが結論です
(四国の場合、グリーン車乗り放題きっぷと特急普通車自由席乗り放題きっぷの価格差が小さい--一日あたりの価格に直すと、ときとして逆転現象さえ生じている--という特徴がありますので、なおのこと“グリーン車乗り放題きっぷ”の優位性が際だってきます)。

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こちらは、グリーン指定券の例。
例年の“バースデイきっぷの旅”と同様に、四国外で唯一直接発券を受けることができるワーププラザ梅田に出かけて購入しています
(インターネット経由での通信販売の場合、購入と同時に発券を受け付けてもらえるグリーン指定券/指定券の枚数に上限がかかりますので、なおのことワーププラザ梅田の優位性が際だってきます。なお、この“上限”はインターネット購入時に限った話ですので、四国入りしてから四国内の駅のみどりの窓口で発券依頼する分には、制限がありません)。

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四国名物といえば“アンパンマン列車”ですが、うずしお/剣山号の“ゆうゆうアンパンマンカー”はごらんのとおりマルス上では別枠で、「剣山○○アンパンマン」と表示されます。

四国内でもワーププラザ梅田でも全く戸惑われることはないでしょうが、事情に通じていない他社のみどりの窓口で購入しようとすると、結構戸惑わせることになるのかも・・・(「剣山○○号」で検索しても、マルス上でアンパンマンシートは引っかからないので・・・)。




他方で、今年独自の事情として、西日本豪雨災害の影響による各線の運休がありました
私が四国を回った8月上旬で言いますと、

・予讃線本山~観音寺間(財田川橋梁)
・予讃線向井原~伊予大洲(伊予若宮信号所)間(いわゆる予讃線海回り)
・予讃線卯之町~宇和島間(特急列車については八幡浜止まり)
・予土線全線


・・・と、けっこうな数の線区が復旧作業のため運休となっていました。

個人的に痛かったのは、やはり財田川橋梁の不通でした。
確かに橋は歪んでいたものの、あれで1ヶ月かかるのか・・・と思っていたら、ほんとうに1ヶ月かかりましたからね・・・
(被災後約1ヶ月を経た8月9日より再開)。

代行バス輸送は充実していましたが、それでも狭いバスに満席になるまで詰め込まれ、しかも普段よりも(多度津~松山間を基準にすれば)1時間余計にかかるわけですから--代行バスを経て乗り継ぐ先の特急列車は、本来の列車よりも1本“後”の列車となるため--、行程を組む際にけっこうな悩みどころとなりました。

他方で、愛媛県南予地方の各線については、今回はそもそも立ち入ることをしませんでした。
“代行バス”というのは、基本的には地元で普段使っている方々のためのものであって、乗り鉄しているヲタが混雑に拍車をかけることは、できる限り避けるべきと判断したところです・・・。

財田川橋梁絡みの代行バスは・・・こればかりは使わないと地元の松山に鉄道で入ることができませんでしたので・・・



(この記事を書いている)9月22日の時点では、すでにJR四国の全線は復旧しています
とりわけ、卯之町~宇和島間の甚大な被害を、たとえ画像だけであるにしても目の当たりにした身としては、よくこの期間で復旧できた・・・という一言に尽きます。

他方で、(極論すれば内子経由で迂回すればどうにかなる、予讃線海回りを除けば)他の主要路線とつながってネットワークを形成している路線が分断されると、鉄道で四国を回るには実に不便であることも、痛感させられました。
特に、予土線の不通は地味に痛かったです。

もっとも、そう思っているのは乗り鉄ヲタだけではないようで、8月10日に予土線が復旧すると、早速宇和島運転区に滞泊していた車両が予土線~土讃線~予讃線経由で続々と回送されたことを聞くにつけ、


非常時の迂回・回送ルートとしての意義は十分にある

(だからこそ、輸送密度的には復旧することさえ疑わしかった予土線を、ここまで迅速に復旧したのでしょうし・・・)

・・・ことを、痛感することしきりでした。

見方を変えると、もし予土線の輸送密度で、予讃線並びに土讃線(厳密には土佐くろしお鉄道線)につながっていなかったとしたら--盲腸線であったら--被災を機会に廃止・・・となっていたのかもしれません(それこそ、北海道のように・・・)。





ともあれ、豪雨災害の影響で、せっかくグリーン指定券を確保していた「伊予灘ものがたり」号はあえなく運休
毎年の恒例としている「しまんトロッコ」号も運休・・・


豪雨災害の発生前に立てた行程のうち、予讃線南部と予土線のかかわる部分については全面的に変更することになりました
その分、今回は四国入りしてからのグリーン指定券/指定券の発券枚数も多めになりましたが、致し方ないところでしょう・・・。

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もっとも、そんな行程変更によって、今まで気にはなっていたものの--余りの営業期間の短さに--降り立つことはできなかった、津島ノ宮駅に降り立つことができました(そして、津嶋神社の本殿にもご参拝)。

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手元にあるのはフリーきっぷなので、“実用上の意味”は全くないのですが、津島ノ宮駅発の乗車券を、臨時窓口で無駄に購入していたりもします。
ごらんのとおり、車掌用端末が持ち込まれて発券作業が行われていましたが、ちょっと味気ないですね・・・。
硬券入場券でも売ってみたら、結構売れるのではないかと、思うことしきり。

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「伊予灘ものがたり」号は運休でしたが、「四国まんなか千年ものがたり」号は平常通り運転されていました
(画像のクリアファイルと携帯ストラップは車内販売での購入品、うちわはサービス品)。

昨年の“バースデイきっぷの旅”に引き続いて、二年連続の乗車となりましたが、行き届いた手作りの“おもてなし”は相変わらずさすがでした。

また来年も・・・乗ることができると・・・いいな。

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また、阿佐海岸鉄道線も毎年乗りには行くのですが、通過してばかりというのが実情です。
今年は行程にゆとりができた--というよりは、「むろと」号の時間がずらされたので阿佐海岸鉄道線に入ると中途半端に間合いができた--こともあって、初めて宍喰駅に降り立ってみました。

伊勢エビ駅長閣下は・・・まあ、水槽の中にエビが飼われているだけなのですが、なかなか“駅”としては見かけない光景だったことは確かです。

また、路線延長も短ければ沿線の過疎化・車社会化もどうしようもなく進展している阿佐海岸鉄道のこと、経営状況は開業した平成4(1992)年以来ずっと厳しいままです。
せめてもの応援・・・というほどのものでもないかもしれませんが、記念硬券乗車券セットを購入してみました。

やはり、乗車券は硬券に限る・・・と思うのは、私だけでしょうか?


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他方で、四国名物といえば“アンパンマン列車”
今回は、「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」号に初めて乗車してみました。

まあ、予想されていたことではありますが、


アウェー感が半端ない(苦笑)


さらに、毎年恒例(?)の“ゆうゆうアンパンマンカー”にも乗車していますが、今年は初めて「記念乗車証」をいただきました
(連れているお子様などいませんが、車掌氏が察してくださいました。ありがとう!)。

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なお、記念スタンプについては、「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」号ではすっかり押し忘れてしまいました。
それを教訓にして、“ゆうゆうアンパンマンカー”ではちゃんと押しましたよ(苦笑)。


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そして、四国鉄道旅行のおともといえばコレ。
四国各線に特化した携帯時刻表・・・。コレ一冊あれば四国内の鉄道旅行は完璧にこなせます。

昨年までの“バースデイきっぷの旅”においては、ワーププラザ梅田で購入するとサービス品としていただくことができたのですが、今年から無くなったのか、あるいはバースデイきっぷ限定なのか・・・今年はもらえませんでしたので、四国入りしてから購入しています。

やはり、コレがあるとないとでは、利便性がだいぶ変わってきますからね・・・。




・・・ということで、延べ4日間--四国入りに使ったジャンボフェリーの旅を含めると、延べ5日間--の拙い旅行記は、これにておしまいです。

四国では“バースデイきっぷ”が圧倒的な効力とコストパフォーマンスを誇りますので、どうしてもその影に隠れがちですが、なかなかどうして、“四国グリーン紀行”も、使い勝手もよければコストパフォーマンスにも十分にすぐれたきっぷでした
(JR他社では、この効力・有効期間でこの値段の設定というのは、まあ考えられないでしょう・・・)。




他方で、今年は西日本豪雨災害という、JR四国の責任によらないところでの被災と運休がつづき、私も影響を受けることになりました
実際に、長期不通になった線区では、代行バスが運転されているといっても不便になってしまったわけで、しかも鉄道の運行経費よりは代行バスの運行経費の方がかかっていそうという、この現実(予土線は・・・微妙ですが・・・)。

つまり、JR四国は

減収+経費増(代行バス経費にしても、復旧費用にしても)


・・・という“国難”に直面したわけです。

私が“四国グリーン紀行の旅”をすることで、どの程度の効果があるのかはわかりませんが、一人一人にできることは小さくても、積み重なると大きな支援になるものです。
ダメージを受けたJR四国にとっては、「乗って応援する」のも、ひとつの支援のかたちになることでしょう。

この拙い旅行記を目にして、


「四国の鉄道旅行っていいんじゃない?」

・・・と思った方がいらっしゃるようでしたら、四国に足を運んでいただけると何よりです
(・・・と、エラそうなことを書いておいて、この三連休に地元に戻る時に私が利用したのは、JR四国“バス”だったという、この現実。いや、そこは鉄道で帰れよ・・・orz(もちろん、JR四国バスはJR四国の連結子会社なので、JR四国バスに乗ることがJR四国の経営に何の影響も与えない・・・わけではありません。たぶん・・・))。

(おしまい)
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しおかぜ・いしづち27号

「いしづち25号~予讃線代行バス」の、つづきです・・・)

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(この日はまだ財田川橋梁が不通だったため)代行バスに揺られて、夜の観音寺駅にやってきました。
やってきたのはいいのですが、夜間で交通量が少なかったこともあってか、代行バスはスムーズに運転されて、次に乗り継ぐ列車まで40分以上の時間が空くこととなりました。

・・・とはいえ、待合室のベンチも(代行バスから降りてきた乗客で)塞がっている・・・というところで、さっさとホームに入ります。



さて、何かと不便ではあった--天災なので致し方ないところはあるのですが・・・--代行輸送期間中でしたが、ひとつだけメリットがあったとすれば、観音寺駅での折り返し時間が長かったことです。

これから乗り継ぐ「しおかぜ27号」(観音寺21:50発)は、観音寺21:10着の「いしづち102号」の折り返しとなります。
つまり・・・


折り返し時間が40分もある=乗り込む時に急かさせることが全くない

・・・という、考え方もできる次第。

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・・・ということで、代行バスが観音寺駅に着いてから5分ほどで、8000系の8連フル編成が到着です。

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乗客が降りていくと、一旦扉を閉めて車内整理(実際には、座席の方向転換と簡単な清掃)となります。
その作業を終えますと、すぐに扉が開きます。

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列車の到着を見てか、待合室にいた乗客も列車の中に移動していきます。

だいたいにおいて“カツカツ”な運用で、始発駅であってさえも乗り込むことができるのは発車の直前であることが多い四国特急にして、

発車の30分以上前から車内に入ることができる


・・・という経験は、こんなときでもなければできないのかもしれません・・・。

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待合室やホームにいた乗客は、冷房の効いた車内へと吸い込まれていきました。
結果、ホームはしばしの静寂・・・。




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さて、私もグリーン車に乗り込むとしますか・・・。
このときは、L6編成の8006号が充当されていました(付属編成については未確認・・・)。

多度津駅まで乗車してきた「いしづち25号」には、S6編成が充当されていましたが、8000系の場合、L編成(基本編成)とS編成(付属編成)は、適当に組み合わされているようです。

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では、グリーン車に入りましょう。

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・・・ということで、相変わらず見かけだけは立派なグリーン車

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堂々としたサイズです。サイズ・・・だけは・・・。

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代行輸送期間中ということで、相変わらず(?)グリーン指定券の発券を受けないまま乗り込みました。
往路(「しおかぜ8号」)の乗車時に「四国グリーン紀行」を提示したらそれ以上ツッコまれませんでしたので、このときも同じ方針で臨みます。

夜なので前面展望もへったくれもないのですが、そこは気分というもの・・・

“いちばんええせき”に、腰掛けます


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ちなみに、最前列(下り列車の1番列、上り列車の6番列)にのみ、登場時以来の重厚なフットレストが残されています。

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他の席のフットレストは、ごらんのとおり“改悪”されています
(足なり手なりでおさえていないと勝手に跳ね上がる(下ろした位置で固定することができない)うえに、モケット面の一面しかない(反転式になっていない))。

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座席のサイズやシートピッチは紛うことなき“グリーン車”なのですが、座席のフレームが普通車のものからの使い回し--アームレストが短く、テーブルが小さい!--、座席のクッションがなっていなくて、長時間座っていると帰って疲れてくるというダメ座席・・・。

これが、15年ほど前のリニューアルにおいて、“大枚をはたいた結果”だというのが、残念感を醸し出すところ・・・
(2000系グリーン車のように、オリジナルの座席を利用して、モケットを張り替えるくらいにしておけば、こんなに残念なことにならなかったのに・・・)。

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後方からのグリーン室全景。
木目調で落ち着いた雰囲気だけはいいんですけどね、雰囲気“だけ”は・・・。

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もっとも、カーペット敷きの8600系と比べると、“安っぽい”という説もあり・・・
(メンテナンスはラクでしょうけれども・・・)。

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リクライニングさせてみました。
背もたれが倒れるだけで、座面は何一つ変化していません。

正直、8600系のグリーン車のレベルが高いだけに、それと同じ路線を走り、同じグリーン料金を徴収する座席としては“残念”の一言しかでてきません
(8600系のチルト機能--リクライニングに応じて座面が沈み込む機能--、リクライニング時の安楽さを醸し出すうえで、きわめて効果的なので、それに慣れてしまうとなおのこと・・・)。

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洗面所にやってきてみました。
洗面所も木目調で統一されていて、落ち着いた雰囲気です。
そして、特製のカーテンがこれまた“いい味”を出しています。

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砥部焼による洗面台・・・ホント、雰囲気はいいんですけどね。

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そして、1号車のデッキには自動販売機。
普段はそれほど意識しないのですが、いざというときには重宝します。

余談ながら、9月某日に山陰方面へ出かけた時に、帰りの「やくも」号で雨量計の規制値越えによる運転打ち切りに遭遇しまして、山間の駅で実に3時間近くも缶詰にされた--実際には、停車から2時間ほどで扉が開放されて駅の自動販売機にありつくことができましたが--ことがあったのですが、「自動販売機でもあれば、だいぶ状況が違うものを・・・」と、ボヤくことしきりでした・・・。

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運転室を望む。
非貫通タイプの全室運転室・・・、運用の効率性と柔軟性を追求してグリーン車も貫通型になってしまった8600系には引き継がれませんでした。

ごらんのとおりの流線形ですので、その気になれば夜でもスクリーンを下ろさずに走ることができるはずですが、運転士氏がやってきて、運転室の背後についてはスクリーンを下ろしていました(助士席側は開放状態)。

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リニューアルにあわせて貼付されたシンボルマーク・・・連日の酷使によるものか、すっかり色あせてしまっています。




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・・・と、車内をウロウロしている余裕があるのも、乗車開始から発車まで30分以上の時間があったから・・・に、尽きます。
いつもこれくらい余裕があると、車内の観察もゆとりがあっていいのですが、限られた車両で多くの本数を運転する四国特急にそれを求めるのも、酷と言えば酷なのかもしれません・・・。

ともあれ、ひととおりの観察を終えて、自席に戻ることにします。

ちなみに、普通車にはいくらか人がいましたが--とはいえ、代行バスの不便のゆえか、たんに時間が遅いためかはともかく、乗客数としては3割に達していなかったかと・・・--、グリーン車は終始貸切でした
(適当に“いちばんええせき”に座っていましたが、車掌氏からは何も言われませんでした)。

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夜なので限界もありましたが、それでも前面展望は“さすが”でした。
アコモデーションという意味では8600系と比べたらバチの当たりそうな8000系グリーン車ですが、前面展望だけは8000系の方が上ですね。
できれば、晴れた日の昼間に展望を堪能したいものですが、さていつになることやら・・・
(“バースデイきっぷの旅”にしてもそうですが、地元の松山ベースで動くことが多いので、どうしても8000系に乗るのは“夜の締め”になりがちという、この現実・・・)。

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かくして、ほぼ定刻(23:32着)通りに、終点の松山駅に着きました。
普段であれば、無人駅での集札だの、交換列車の遅れだので、夜の「しおかぜ・いしづち」号は慢性的に延着しているのですが、このときは延着をわびる放送がなかったので、だいたい定時だったものと思われます(到着時間を記録していなかった・・・)。

もっとも、こうなった背景のひとつは、代行バス輸送にともなう乗客の減少だったわけですから、JR四国としては痛いところ・・・でしょうか。

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乗客を降ろした編成は、松山運転所へと引き上げて、一日の疲れを癒やします。
さすがにこの時間ですので、「カツカツ運用でそのまま折り返し」とは、なりません。

さらに言うならば、接続する乗り継ぎ列車ももうありません・・・。

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ふと目についた跨線橋の銘板。
意外に“新しい”んですね・・・
(もっと昔からあったものだとばかり思っていた・・・)。

とはいえ、

設計:(国鉄)四国総局

・・・というところに、時代を感じさせるところも確かです。

松山駅高架化にともなってやがては使命を終えて解体されるのでしょうが、そのときまで頑張れよ・・・。

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改札で「四国グリーン紀行」を提示して、記念にいただいて帰ります。

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このときは財田川橋梁は復旧間近でしたが、予讃線南部の卯之町~宇和島間は復旧の見通しが立たない状況となっていました
(現在ではすでに復旧しています)。

思えば、西日本豪雨災害は、「四国グリーン紀行の旅」の姿を大きく変えてしまいましたが、こればかりは致し方ありません。


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さて、時刻は日付の変わる直前・・・。
もちろんバスも電車も動いていません
(背後を駆け抜けているグランドリーム仕様車は、「松山エクスプレス大阪17号」が、終点のJR四国バス松山支店に向かっているところ・・・)。

歩いて帰る気力も無いので--そもそも、この日は行きに松山駅まで歩いていますし・・・--、駅前のタクシー乗り場からタクシーで帰ろう・・・としたら、


私の3人前で、タクシープールにいたタクシーが全車捌けてしまった


・・・という、この現実
(松山駅の規模で、タクシープールが空になることって、あるんですね・・・あるいは、深夜だったからか・・・)。

もちろん、待っていればそのうちどこかからタクシーはやってくるのでしょうが、こうなってしまったら駅前の大通りを走っている流しのタクシーをつかまえた方が早そう・・・ということで、流しのタクシーをつかまえて帰ったのでありました・・・

「まとめ」につづきます・・・

いしづち25号~予讃線代行バス

「徳島駅~うずしお26号」の、つづきです・・・)

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2600系による「うずしお26号」に揺られて、高松駅に着きました。
ここからは、フィナーレの地となる“松山”へ向けて、予讃線をひた走ります
(ただし、このときはまだ豪雨災害の影響で、本山~観音寺間が不通だったため、間に代行バスを挟みます・・・)。

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次に乗り継ぎますは、高松19:52発の「いしづち25号」です。
豪雨災害の影響で、多度津止まりとなっていました。

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代行バスを挟む不便からか、単に利用者がいないだけかはわかりませんが、3連のS編成は空いていました。

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どうせなので、Mc車となる6号車の8200形に乗車して、モーター音を堪能しながら行くことにします。
すでに展望席は埋まっていたので、後ろの方に適当に着席。

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(画像は多度津駅での降車時のもの)
S6編成、8206号が充当されていました。

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シンプルな空調動作表示。

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途中、特に何ということもなく・・・って、多度津止まりでも宇多津駅で「しおかぜ25号」との併結作業を行っているのですが・・・

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8連の長大編成となって、多度津駅に着きました。
このときはこの駅止まりです・・・。




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多度津駅の改札を出ると、駅前の代行バス乗り場に向かいます。
この画像では普通列車代行バス(本山~観音寺間)のように見えるかもしれませんが、実際にはこれは多度津~観音寺間の特急列車代行バスです。

すでに先客が席を埋めていて、当然のごとく通路側に放り込まれました。

まあ、次のバスまで待て・・・などと言われなかっただけマシか・・・。


20:30前に動き出しまして、例によりまして、善通寺IC~さぬき豊中ICまで高松道を疾走して・・・

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夜なので交通量も少なかったからでしょうか、35分ほどで観音寺駅前に着きました。
乗客が続々と降りていきます。

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あれ? 続行便???・・・と思ったら、黄色いSHDは、本山駅からやってきた代行バス(普通列車接続)だったようです。


普通列車代行バスの方が“高級”とは、これいかに?


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ともあれ、観音寺駅の駅舎に向かいます。

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公式HPなどでは、多度津~観音寺間の代行バス所要時間を“60分”と案内していましたが、かなり余裕を見込んだ時間のようで、私が延べ3回乗った限りでは、35~40分くらいの範囲に収まっていました。

もちろん、余裕をもたせずに渋滞に直撃された日には見るに堪えないことになるでしょうから、余裕をもたせることも必要なのでしょう・・・。

とはいえ、ごらんの通り観音寺駅に着いたのは21時過ぎ。
接続する・・・「しおかぜ・いしづち27号」の発車時刻まで、まだ45分もあります・・・。どうしよう?


「しおかぜ・いしづち27号」へ、つづく・・・)

徳島駅~うずしお26号

「剣山10号・リニューアルゆうゆうアンパンマンカー」の、つづきです・・・)

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「剣山10号」の“ゆうゆうアンパンマンカー”に揺られて、徳島駅にやって来ました。

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跨線橋から見下ろしてみると、1番乗り場には阿波池田行きの「剣山9号」が停車中でした。
「剣山10号」と入れ替わるかのように、発車していきます。

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次に乗り継ぐ列車まで少し時間が空きましたので、いったん改札の外に出てみます。
夕陽を浴びて、徳島駅の駅ビル--大半が商業施設とホテルクレメント徳島であることはともかくとして・・・--が輝いていました。

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駅前のバスターミナルを振り返ると、徳島バスや徳島市交通局の車両に混じって、またも淡路交通のガーラが・・・。
(平日)1日4往復の洲本~徳島線の最終となる、徳島18:30発の折り返しに備えて、待機しているというところでしょう・・・。




さて、一旦改札の外に出たのは、食料を調達するためでもあったのですが、徳島駅では一昨年を以て駅弁が廃止になったようでして、もうひとつの頼みの綱としていた、駅ビル地下のスーパー(的なところ)も、いつのまにやらリニューアルされたようで、飲食店の立ち並ぶオサレな空間にはなっているのですが、私にとっては場違い極まりない空間・・・。

そうなると、駅周辺で入手できるのはコンビニ弁当かパンが精一杯ということで、改札を出た意味・・・あったのか?

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結局、セブンキヨスクでパンとサンドウィッチを調達して、夕食代わりにすることにしました。


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徳島運転所には、前日にお世話になったキハ185系国鉄復元色編成と、1500形7次車が並んで留置されていました。

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そんななか、改札口直結の2番乗り場には、牟岐からやってきた「むろと6号」が到着です(17:54着)。

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到着したと思ったら、早速作業員が乗り込みまして、ヘッドマークを交換します。

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交換完了。
そのまま折り返して、阿南行きの「ホームエクスプレス阿南1号」に化けるという次第

以前の“バースデイきっぷの旅”で、一度だけ乗車したことのある列車ですが、これに乗ってしまうとその日のうちに松山に戻ることが危なくなるので、あえなくお見送りです・・・。

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夕ラッシュ時になるとキハ40系が続々と到着するのも、徳島駅らしい光景といえるでしょうか
(昼間の普通列車は1000形・1200形・1500形ばかり・・・)。




さて、これから乗り継ぎますは、高松行きの「うずしお26号」です
新鋭2600系充当ということで、(西日本豪雨災害の影響で行程を組み直す以前から)ここで乗車することを予定していました
(指定券も、「四国グリーン紀行」を購入した際にあわせて発券を受けています)。

2600系も--先輩格のN2000系と同様に--なかなかの“カツカツ”運用を誇りまして、「うずしお26号」は、下りの「うずしお23号」(徳島18:23着)が、わずか“7分”の折り返し時間でそのまま折り返すというダイヤです

・・・“ダイヤ”なのですが・・・



「うずしお23号」の到着が遅れているというアナウンスが・・・。

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結局、「うずしお23号」は、3分の遅れをひきずって、18:26に着きました。
乗客が降りて、即座に折り返し整備・・・とはいうものの、さすがに“4分”で折り返しの準備ができるはずもなく・・・。

結局、「うずしお26号」は、5分遅れの18:35に発車しました。

逆にいうと、遅れていて何事も急いだであろうにもかかわらず折り返しに“9分”かかっているということは、本来の設定である“7分”の折り返し時間が、いかに無茶ぶりであるかということの裏返しであるともいえそうです
(そうまでして超・高効率の運用をしなければ回らないほど、四国の特急車両の数には余裕がないということか・・・)。


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さて、時間軸は少し遡ります。
本来の発車時刻となる18:30をすぎて、ようやく扉が開きまして、車内に入ります。
N2000系の場合と同様に、1号車の1-4番席(16席)のみが指定席の設定です。

天井からプレートがつり下がっているのも、N2000系からの伝統を引き継いでいます。

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他方で、2600系の場合、席番表示にランプが仕込まれています。
このランプが緑色に点灯すると“指定席”ということで、実際に指定席となる座席についてはランプが点灯しているのですが・・・


たぶん誰も見ていないという、この現実・・・。

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結局、ほとんどの乗客にとって、

枕カバーの色が違う


ことこそが、指定席と自由席を識別する判断材料であることに、変わりはないものと思われます
(もしあのランプだけで識別せよ・・・となったら、誤乗続出になること間違いないでしょう・・・)。

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さて、徳島駅を出た列車は、遅れを取り戻すかのように猛然と加速していきます。
車体も傾いているのですが、相変わらずエンジン音にかき消されてか、空気バネから空気を抜く際のプシュプシュ音は聞こえてきませんね・・・。

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徳島~池谷間は比較的線形がよいこともあって、2600系もその本領を発揮しているようです。
沈む西日を眺めつつ、先へ進みます。

なお、自由席はほぼ満席でしたが、われらが(?)指定席は、わずか4席が埋まっているだけでした。
もちろん、私の隣も終始空席でした。

「四国グリーン紀行」の権利として、指定券の発券枚数に制限がありませんので、遠慮無く指定席に居座っているわけですが、高徳線の、特に“2連”と短い特急列車において、隣に人が来ない可能性を高める・・・という指定席の使い方も、ありうるといえばありうるのかもしれません・・・。

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大坂峠を越えて香川県に入る頃には、だいぶ外も暗くなってきました・・・。

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結局、遅れを回復しきれないまま、19:40頃に終点の高松駅に着きました。

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早速、愛称表示装置は「回送」に切り替わっています。
隣にいる稀少品の6000系も、「回送」表示・・・ということで、相次いで高松運転所へと引き上げていくのでしょう・・・。

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6000系の方が先に引き上げたようで、2600系の編成をきれいに見渡すことができました。
土讃線では空気バネ車体傾斜式が使い物にならなかった・・・ということで、わずか4両のみの“異端児”に終わりそうな2600系ですが、さて、振子バージョンはどんな姿で登場するのでしょうか・・・。

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「マリンライナー」号の編成を横目に、次に乗り継ぐ列車に向かいます・・・。

「いしづち25号~予讃線代行バス」に、つづきます・・・)

剣山10号・リニューアルゆうゆうアンパンマンカー

「ごめん・なはり線 快速5837D~後免駅~南風20号」の、つづきです・・・)

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「南風20号」で四国山地を駆け抜けて、阿波池田駅に着きました。

次に乗り継ぎますは・・・





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コイツだ!

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(逆サイドは、前日に乗車した「剣山7号」乗車時に徳島駅で撮影)

昨年の秋にリニューアルされて、ただでさえ派手な車両が・・・


真っ黄色+デカデカと描かれたアンパンマン&ばいきんまん


・・・となりました、“ゆうゆうアンパンマンカー”で、ございます。

もともと存在感があるというか、目立つ車両ではありましたが、ベースカラーが青色から黄色に変わったことによって、さらに“インパクト”が増しました

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前日に「剣山7号」に乗車したときには、先頭展望席が自由席でしたので、少し早めに並んで展望席の旅としました
他方で、上りとなる「剣山10号」では、先頭展望席は指定席となります。

それ以前に、前の日に眺めた前面展望を--下り列車と上り列車では、また“見え方”が変わってくることも否定はしませんが--続けて・・・というのも、些か芸のないところです。

・・・というわけで、本日は親子連れに混じって・・・

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腐れ中年おひとりさま、ゆうゆうアンパンマンカーに突撃す
(このときは、ひとりで乗っていたのは私だけで、あとはすべて親子連れ(時折祖父母)でした・・・場違い感が半端ない・・・orz)。

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もっとも、場違いであることを承知でこの車両を指定することには、きちんと理由があります。
この“ゆうゆうアンパンマンカー”・・・車両表記は“キハ186-2”

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(普通車扱いの割には)堂々たる座席、

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シートピッチも広いです。

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フットレストは回転式。

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アームレストにはモケット張り(普通車ではまずあり得ない)・・・。



・・・ということで、普通車指定席扱いとはいうものの、キロハのグリーン室の座席をそのまま利用した“隠れグリーン車”なのです。

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(前日の「剣山7号」にて撮影)
ちなみに、普通室部分は座席がすべて撤去され、プレイルームとなっています。

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プレイルームとデッキの境界。

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もと・グリーン車といえども、キハ185系の特徴である個別空調は抜かりなく装備しています。
酷暑の夏の旅のこと・・・ありがたいです。

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実際に、(同じ横四列とはいうものの)前後を固めるキハ185形の座席とは、一味もふた味も違う掛け心地を提供してくれます。
横幅の狭さを除けば、この座席、国鉄時代のグリーン車の“集大成”だけあって、案外完成度の高い座席なのではないかと、常々思うところです。

周りの親子連れからすれば、“場違い”極まりないのでしょうが、「四国グリーン紀行」の正当な権利として事前に指定券の発券を受けて乗っているのですから、堂々としていればいいだけです
(まあ、周りのおとうさまおかあさま方--この人たちの方が自分よりも若いであろうことに、寄る年波を痛感せずにはいられない・・・orz--からすれば、我が子が喜んでいるのが一番であって、誰が客室にいようと知ったことではないのかも、しれません・・・)。

実際、走行中は多くの親たちがプレイルームの方に行ってしまうので、座席に座っている限りは案外平和なものだったりもします。

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それにしても、“元・グリーン車”--今でも座席そのものはグリーン車のものですが--とはいうものの、ここまで徹底的に改装されてしまうと形無しです・・・。
背面テーブルを出すと、ばいきんまんとドキンちゃんが“こんにちわ”。

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天井には、“ゆうゆうアンパンマンカー”が走行する徳島線と高徳線の主要駅が記載されています。

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日よけも“ごらんのありさま”です・・・。

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床もにぎやかです。

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分別する気などさらさらないゴミ箱が、国鉄くおりちーです。


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そして、忘れてはいけない“やなせたかし氏の直筆サイン”
16年前のサインとはいうものの、保存状態は良好です。




さて、昨年秋のリニューアルにより、外観が激変したことに加えて、車内販売スペースができていました
(画像はありません。あしからず・・・)。

どこにつくるのだろう・・・と思っていたのですが、順当に(?)それまでのベビーカースペースが撤去されて、売店スペースに化けていました(位置的には、やなせたかし氏の直筆サインの反対サイドになります)。

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車端(デッキ上)の乗務員室か多目的室--かつての車掌室--を売店スペースにするかとも思ったのですが、こちらは変わっていませんでした。

とはいえ、スペースにかなり限りがあるため、“瀬戸大橋アンパンマントロッコ”号の売店に比べると、かなり大人しいという印象でした。


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そうこうするうちに発車時間となったようで、16:32に列車は動き始めました。
国鉄時代は割とよく見かけた折戸ですが、JR世代の特急形では採用例がほとんどありませんね・・・。


さて、ふだんは土日祝日に限って運転される“ゆうゆうアンパンマンカー”ですが、夏休み中は平日も含めて毎日のように運転されます。

高松駅から乗車できる「うずしお9号」の“ゆうゆうアンパンマンカー”が年間を通してもっとも混雑率が高いようですが、徳島線の「剣山」号でいうと、昼下がりで時間が早めの「剣山5号~8号」が混んでいることが多いようです。
逆に、“ゆうゆうアンパンマンカー”としては最終となるこの「剣山10号」は、夕方の半端な時間ということもあってか、“ゆうゆうアンパンマンカー”としては比較的空いていることが多いのですが、この日は妙に混んでいました
(JR四国公式の空席情報で“△”表示)。

まあ、そういうこともあるのでしょう。
実際に、車内の座席は7割方“荷物”で埋まっていた--要するに、荷物だけ置いて、プレイルームに親子ともども出かけているだけ--くらいですし。

もっとも、子どもたちの喧噪は仕切越しにプレイルームから聞こえてくるくらいなのですが・・・




“洗脳”しにかかっている、大音量で流れるアンパンマンソング



・・・が、(車内放送をしている時以外は)常時車内に流れているという、この現実・・・。

まあ、この車両は“そういう”車両ですからね・・・。

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そんな“主流”の親子連れとは無関係に、優雅な(?)独り旅の身は、座席に身を委ねて時を過ごします。
天井からはアンパンマンソングが絶え間無く流れてくるけどな!

そうこうしているうちに、車内検札を兼ねて、車掌氏が乗車記念証を配布しにきました。
自席に戻った親たちに、「お連れのお子様は何人でしょうか?」と聞いて回り、子どもの人数分の乗車記念証を配布していくのですが・・・さて、私の場合…

「お連れのお子様は何人でしょうか?」
「・・・いませんよ」






あっ・・・(察し)



・・・と、車掌氏が思われたかどうかは定かではありませんが、ヲタが“おひとりさま”で乗っているのも珍しくないのでしょう。


「よろしければどうぞ」


・・・と、記念乗車証を私にも配布してくれました。ありがとう!
(もちろん、抜かりなく車端のスタンプ台でスタンプを押して帰りましたよ!)




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さて、ところどころでは吉野川を眺めることができる「剣山」号ですが、指定券の発券を受ける際に私が間違って思い込んでいたおかげで、山側の席にアサインされてしまったという、この現実。

吉野川を眺めることのできる区間は短く、吉野川が見えなければ車窓に大差はありませんので、まあいいんですけどね・・・。

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そんな“ゆうゆうアンパンマンカー”の旅も、実は1時間ちょっとでおしまいです。
最後の停車駅となる蔵本駅を出ると、徳島の市街地に入ります。

アンパンマン(の中の人)による車内放送に送られて・・・

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17:44、終点の徳島駅に着きました。
ちなみに、夕ラッシュ時ということもあってホームに余裕がないからか、乗客を降ろすと“すぐに”--冗談抜きで、到着したと思ったら数分で--徳島運転所に引き上げていきます。

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器用に転線して、徳島運転所に入庫。

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ここで、前後を固めていたキハ185形から切り離されます。
やがて、別のキハ185形と連結されて、高徳線最終の上り特急となる「うずしお32号」で、高松へと回送されていく、という次第です。

このような事情により、“ゆうゆうアンパンマンカー”の運転日の「うずしお32号」にはキロハ186-2が連結されているのですが、営業の対象とはなりません。

わざわざ徳島運転所でキハ185形の入れ替えを行っているのは、「うずしお32号」が、(事実上は)徳島を拠点に運用されるキハ185系の(所属区となる)高松運転所への入庫を兼ねているから・・・と思われます。

それにしても、かつては四国で特急車両が配置されていたのは高松運転所だけだったのですが、2000系の登場以降、運用の利便性も踏まえて松山・高知両運転所にも特急車両が配置されるようになりました。
しかし、徳島運転所には頑なに特急車両が配置されませんね・・・。
“どうして”なのかまでは、よくわかりませんが・・・。

「徳島駅~うずしお26号」に、つづく・・・)
プロフィール

キモプアの紙

Author:キモプアの紙
キモメン兼デヴ兼クソヲタ兼フニーターで当然の帰結として“プア”・・・。略して“キモプア”。
その中でも(まあ、ほかに“キモプア”を自称する物好きもいないでしょうが・・・)選ばれし“逆”エリートゆえに“紙”(ペーパー的な意味で・・・orz)。

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